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公開番号
2025041905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024229793,2024129676
出願日
2024-12-26,2024-01-11
発明の名称
ヒューズユニット
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01H
9/10 20060101AFI20250318BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造コストの低減が可能なヒューズユニットを提供する。
【解決手段】ヒューズユニット10は、相手部材に電気的に接続される第1端子20と、電線70に電気的に接続される第2端子30と、第1端子20の一部と第2端子30の一部を覆う樹脂部40と、チップヒューズ50と、を備え、樹脂部40は、第1端子20と第2端子30との間隔を維持し、第1端子20は、樹脂部40から露出する第1接続部24を備え、第2端子30は、樹脂部40から露出する第2接続部34を備え、チップヒューズ50は、第1接続部24に実装される第1電極51と、第2接続部34に実装される第2電極52と、を備え、第1接続部24と第2接続部34は面一である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相手部材に電気的に接続される第1端子と、
配線部材に直接的にまたは間接的に電気的に接続される第2端子と、
前記第1端子の一部と前記第2端子の一部を覆う樹脂部と、
チップヒューズと、を備え、
前記樹脂部は、前記第1端子と前記第2端子との間隔を維持し、
前記第1端子は、前記樹脂部から露出する第1接続部を備え、
前記第2端子は、前記樹脂部から露出する第2接続部を備え、
前記チップヒューズは、前記第1接続部に実装される第1電極と、前記第2接続部に実装される第2電極と、を備え、
前記第1接続部と前記第2接続部は面一である、ヒューズユニット。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記第1端子と前記第2端子は第1方向に並んで配され、
前記樹脂部は、前記第1端子と前記第2端子との間に配される中間部を有し、
前記第1方向に直交する方向を第2方向とした場合に、前記中間部の前記第2方向における一方側の端面は、基準面とされ、
前記基準面は、前記第1接続部及び前記第2接続部と面一に配されている、請求項1に記載のヒューズユニット。
【請求項3】
前記中間部は、前記基準面から前記第2方向における他方側に凹む溝を有する、請求項2に記載のヒューズユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヒューズユニットに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車等に用いられる高圧の電池パックは、通常、多数の電池セルが積層され、配線モジュールによって直列あるいは並列に電気接続されている。このような配線モジュールとして、従来、特開2019-32928号公報(下記特許文献1)に記載の導体モジュールが知られている。特許文献1に記載の導体モジュールは、配索材と、複数のバスバーと、を備える。配索材は、バスバーと電池モジュール監視ユニットとを電気的に接続する複数の配線と、配線の途中に設けられるヒューズと、を有する。特許文献1では、配索材として、フレキシブルプリント基板(FPC)が例示されている。配索材としてFPCを使用することで、実装によりヒューズを配索材に容易に設けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-32928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような導体モジュールにおいて、電池セルやバスバー等が変更された場合には、配索材を別途設計し、準備する必要がある。よって、配線材の製造コストを低減しにくい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のヒューズユニットは、相手部材に電気的に接続される第1端子と、配線部材に直接的にまたは間接的に電気的に接続される第2端子と、前記第1端子の一部と前記第2端子の一部を覆う樹脂部と、チップヒューズと、を備え、前記樹脂部は、前記第1端子と前記第2端子との間隔を維持し、前記第1端子は、前記樹脂部から露出する第1接続部を備え、前記第2端子は、前記樹脂部から露出する第2接続部を備え、前記チップヒューズは、前記第1接続部に実装される第1電極と、前記第2接続部に実装される第2電極と、を備える、ヒューズユニットである。
【0006】
また、本開示のヒューズユニットの製造方法は、第1端子と第2端子とを形成する端子形成工程と、インサート成形により、前記第1端子の一部と前記第2端子の一部とを覆う樹脂部であって、前記第1端子の外面を第1接続部として露出させるとともに前記第2端子の外面を第2接続部として露出させる樹脂部を形成する樹脂部形成工程と、第1電極と第2電極とを備えるチップヒューズの前記第1電極を前記第1接続部に実装し、前記第2電極を前記第2接続部に実装する実装工程と、を備える、ヒューズユニットの製造方法である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、製造コストの低減が可能なヒューズユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図2は、実施形態1にかかる、電線に接続されたヒューズユニットの平面図である。
図3は、図2のA-A断面図である。
図4は、実施形態1にかかる第1端子及び第2端子の平面図である。
図5は、実施形態1にかかる中間成形体の平面図である。
図6は、実施形態1にかかるヒューズユニットの平面図である。
図7は、実施形態1にかかるヒューズユニットを含む配線モジュールの斜視図である。
図8は、実施形態2にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図9は、実施形態2にかかるヒューズユニットの断面図であって、実施形態1の図3に対応する図である。
図10は、実施形態3にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図11は、実施形態3にかかるヒューズユニットの断面図であって、実施形態1の図3に対応する図である。
図12は、実施形態4にかかるヒューズユニットの断面図であって、実施形態1の図3に対応する図である。
図13は、実施形態5にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図14は、実施形態6にかかるヒューズユニットの平面図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図15は、図14のB-B断面図である。
図16は、実施形態7にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図17は、実施形態7にかかる、電線に接続されたヒューズユニットの平面図である。
図18は、図17のC-C断面図である。
図19は、図17のC-C断面において、第3端子がキャビティに挿入される様子を示す図である。
図20は、図17のC-C断面において、第3端子がキャビティに挿入され、リテーナが仮係止位置にある状態を示す図である。
図21は、実施形態7にかかる、電線に接続されたヒューズユニットの側面図である。
図22は、図21のD-D断面図であり、図22においては、第2端子、第3端子、及び電線は省略している。
図23は、実施形態7にかかる、第3端子を除くヒューズユニットの側面図であって、リテーナが仮係止位置にある状態を示す図である。
図24は、図23のE-E断面図である。
図25は、実施形態7にかかる第1端子、第2端子、及び樹脂部の平面図である。
図26は、図25のF-F断面斜視図である。
図27は、図25のG-G断面図である。
図28は、実施形態7にかかる第1端子及び第2端子の平面図である。
図29は、実施形態1の変形例にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットが電線に接続された状態を示す図である。
図30は、他の実施形態にかかるヒューズユニットの斜視図であって、ヒューズユニットがフレキシブル基板に接続された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
[1]本開示のヒューズユニットは、相手部材に電気的に接続される第1端子と、配線部材に直接的にまたは間接的に電気的に接続される第2端子と、前記第1端子の一部と前記第2端子の一部を覆う樹脂部と、チップヒューズと、を備え、前記樹脂部は、前記第1端子と前記第2端子との間隔を維持し、前記第1端子は、前記樹脂部から露出する第1接続部を備え、前記第2端子は、前記樹脂部から露出する第2接続部を備え、前記チップヒューズは、前記第1接続部に実装される第1電極と、前記第2接続部に実装される第2電極と、を備える。
【0010】
このような構成によると、実装により簡便にチップヒューズをヒューズユニットに含ませることができる。また、相手部材や配線部材が変更された場合でも、ヒューズユニットを再設計しなくてもよい場合があるから、ヒューズユニットの製造コストを低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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