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公開番号2025039075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023145890
出願日2023-09-08
発明の名称型枠装置
出願人株式会社エヌ・エス・テック
代理人個人,個人
主分類E01D 22/00 20060101AFI20250313BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】上側構造物と下側構造物との間の上下方向の間隔が制限された空間への経時硬化材の充填作業において、狭い空間への経時硬化材の充填作業をより的確且つ迅速に行うことが可能となる型枠装置を提供する。
【解決手段】型枠装置10は、整列配置された複数の板状部材が互いに隣り合う板状部材との間で回動可能な状態で保持された連続型枠板1と、下端部に回転ローラ20が設けられた複数の型枠板支持支柱と、前記下側構造物上に前記経時硬化材充填空間の奥行き方向に伸長する様に設置され、前記型枠板支持支柱2の回転ローラ20の移動軌道を構成するレール部材3と、前記経時硬化材充填空間の外側から操作可能に設けられ、前記各型枠板支持支柱の下端部2bの前記回転ローラ20を前記レール部材3に沿って移動させて前記各型枠板支持支柱の傾斜角度を変更可能な支柱角度変更手段4と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上側構造物と下側構造物との間に存在する経時硬化材充填空間への経時硬化材の充填作業に用いられる型枠装置において、
整列配置された複数の板状部材が互いに隣り合う板状部材との間で回動可能な状態で保持された連続型枠板と、
該連続型枠板の各板状部材を下方から支持するために該各板状部材に上端部が回動可能に取り付けられ、下端部に回転ローラが設けられた複数の型枠板支持支柱と、
前記下側構造物上に前記経時硬化材充填空間の奥行き方向に伸長する様に設置され、前記型枠板支持支柱の回転ローラの移動軌道を構成するレール部材と、
前記経時硬化材充填空間の外側から操作可能に設けられ、前記各型枠板支持支柱の下端部の前記回転ローラを前記レール部材に沿って移動させて前記各型枠板支持支柱の傾斜角度を変更可能な支柱角度変更手段と、
を備えたことを特徴とする型枠装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記レール部材は、前記経時硬化材充填空間内にて左右両側に1本ずつ設置され、
前記板状部材は、前記2本のレール部材に長辺方向で跨がる長さの長辺を有する略長方形形状とされ、前記長辺側端縁部側にて他の板状部材と隣接しており、
前記型枠板支持支柱は、前記各レール部材に対応して一対ずつ対向配置され、前記板状部材の両短辺側端部にそれぞれその上端部が回動可能に取り付けられており、互いに対向する前記型枠板支持支柱の下端部は、前記経時硬化材充填空間の奥行き方向に直交する下端側連結軸で連結されており、
前記支柱角度変更手段は、前記下端側連結軸を前記経時硬化材充填空間の手前方向に引く動作を行うことで前記各型枠板支持支柱の下端部の回転ローラを前記レール部材に沿って移動させて前記型枠板支持支柱の起立方向に傾斜角度変更することを特徴とする請求項1に記載の型枠装置。
【請求項3】
前記支柱角度変更手段は、
前記下端側連結軸に一端側が取り付けられ、他端側が前記経時硬化材充填空間の手前側にて引っ張り動作可能な状態に引き出された紐状部材によって構成され、
前記下端側連結軸にて連結された前記型枠板支持支柱は、初期状態では、その前記上端部側が前記経時硬化材充填空間の手前側へ所定角度傾斜した状態とされ、前記紐状部材を前記手前側へ引っ張ることで前記起立方向への傾斜角度の変更がなされる様に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の型枠装置。
【請求項4】
前記経時硬化材充填空間の手前側には、前記引き出された紐状部材を引っ張り且つ引張り状態を維持可能な巻取り機構が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の型枠装置。
【請求項5】
前記支柱角度変更手段は、
前記各下端側連結軸にそれぞれ対応して設けられ、前記各レール部材間に架設して固定設置された架渡し部材と、
該架渡し部材と前記下端側連結軸との間に架設され、その長さを伸縮可能な伸縮アームと、
を備え、前記下端側連結軸を介した前記型枠板支持支柱の回転ローラの移動動作は、該伸縮アームの伸縮動作により行われることを特徴とする請求項2に記載の型枠装置。
【請求項6】
前記支柱角度変更手段にて前記型枠板支持支柱の前記傾斜角度が起立方向に変更された時に該傾斜角度が略直角又は略直角よりも小さい角度にて制止される制止手段を有することを特徴とする請求項3に記載の型枠装置。
【請求項7】
請求項1~6の何れか1項に記載の型枠装置を用いて上側構造物と下側構造物との間の経時硬化材充填空間に経時硬化材の充填を行う方法において、
前記連続型枠板の各板状部材に取り付けられた前記型枠板支持支柱を前記支柱角度変更手段によって、奥側から順次起立する方向に傾斜角度を変化させ、
前記型枠板支持支柱の前記傾斜角度の起立方向の変化によって上昇移動した前記板状部材と前記上側構造物との空間に経時硬化材を順次充填し、
