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公開番号2025044398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023151950
出願日2023-09-20
発明の名称ホーム柵装置
出願人日本信号株式会社
代理人個人
主分類E01F 1/00 20060101AFI20250326BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】専用の保守員を必要とせず、短い時間で容易に部品交換が可能なホーム柵装置を提供すること。
【解決手段】ホーム柵装置100は、扉体20と、扉体20を進退可能に保持するホーム柵本体30と、ホーム柵本体30に収納され、制御及び駆動に用いられる複数の部品を集約して搭載した部品総合ユニット40と、を備え、部品総合ユニット40は、保守部品として一括して交換可能に組み込まれている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
扉体と、
前記扉体を進退可能に保持するホーム柵本体と、
前記ホーム柵本体に収納され、制御及び駆動に用いられる複数の部品を集約して搭載した部品総合ユニットと、
を備え、
前記部品総合ユニットは、保守部品として一括して交換可能に組み込まれている、
ホーム柵装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記ホーム柵本体は、前記部品総合ユニットを1つのみ含む、
請求項1に記載のホーム柵装置。
【請求項3】
前記部品総合ユニットは、前記ホーム柵本体に内蔵され、保守の対象となる電気的及び機械的機構の全てを含む、
請求項1に記載のホーム柵装置。
【請求項4】
前記部品総合ユニットは、前記ホーム柵本体の前記扉体が進退する側部から着脱する、
請求項1に記載のホーム柵装置。
【請求項5】
前記部品総合ユニットは、前記複数の部品を配置する基盤を有する、
請求項1に記載のホーム柵装置。
【請求項6】
前記部品総合ユニットは、ホーム側に配置される第1支持体と、軌道側に配置される第2支持体とを有する、
請求項1に記載のホーム柵装置。
【請求項7】
前記扉体は、前記ホーム柵本体の第1端部から側方に進退する主扉体、及び前記第1端部とは反対の第2端部から側方に進退する従扉体であり、
前記部品総合ユニットは、前記主扉体を駆動する第1モータと、前記従扉体を駆動する第2モータとを有する、
請求項1に記載のホーム柵装置。
【請求項8】
前記部品総合ユニットは、交換後、故障した部品を交換及び修理する、
請求項1に記載のホーム柵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホーム柵装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
支障物センサの交換及び保守の容易なホームドア装置が開示されている(特許文献1)。また、外部空間から駆動装置へのアクセスが容易な可動ホーム柵が開示されている(特許文献2)。
【0003】
特許文献1及び2の装置は、ホームドアの故障時に、故障内容を特定し部品の交換作業を実施する保守員が必要であり、保守員を派遣するまで復旧作業を行うことができない。また、保守部品が多数あり、故障内容を特定してから保守拠点で保管された保守部品を輸送すると、復旧まで時間を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-124677号公報
特開2018-150006号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、専用の保守員を必要とせず、短い時間で容易に部品交換が可能なホーム柵装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るホーム柵装置は、扉体と、扉体を進退可能に保持するホーム柵本体と、ホーム柵本体に収納され、制御及び駆動に用いられる複数の部品を集約して搭載した部品総合ユニットと、を備え、部品総合ユニットは、保守部品として一括して交換可能に組み込まれている。
【0007】
上記ホーム柵装置によれば、故障内容によらず、部品総合ユニットを一括して交換することにより、故障復旧までの時間を短縮することができる。故障復旧作業は、部品総合ユニットの交換のみであるため、専門の保守員ではない駅係員でも故障復旧作業を容易に行うことができる。また、保守員の派遣や保守部品の保守拠点からの輸送のための時間が不要となり、故障復旧までの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のホーム柵装置を説明する全体的な概念図である。
(A)及び(B)は、ホーム柵装置の部品総合ユニットを説明する正面図及び背面図であり、(C)は、ホーム柵装置を説明する側方断面図である。
部品総合ユニットのメンテナンスを説明するフローチャートである。
(A)~(C)は、部品総合ユニットの交換を説明する概念図である。
第2実施形態のホーム柵装置を説明する側方断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、第1実施形態のホーム柵装置について説明する。
【0010】
図1は、ホーム柵装置100を説明する概念図である。図1は、ホーム柵装置100をホームPF側から見た図であり、ホーム柵装置100のホームPF側の外装パネルを除いた状態を示す。図2(A)及び2(B)は、ホーム柵装置100の部品総合ユニット40を説明する正面図及び背面図である。図2(C)は、ホーム柵装置100を説明する側方断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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