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公開番号2025066900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176451
出願日2023-10-12
発明の名称表面処理システム及び表面処理方法
出願人株式会社フタミ
代理人個人
主分類E01C 23/12 20060101AFI20250417BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】安全な施工及び均一な仕上がりを行うことができる表面処理システム及び表面処理方法を提供する。
【解決手段】表面処理システム1は、高圧水を噴射可能なウォータージェットノズルを有している表面処理装置20と、表面処理装置20を移動させるための移動装置10と、表面処理装置20と移動装置10とを連結するための連結部とを備える。移動装置10は、路面を走行可能な駆動部11と、駆動部11の動作を制御するための有線又は無線のリモコンとを含む。移動装置10を等速走行させることで、表面処理装置20を等速移動させることができる。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
高圧水を噴射可能なウォータージェットノズルを有している表面処理装置と、
前記表面処理装置を移動させるための移動装置と、
前記表面処理装置と前記移動装置とを連結するための連結部とを備え、
前記移動装置は、
路面を走行可能な駆動部と、
前記駆動部の動作を制御するための有線又は無線のリモコンとを含むことを特徴とする、表面処理システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記表面処理装置は、前記ウォータージェットノズルを支持するための架台を含み、
前記連結部は、前記架台と連結していることを特徴とする、請求項1に記載の表面処理システム。
【請求項3】
前記連結部は、前記移動装置上で位置調整可能となっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の表面処理システム。
【請求項4】
前記連結部は、
前記移動装置上に設けられたレール部と、
前記レール部上を移動可能な第1連結部材と、
前記第1連結部材に連結され、かつ、前記架台に連結される第2連結部材とを含むことを特徴とする、請求項3に記載の表面処理システム。
【請求項5】
高圧水を噴射可能なウォータージェットノズルを有している表面処理装置を用いた路面の表面処理方法であって、
有線又は無線のリコモンを用いて路面を走行可能な移動装置で前記表面処理装置を移動させながら、前記表面処理装置で前記路面の表面処理を行うことを特徴とする、表面処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、路面等の表面処理装置を移動させるためのシステム及びそれを用いた表面処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ウォータージェットノズルを回転させつつ、当該ウォータージェットノズルから高圧水を噴射することで、路面等の表面を処理することが可能な表面処理装置として、特許文献1に記載の装置がある。
【0003】
特許文献1に記載の表面処理装置(20)は、架台(1)に取り付けられたカバー(10)の内部で、ウォータージェットノズル(14)が回転する構造となっている。ウォータージェットノズル(14)は、ロータリージョイント(7)と接続されている。ロータリージョイント(7)に高圧水が供給されて、ウォータージェットノズル(14)の複数の噴射ノズル(14d)から高圧水が噴射される。合わせて、ロータリージョイント(7)は、エアモータ(8)の回転に合わせて、回転する構造となっている。架台(1)には、前後に車輪(2,3)が取り付けられている。作業者は、架台(1)に取り付けられているハンドル(4)を把持して、表面処理装置(20)を押しながら、路面等の表面処理を行う。
【0004】
非特許文献1に記載の「アクアサーフェスクリーナー SC-450」も、特許文献1に記載の表面処理装置と同様に、作業者が装置を押しながら施工する装置である。
非特許文献1に記載の「アクアサーフェスクリーナー SC-280」は、電動で移動することができる装置であるが、作業者がハンドルを把持しながら、移動方向を調整して施工する装置である。
【0005】
非特許文献2には、追跡型の小型の移動ロボットが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-62481号公報
【非特許文献】
【0007】
株式会社フタミ,“アクアジェット工法 アクアサーフェスクリーナー SC-450 アクアサーフェスクリーナー SC-280”,[online],令和5年10月5日検索,インターネット,<URL http://www.sb-futami-aj.co.jp/aj/index4.html>
AGILEX ROBOTICS CO., LTD.,“BUNKER MINI”,令和5年10月5日検索,インターネット,<URL https://global.agilex.ai/products/bunker-mini>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このように、従来の表面処理装置は、作業者が押したり、ハンドルを把持して移動方向を調整する必要があった。そのため、作業者は、表面処理装置のすぐ近くで作業しなければならない(図4参照)。
道路等で作業を行う場合、一般車が通る際(きわ)を施工することがある。従来の表面処理装置を用いた場合、作業者は、表面処理装置のすぐ近くで作業をしなければならないため、一般車と接触する危険があった。
【0009】
また、表面処理装置を作業者が人力で押す場合、施工スピードを作業者の感覚で調整しなければならず、等速走行が難しく仕上がりにばらつきが発生しやすかった。
【0010】
それゆえ、本発明は、安全に施工することが可能な表面処理システム及びそれを用いた表面処理方法を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)

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