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公開番号
2025040812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147849
出願日
2023-09-12
発明の名称
空調システム
出願人
ファーストウッド株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/76 20060101AFI20250317BHJP(建築物)
要約
【課題】省エネ性、快適性、室温調整、メンテナンス性など総合的な面から優れた空調システムを提供する。
【解決手段】複数階建ての住宅内部全体の冷暖房を行うことができる空調システムであって、各階あるいは屋根裏又は床下に空調機が設置されるとともに、各部屋にはドアの周囲及び/又は床上又は天井に空調機による空気の給排気口が設けられ、上層階の床上の給排気口は階間空間に連通することで、住宅内部に空気を循環させており、階間空間は、組み立て木製床梁により構成され、組み立て木製床梁は、間隔をあけて一列に配置される複数のウエブ部材と、複数のウエブ部材の上辺側を挟み込んだ状態で複数のウエブ部材を連結固定する一対の板状部材からなる上部フランジ部材と、複数のウエブ部材の下辺側を挟み込んだ状態で複数のウエブ部材を連結固定する一対の板状部材からなる下部フランジ部材からなり、空気は、間隔をあけて一列に配置される複数のウエブ部材の間を通って住宅内部を循環することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数階建ての住宅内部全体の冷暖房を行うことができる空調システムであって、
各階あるいは屋根裏又は床下に空調機が設置されるとともに、各部屋にはドアの周囲及び/又は床上又は天井に前記空調機から供給される空気の給排気口が設けられ、
上層階の前記床上の給排気口は階間空間に連通することで、前記住宅内部に空気を循環させており、
前記階間空間は、組み立て木製床梁により構成され、
前記組み立て木製床梁は、
間隔をあけて一列に配置される複数のウエブ部材と、
前記複数のウエブ部材の上辺側を挟み込んだ状態で前記複数のウエブ部材を連結固定する一対の板状部材からなる上部フランジ部材と、
前記複数のウエブ部材の下辺側を挟み込んだ状態で前記複数のウエブ部材を連結固定する一対の板状部材からなる下部フランジ部材
からなり、
前記空気は、前記間隔をあけて一列に配置される複数のウエブ部材の間を通って住宅内部を循環することを特徴とする空調システム。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記ドアの上部、天井又は床面のいずれかの給排気口には送風ファンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
さらに、外気と室内空気との間で熱交換を行い、該熱交換された外気を前記住宅内部に供給する熱交換型換気装置を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項4】
前記組み立て木製床梁は、複数の単板積層材により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の空調システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数階建ての住宅内部全体の冷暖房を行うことができる空調システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般住宅などの建物内全体に空調機から空気を送って、空調を行う空調システムについては、従来、様々な構造、機能を有するものが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、空気調和機と、空気調和機で空調された空気を複数の居室に搬送するための複数のダクトと、空気調和機で空調された空気を、複数のダクトを介して複数の居室に圧送するための少なくとも一つのファンと、ファンの運転を制御するための制御部を備える全館空調システムが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、建物内部を縦に貫く縦空間と、隙間、開口、またはダクトによって通じている室の空調を行なう方法であって、還気ファンによって室の還気の一部を、外気導入口から導入した外気と混合し、熱交換器によって熱交換して温度調整した後に、空調空気として室に供給し、還気の残りの一部は排気口から排気する空調方法が記載されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されているような、複数のダクトを用いて各部屋まで空気を運ぶ方式では、ダクトの施工性に課題があり、コストも高い。また、室温と吹き出し温度の差が大きくなるため省エネ性が低いという課題があった。
【0006】
また、特許文献2に記載されているような、例えば、パイプシャフトのような縦空間を介した空調方法の場合には、ファンの数が多くなり、また、全館連続運転が前提となるため部屋別の温度調整が難しいという課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-33681号公報
特開2013-113452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、省エネ性、快適性、室温調整、メンテナンス性など総合的な面から優れた空調システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、複数階建ての住宅内部全体の冷暖房を行うことができる空調システムであって、各階あるいは屋根裏又は床下に空調機が設置されるとともに、各部屋にはドアの周囲及び/又は床上又は天井に空調機による空気の給排気口が設けられ、上層階の床上の給排気口は階間空間に連通することで、住宅内部に空気を循環させており、階間空間は、組み立て木製床梁により構成され、組み立て木製床梁は、間隔をあけて一列に配置される複数のウエブ部材と、複数のウエブ部材の上辺側を挟み込んだ状態で複数のウエブ部材を連結固定する一対の板状部材からなる上部フランジ部材と、複数のウエブ部材の下辺側を挟み込んだ状態で複数のウエブ部材を連結固定する一対の板状部材からなる下部フランジ部材からなり、空気は、間隔をあけて一列に配置される複数のウエブ部材の間を通って住宅内部を循環することを特徴とする。
【0010】
このとき、本発明の一態様では、ドアの上部、天井又は床面のいずれかの給排気口には送風ファンが設けられているとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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