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公開番号
2025067091
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176791
出願日
2023-10-12
発明の名称
舗装用混合物およびその製造方法
出願人
墨東化成工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
7/35 20060101AFI20250417BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】保管時における舗装用混合物どうしの不用意な固着を抑止することで保存性や施工性を高めた舗装用混合物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】舗装用混合物10は、骨材11と、骨材11の周囲を被覆する被覆層12と、を具備する。被覆層12は、骨材11の周囲を被覆するアスファルトと、多孔質鉱物16と、を有する。従って、被覆層12が多孔質鉱物16を含むことで、保管時に於いて、被覆層12の外面における粘着力が抑制され、舗装用混合物10どうしが固着することを抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
骨材と、前記骨材の周囲を被覆する被覆層と、を具備し、
前記被覆層は、前記骨材の周囲を被覆するアスファルトと、多孔質鉱物と、を有することを特徴とする舗装用混合物。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記被覆層は、内側から、第1被覆層と、第2被覆層と、を有し、
前記第1被覆層は、前記多孔質鉱物を含まず、
前記第2被覆層は、前記多孔質鉱物を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の舗装用混合物。
【請求項3】
前記多孔質鉱物は、平均粒子径が15μm以上300μm以下であり、ケーク嵩密度が0.3g/ml以下であることを特徴とする請求項1に記載の舗装用混合物。
【請求項4】
前記被覆層は、前記アスファルトの重量に対して、25重量%以上75重量%以下の前記多孔質鉱物を含むことを特徴とする請求項1に記載の舗装用混合物。
【請求項5】
前記被覆層は、カットバック油および添加剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の舗装用混合物。
【請求項6】
骨材とアスファルトとを混合することで、前記骨材の表面を前記アスファルトから成る被覆層により被覆する第1ステップと、
前記被覆層に多孔質鉱物を混合する第2ステップと、を具備することを特徴とする舗装用混合物の製造方法。
【請求項7】
前記被覆層にカットバック油および添加剤を添加する第3ステップを更に具備することを特徴とする請求項6に記載の舗装用混合物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、舗装用混合物およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
舗装用混合物は、加熱アスファルト混合物と、常温アスファルト混合物とに大別できる。
【0003】
加熱アスファルト混合物は、高温に加熱されたアスファルトにより被覆された骨材から成る。その製造工程において、加熱アスファルト混合物を冷却し、個々バラバラの状態で硬化させることにより保管を可能として、工事現場で再び加熱して施工するものがある。これを製造するためには、製造工程の最後に水などにより加熱アスファルト混合物を急冷し、その後、加熱アスファルト混合物を乾燥させる。その際、冷却中にアスファルトにより覆われた骨材どうしが固着しないよう、加熱アスファルト混合物を、網などを通して冷却層に落とす。または、加熱アスファルト混合物を、冷却層にて分離攪拌する。
【0004】
常温アスファルト混合物は、加熱アスファルト混合物より低温で製造し、常温で保管・施工する材料であり、カットバックアスファルトにより被覆された骨材から成る。カットバックアスファルトは、揮発性の石油が添加されたアスファルトから成り、常温で施工できる粘度まで軟化する性質を有する。常温アスファルト混合物は、道路等の補修、保全や仮復旧などに使用されている。
【0005】
上記事項等に関連する発明が、以下の特許文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第2923587号公報
特許第4817085号公報
特許第5916937号公報
特許第6026035号公報
特許第6089139号公報
特許第4896767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述した背景技術に係る発明は、保管時において舗装用混合物の性質を良好に保つ観点から改善の余地があった。
【0008】
具体的には、舗装用混合物は、保管時において舗装用混合物どうしが固着してしまい、舗装用混合物を用いた施工に支障が発生する課題があった。そのため、舗装用混合物を製造する際に、舗装用混合物どうしの固着を抑制する対策が講じられる。
【0009】
例えば、既存の製造プラントの場合は、前述した様に、舗装用混合物を冷却するための水槽を設けることがある。更には、網を有する設備を新たに設け、アスファルトを被覆した骨材を個別に振るい分ける対策もある。このようにすることで、高温のアスファルトを被覆した舗装用混合物を、個々バラバラの状態で硬化させることができる。しかしながら、これらの対策であると、高額な設備が必要となり、コスト高を招く課題がある。
【0010】
上記課題を踏まえた本発明の目的は、保管時における舗装用混合物どうしの不用意な固着を抑止することで保存性や施工性を高めた舗装用混合物およびその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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