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公開番号
2025040870
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147940
出願日
2023-09-12
発明の名称
パーティクルボード及びパーティクルボードの製造方法
出願人
大建工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B27N
3/02 20060101AFI20250317BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】表面性、曲げ強度、ビス引き抜き強度及び耐水性に優れ、寸法変化の小さいパーティクルボードをコスト及び重量を増大させることなく製造できるようにする。
【解決手段】パーティクルボード10を構成する多数の木質片1,…,1を、多数の木質粉砕片2,…,2と、厚さが0.05~0.35mmの多数の木質切削片3,…,3とを混合したものとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
多数の木質片が集合状態で接着一体化されたパーティクルボードであって、
上記多数の木質片は、多数の木質粉砕片と、厚さが0.05~0.35mmの多数の木質切削片とを混合したものである
ことを特徴とするパーティクルボード。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のパーティクルボードにおいて、
上記木質切削片は、木質素材を切削してなる厚さが0.05~0.35mmの多数の木質薄片を粉砕してなる多数の木質小薄片のうち、分級によって選別された多数の第1木質小薄片を集合状態で接着一体化してなる木質ボードの形成時に、上記木質素材から生成されるものである
ことを特徴とするパーティクルボード。
【請求項3】
請求項2に記載のパーティクルボードにおいて、
上記木質切削片は、上記木質小薄片であって、分級によって上記第1木質小薄片を選別する前のものである
ことを特徴とするパーティクルボード。
【請求項4】
請求項2に記載のパーティクルボードにおいて、
上記木質切削片は、上記木質小薄片のうち、分級によって選別された上記第1木質小薄片以外のものである
ことを特徴とするパーティクルボード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーティクルボードに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ラワン合板等の南洋材合板が広く利用されている。しかし、近年、南洋材合板は、原料の枯渇や環境破壊防止の点で入手自体が難しくなりつつあり、他の木質ボードへの置き換えが図られている。
【0003】
特許文献1には、木材を粉砕した木質粉砕片に接着剤を付着させたものをマット状に堆積させ、熱盤で熱圧締することによって成形されたパーティクルボードを、合板の代替材料として用いることが開示されている。パーティクルボードは、廃材や再生材等を利用でき、また、芯層と表層とで用いる木質粉砕片のサイズを変えることで木材を無駄なく利用できることから、比較的安価に形成できる点で、合板の代替品として優れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/115705号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、曲げ強度を確保するために、比較的大きな木質粉砕片でパーティクルボードを構成すると、表面性(平滑度)が低下する虞がある。逆に、表面性(平滑度)を低下させないために、比較的細かい木質粉砕片でパーティクルボードを構成すると、曲げ強度を確保するために、木質粉砕片の密度を高め且つ多量の接着剤を用いる必要があり、コスト及び重量が増大する虞がある。また、パーティクルボードには、ビス引き抜き強度が低く、ビス施工される耐力下地面材として用いることができず、また、耐水性及び吸湿による寸法安定性に欠けるという問題もあった。
【0006】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、表面性、曲げ強度、ビス引き抜き強度及び耐水性に優れ、寸法変化の小さいパーティクルボードをコスト及び重量を増大させることなく提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明では、単層のパーティクルボードに厚さが極めて薄い多数の木質切削片を含ませることとした。
【0008】
具体的には、第1の発明は、多数の木質片が集合状態で接着一体化されたパーティクルボードを前提とするものである。
【0009】
そして、第1の発明は、上記多数の木質片は、多数の木質粉砕片と、厚さが0.05~0.35mmの多数の木質切削片とを混合したものであることを特徴とするものである。
【0010】
ここで、木質粉砕片とは、木質素材を粉砕することによって形成される粒状の木質片のことをいい、木質切削片とは、木質素材を切削することによって形成される薄片状の木質片のことをいう。
(【0011】以降は省略されています)
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