TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025072593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025020415,2023139455
出願日2025-02-12,2015-02-20
発明の名称IL-4R拮抗薬の投与により喘息を処置または予防するための方法
出願人サノフィ・バイオテクノロジー,リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド,REGENERON PHARMACEUTICALS, INC.
代理人個人,個人
主分類A61K 45/08 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】患者の喘息および関連状態を処置または予防する方法を提供する。
【解決手段】インターロイキン-4受容体(IL-4R)拮抗薬、例えばIL-4R抗体、を含む治療用組成物を、それを必要とする対象に投与することを含む、方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
それを必要とする対象の中等度~重度の非管理喘息を処置する方法であって、該対象に:
i)吸入コルチコステロイド(ICS)の1またはそれ以上の維持用量と、
ii)長時間作用性β

アドレナリン刺激薬(LABA)の1またはそれ以上の維持用量と、
iii)インターロイキン-4受容体(IL-4R)拮抗薬約400~約600mgの負荷用量と、
iv)IL-4R拮抗薬約200~約300mgの1またはそれ以上の維持用量と
を含む併用治療を投与することを含み、該ICSおよびLABAは、該IL-4R拮抗薬の投与継続期間中に投与される、前記方法。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
IL-4R拮抗薬は、IL-4Rと特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
IL-4Rと特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片は、配列番号1/2を含む重鎖可変領域(HCVR)/軽鎖可変領域(LCVR)配列対からの重鎖および軽鎖CDR配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
IL-4Rと特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片は、それぞれ配列番号3、4および5を含む3つの重鎖相補性決定領域(HCDR)配列と、それぞれ配列番号6、7および8を含む3つの軽鎖相補性決定(LCDR)配列とを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
IL-4Rと特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片は、配列番号1のアミノ酸配列を含むHCVRと、配列番号2のアミノ酸配列を含むLCVRとを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
抗体はデュピルマブである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
1またはそれ以上の維持用量は、2週間ごとに(q2w)投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
1またはそれ以上の維持用量は、4週間ごとに(q4w)投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
負荷用量は、抗体またはその抗原結合断片600mgを含み、1またはそれ以上の維持用量は、2週間ごとに投与される該抗体またはその抗原結合断片300mgを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
1またはそれ以上の維持用量は、少なくとも24週間投与される、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2014年2月21日に出願した米国特許仮出願第61/943,019号および2014年11月10日に出願した米国特許仮出願第62/077,669号の優先権の利益を主張するものである。前述の出願の内容は、あらゆる目的でそれら全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
配列表
本出願は、その全体が参照によって本明細書に組み入れられるASCII形式で電子的に提出された配列表を含む。2015年2月20日に作成した前記ASCIIコピーは、565201-SA9-134PC_SL.txtという名であり、サイズは4,279バイトである。
【0003】
本発明は、喘息および関連状態の処置および/または予防に関する。より具体的には、本発明は、それを必要とする患者の喘息を処置または予防するためのインターロイキン-4受容体(IL-4R)拮抗薬の投与に関する。
【背景技術】
【0004】
喘息は、気道過敏性、急性および慢性気管支収縮、気道浮腫ならびに粘液栓を特徴とする気道の慢性炎症性疾患である。喘息の炎症成分は、肥満細胞、好酸球、Tリンパ球、好中球および上皮細胞をはじめとする多くの細胞タイプ、ならびにそれらの生物的産物を含むと考えられる。喘息患者は、喘鳴、息切れ、咳および胸部絞扼感の症状を呈することが最も多い。ほとんどの喘息患者に、長期管理薬治療および気管支拡張薬治療レジメンは、適切な長期管理をもたらす。吸入コルチコステロイド(ICS)は、喘息症状を管理する上で「金字塔的存在」と考えられ、吸入β2刺激薬は、現在利用できる最も有効な気管支拡張薬である。ICSと吸入長時間作用性β2刺激薬(LABA)の併用治療がICS単独の高用量より良好な喘息管理をもたらすことは研究によって証明されている。その結果、併用治療は、ICS単独の低用量で管理されない対象に推奨される処置となっている。
【0005】
とはいえ、抗炎症薬と気管支拡張薬の組み合わせでの最大推奨処置にもかかわらず、喘息集団の5%~10%は症候性疾患を有すると推定される。さらに、この重度喘息集団は、入院、救急サービスの使用、および予定外の医師受診により総医療経費の50%までを占める。これらの患者の多くは、多数の細胞および分子メカニズムに起因してICSに対して反応性不良であるので、この重度喘息集団における新たな治療法の必要性は、まだ対処されていない。加えて、骨代謝、副腎機能および子供の成長に対する全身性および吸入コルチコステロイドの長期有害作用から、コルチコステロイド使用量を最小にするように試みられる。喘息患者の大部分は現行の処置剤でかなりよく処置されるが、コルチコステロイド抵抗性重度喘息患者には、該疾患を適切に管理することができる治療的処置の選択肢が殆どない。治療に対する無反応または治療順守の欠如の帰結は、喘息管理喪失、そして最終的には喘息増悪である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、喘息の処置および/または予防のための新規標的治療が当技術分野において必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様によれば、それを必要とする対象の喘息を処置する方法を提供する。
【0008】
別の態様では、それを必要とする対象においてリットルでの1秒量(FEV1)を増加させる方法を提供する。
【0009】
別の態様では、それを必要とする対象の喘息関連増悪事象を低減させる方法を提供する。
【0010】
さらに別の態様では、それを必要とする対象の1つまたはそれ以上の喘息関連パラメーターを向上させる方法を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
2か月前
個人
歯の掃除具
6か月前
個人
歯茎みが品
3か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
塗り薬塗り具
5か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
マッサージ機
3か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
導電香
3か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
健康器具
5か月前
個人
片足歩行支援具
3か月前
個人
発熱器具
6か月前
個人
収納容器
4か月前
個人
クリップ
3か月前
個人
染毛方法
5か月前
個人
ホバーアイロン
1か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
シャンプー
16日前
個人
眼科診療車
4か月前
個人
口内洗浄具
2か月前
個人
避難困難者救出台車
4か月前
株式会社コーセー
化粧料
3か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
5か月前
個人
除菌システム
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
3か月前
株式会社結心
手袋
2か月前
株式会社コーセー
美爪料
3か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
個人
尿バッグカバー
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
個人
腰用サポーター
2か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社MIC
陰茎補助具
4か月前
続きを見る