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公開番号2025052675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161508
出願日2023-09-25
発明の名称樹脂管、樹脂管の製造方法
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E01D 1/00 20060101AFI20250328BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】複数の分割樹脂管を接続した樹脂管を提供する。
【解決手段】長手に沿って配置された複数の分割樹脂管と、
長手に沿って隣接する前記分割樹脂管の間の接続部において、前記分割樹脂管の外表面を覆い、長手に沿って隣接する前記分割樹脂管を接続するシートと、を有する、樹脂管。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
長手に沿って配置された複数の分割樹脂管と、
長手に沿って隣接する前記分割樹脂管の間の接続部において、前記分割樹脂管の外表面を覆い、長手に沿って隣接する前記分割樹脂管を接続するシートと、を有する、樹脂管。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記分割樹脂管の外表面と前記シートとの間に配置された接着剤を有する、請求項1に記載の樹脂管。
【請求項3】
前記樹脂管の中心軸を通る断面において、前記樹脂管の外表面は曲線部を含む、請求項1または請求項2に記載の樹脂管。
【請求項4】
前記樹脂管が、緊張材を収容する管である、請求項1または請求項2に記載の樹脂管。
【請求項5】
複数の分割樹脂管を、前記分割樹脂管の長手に沿って設置する設置工程と、
長手に沿って隣接する前記分割樹脂管の間の接続部において、前記分割樹脂管の外表面を覆うようにシートを設置し、長手に沿って隣接する前記分割樹脂管を接続する接続工程と、を有する、樹脂管の製造方法。
【請求項6】
前記設置工程では、複数の前記分割樹脂管を、橋梁のコンクリート構造物に設けられた挿入孔に設置する、請求項5に記載の樹脂管の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂管、樹脂管の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、緊張されたケーブルの定着部及び/又は偏向部において、該ケーブルを内包する保護管の少なくとも一部に、ケーブルを内包する筒状体またはケーブルに外接する充実状体よりなり、ケーブルに追随して移動するか又はケーブル移動時の摩擦抵抗を減ずる保護スペーサを具備してなることを特徴とする緊張ケーブルの保護構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-269023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンクリート構造物は引張力に弱いという特性がある。そこで、緊張材により、コンクリート構造物に予め圧縮力を加え、コンクリート構造物が荷重を受けた際の引張応力を制御することがなされている。緊張材により緊張力を導入したプレストレストコンクリートは、橋梁等で用いられている。
【0005】
緊張材は通常、コンクリート構造物の挿入孔内に、樹脂管を介して設置されている(特許文献1等を参照)。このため、コンクリート構造物に緊張材を設置する場合、コンクリート構造物の挿入孔内に樹脂管を設置し、次いで樹脂管内に緊張材が設置される。
【0006】
ただし、緊張材は橋梁等の大型の建造物に設置されることも多く、緊張材を配置する樹脂管についても長手に沿った長さが長くなる場合がある。そして、樹脂管を挿入する挿入孔の端部周辺に十分な作業領域を確保できない場合もあり、樹脂管の長手に沿った長さが長くなると、作業性が低下する等の問題がある。また、樹脂管の長手に沿った長さが長くなると、施工現場への樹脂管の搬送も困難になる。
【0007】
このため、複数の分割樹脂管を、施工現場で接続することで製造できる樹脂管が求められていた。
【0008】
そこで、本開示は、複数の分割樹脂管を接続した樹脂管を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の樹脂管は、長手に沿って配置された複数の分割樹脂管と、
長手に沿って隣接する前記分割樹脂管の間の接続部において、前記分割樹脂管の外表面を覆い、長手に沿って隣接する前記分割樹脂管を接続するシートと、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、複数の分割樹脂管を接続した樹脂管を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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