該充填動作を前記奥側から所定の手前側の前記板状部材まで繰り返し行うことを特徴とする経時硬化材充填空間への経時硬化材充填方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は型枠装置、特に、上側構造物と下側構造物との間の上下方向の間隔が制限された空間への経時硬化材の充填作業に用いられる型枠装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、橋梁の橋台や橋脚などの下側構造物にて支持された上側構造物としてのコンクリート桁の端部下面は、雨水による漏水や経年によって劣化が進行しており維持管理上の課題になっている。特に、寒冷地では、融雪剤の使用によって塩分を含む漏水の影響を受ける範囲で塩害劣化が生じ補修が必要となっている。
【0003】
また、橋台や橋脚にて支持されたコンクリート桁の端部下面では、コンクリート桁下面と橋台や橋脚の上面との隙間は数十cm以下の非常に狭い箇所が存在している。このような場所におけるコンクリート桁下面の補修は、ウォータージェット等によってコンクリート劣化部分の斫りを行い、その後、型枠板をコンクリート桁下面上に設置し、型枠によって形成された空間に補修材としての経時硬化材(例えば、コンクリート又はモルタル)を吹付けや充填する方法によって断面修復を行っている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4058506号公報
特許第4995945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の様に、斫り部分の断面修復において、橋台や橋脚とコンクリート桁下面との隙間に型枠を設置して経時硬化材の充填を行う場合、従来の型枠の設置方法は型枠板をコンクリート桁下面に当てて型枠板を角材等で支えて設置する方法、内部に空気等の気体を充填可能な中空袋体(エアーマット)や小型ジャッキを用いて設置する方法が採用されている。
【0006】
しかしながら、上側構造物と下側構造物が形成する空間の奥行きが長い場合には、いずれの方法も型枠設置場所が作業員の手の届く範囲であれば型枠設置が可能であるが、手の届かない範囲では容易に型枠装置を設置することができない。また、空間の奥行き方向に複数の型枠を並べる必要が有る場合は、型枠の設置が煩雑なものとなり、多くの時間を要する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、上側構造物と下側構造物との間に存在する経時硬化材充填空間への経時硬化材の充填作業に用いられる型枠装置において、
整列配置された複数の板状部材が互いに隣り合う板状部材との間で回動可能な状態で保持された連続型枠板と、
該連続型枠板の各板状部材を下方から支持するために該各板状部材に上端部が回動可能に取り付けられ、下端部に回転ローラが設けられた複数の型枠板支持支柱と、
前記下側構造物上に前記経時硬化材充填空間の奥行き方向に伸長する様に設置され、前記型枠板支持支柱の回転ローラの移動軌道を構成するレール部材と、
前記経時硬化材充填空間の外側から操作可能に設けられ、前記各型枠板支持支柱の下端部の前記回転ローラを前記レール部材に沿って移動させて前記各型枠板支持支柱の傾斜角度を変更可能な支柱角度変更手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、上側構造物と下側構造物との間の上下方向の間隔が制限された空間で、下側構造物上に当該空間の奥行き方向に伸長する様に設置されたレール部材に沿って、型枠板支持支柱の下端部の回転ローラを例えば上記空間の手前方向に移動させることで、型枠板支持支柱の傾斜角度を起立させることができる。すなわち、例えば、上記空間の手前側から支柱角度変更手段を操作することにより、各型枠板支持支柱を起立させることができ、型枠板支持支柱の上端に取り付けられている連続型枠板が上方へ移動する。したがって、本願発明に係る型枠装置を上記上限が仕切られた空間に設置し、その空間の外からの操作により、適切な高さに連続型枠板を位置させることができる。
これにより、当該上下の仕切られた狭い空間での型枠の設置を安全且つ簡単な作業で行うことができ、狭い空間への経時硬化材の充填作業を迅速に行うことが可能となる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の型枠装置において、前記レール部材は、前記経時硬化材充填空間内にて左右両側に1本ずつ設置され、
前記板状部材は、前記2本のレール部材に長辺方向で跨がる長さの長辺を有する略長方形形状とされ、前記長辺側端縁部側にて他の板状部材と隣接しており、
前記型枠板支持支柱は、前記各レール部材に対応して一対ずつ対向配置され、前記板状部材の両短辺側端部にそれぞれその上端部が回動可能に取り付けられており、互いに対向する前記型枠板支持支柱の下端部は、前記経時硬化材充填空間の奥行き方向に直交する下端側連結軸で連結されており、
前記支柱角度変更手段は、前記下端側連結軸を前記経時硬化材充填空間の手前方向に引く動作を行うことで前記各型枠板支持支柱の下端部の回転ローラを前記レール部材に沿って移動させて前記型枠板支持支柱の起立方向に傾斜角度変更することを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、2本のレール部材に対応して一対ずつ対向配置された型枠板支持支柱の下端部を連結した下端側連結軸を移動させることでこれらの型枠板支持支柱を同時に起立させて、連続型枠板が容易に上方へ移動する。更に、一対の型枠板支持支柱の上端に板状部材が取り付けられているので、連続型枠板が安定して上方へ移動する。
(【0011】以降は省略されています)

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