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公開番号2025057961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167825
出願日2023-09-28
発明の名称移動昇降式足場
出願人東鉄工業株式会社,株式会社タカミヤ
代理人個人,個人
主分類E01D 22/00 20060101AFI20250402BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】横方向に長く延長された高構造物に対して効率的な作業を実現することが可能な移動昇降式足場を提供する。
【解決手段】高構造物5に対して作業をするための移動昇降式足場1において、高構造物5の延長方向に沿って設置された左右一対のレール11と、レール11上を延長方向Aに沿って自立走行する移動台車12と、移動台車12に支持されて足場を昇降させる昇降機構13とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
高構造物に対して作業をするための移動昇降式足場において、
上記高構造物の延長方向に沿って設置された左右一対のレールと、
上記レール上を上記延長方向に沿って自立走行する移動台車と、
上記移動台車に支持されて足場を昇降させる昇降機構とを備えること
を特徴とする移動昇降式足場。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
上記移動台車は、上記レール上において上記延長方向に向けて互いに間隔をあけて複数配置され、
上記足場は、複数の上記各移動台車に支持された昇降機構間に架設されてなること
を特徴とする請求項1記載の移動昇降式足場。
【請求項3】
上記移動台車は、H形鋼が複数段に亘り積層され、その積層された最上層のH形鋼に上記昇降機構が取り付けられていること
を特徴とする請求項1又は2記載の移動昇降式足場。
【請求項4】
上記レールは、互いに上記延長方向に連結自在な少なくとも2組が左右一対にそれぞれ設けられ、
上記移動台車が上記延長方向に向けた進行に応じてより進行後側にあるレールをより進行前側に連結し直し可能とされていること
を特徴とする請求項1又は2記載の移動昇降式足場。
【請求項5】
上記移動台車は、上記レールに向けて下方向に貫通させたネジ孔と、上記ネジ孔への螺合に応じて下端を介して上記レールを押圧自在としたストッパー部材とを有すること
を特徴とする請求項1又は2記載の移動昇降式足場。
【請求項6】
上記レールは、溝形鋼内に設置されること
を特徴とする請求項1又は2記載の移動昇降式足場。
【請求項7】
上記左右一対のレールが設置された左右一対の溝形鋼間には、互いの間隔を一定に保持するための間隔保持部材が架設されてなること
を特徴とする請求項6記載の移動昇降式足場。
【請求項8】
上記昇降機構は、鉛直方向に立設されたマストを有し、
上記移動台車から上記マストに向けて延長されて添接させた棒状の自立補強体を更に備えること
を特徴とする請求項1又は2記載の移動昇降式足場。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁や鉄橋、高架橋、建屋等を始めとする高構造物に対して作業をするための移動昇降式足場に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、高架橋における高欄やスラブ下の補修のメンテナンスや補修や、仕業庫、臨修庫等の建屋の外壁工事では、高所作業車や吊り足場等を利用して作業を行う場合が多い。
【0003】
しかしながら、このような高所作業者や吊り足場等を利用する形態においては、例えば線路が延長方向に向けて長く延長された高架橋に対して作業を行う場合に、その延長方向に沿って高所作業車や吊り足場等を順次移動させながら作業を行う必要が出てくる。延長方向に高所作業車を都度移動させることは非効率であることに加え、高架橋に沿う道路を利用することから最低でも一車線が車両通行禁止となるため、作業に伴う交通の影響が大きくなるという問題点があった。
【0004】
このため、従来においては特許文献1、2に示すような移動昇降式足場が提案されている。しかしながら、特許文献1の開示技術では、横移動用クレーン装置が設置されているものの、そのクレーン装置の延長方向に向けた可動範囲は、限られた範囲に過ぎない。このため、線路が延長方向に向けて長く延長された高架橋に対しては、クレーン装置自体を改めて延長方向に向けて順次移動させる必要が出てくるため、作業自体の非効率性は完全には解消できないという問題点があった。また、特許文献2の開示技術では、橋脚や煙突等を始めとする円錐状躯体工事に用いられることを前提とした技術であることから、まさしく高架鉄道用の高架橋に沿って順次移動させながら作業する上では適さないという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-33713号公報
特開2016-145488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、高構造物に対して作業をするための移動昇降式足場において、特に高架鉄道に用いられる高架橋や仕業庫、臨修庫等の建屋のような横方向に長く延長された高構造物に対して効率的な作業を実現することが可能な移動昇降式足場を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1発明に係る移動昇降式足場は、高構造物に対して作業をするための移動昇降式足場において、上記高構造物の延長方向に沿って設置された左右一対のレールと、上記レール上を上記延長方向に沿って自立走行する移動台車と、上記移動台車に支持されて足場を昇降させる昇降機構とを備えることを特徴とする。
【0008】
第2発明に係る移動昇降式足場は、第1発明において、上記移動台車は、上記レール上において上記延長方向に向けて互いに間隔をあけて複数配置され、上記足場は、複数の上記各移動台車に支持された昇降機構間に架設されてなることを特徴とする。
【0009】
第3発明に係る移動昇降式足場は、第1発明又は第2発明において、上記移動台車は、H形鋼が複数段に亘り積層され、その積層された最上層のH形鋼に上記昇降機構が取り付けられていることを特徴とする。
【0010】
第4発明に係る移動昇降式足場は、第1発明又は第2発明において、上記レールは、互いに上記延長方向に連結自在な少なくとも2組が左右一対にそれぞれ設けられ、上記移動台車が上記延長方向に向けた進行に応じてより進行後側にあるレールをより進行前側に連結し直し可能とされていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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