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公開番号
2025057916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167751
出願日
2023-09-28
発明の名称
床版架設装置
出願人
岐阜工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E01D
21/00 20060101AFI20250402BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】稼働中の床版架設装置の高さを低くする。
【解決手段】床版架設装置10は、一定の間隔をおいて対向して配置された一対の台車ベース部20、各台車ベース部20に立設された脚部30、及び、各脚部30同士を連結する連結梁40を有する門型台車と、脚部30の上端部から、一対の台車ベース部20の長手方向に突出した突出部(支持梁突出部31a)と、突出部(支持梁突出部31a)に対して揺動可能に支持された揺動アーム60と、を備える。揺動アーム60は、中央部が突出部(支持梁突出部31a)に接続されており、下端部に床版把持部70を有するとともに、上端部にリンクアーム60aを介してバランスウェイト80が接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一定の間隔をおいて対向して配置された一対の台車ベース部、各前記台車ベース部に立設された脚部、及び、各前記脚部同士を連結する連結梁を有する門型台車と、
前記脚部の上端部から、前記一対の台車ベース部の長手方向に突出した突出部と、
前記突出部に対して揺動可能に支持された揺動アームと、を備える床版架設装置であって、
前記揺動アームは、中央部が前記突出部に接続されており、下端部に床版把持部を有するとともに、上端部にリンクアームを介してバランスウェイトが接続されていることを特徴とする床版架設装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記揺動アームの揺動に伴って前記バランスウェイトが移動する際に、
前記バランスウェイトを支持するガイド部を有する請求項1に記載の床版架設装置。
【請求項3】
前記バランスウェイトは車輪を有するとともに、
前記ガイド部は、前記車輪が移動するレール部を有する請求項2に記載の床版架設装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路などの橋梁のプレキャスト製床版を敷設施工する際に使用される床版架設装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
既設橋梁に設置されている床版の耐久性の更新で床版の取り換え工事が施工されている。
床版は更新工事期間の短縮を図るため、工場でコンクリートによるプレキャスト製床版として取り換え工事現場まで運搬できる形状で製作され、現場に搬入される。
【0003】
搬入された前記床版は既設橋梁の橋桁上部の旧床版を撤去した後に架設する形で交換される。
床版の架設装置は既設床版または新設床版上に設置され、順次移動しながら既設床版の撤去作業および新設床版の設置作業を行うことになる。
【0004】
特許文献1は、揺動アームを備える床版架設装置について記載している。
図11に示すように、特許文献1の床版架設装置90は、門型台車を有する。門型台車は、一定の間隔をおいて対向して配置された一対の台車ベース部91と、各台車ベース部91に立設された脚部92と、各脚部92の上端部同士を連結する連結梁93とを備える。また、床版架設装置90は、各脚部92の上端部から一対の台車ベース部91の長手方向に突出した支持梁突出部94と、支持梁突出部94に支持された揺動アーム95とを備える。揺動アーム95の中央部が支持梁突出部94に接続されており、揺動アーム95の下端部に床版把持部96を有するとともに、上端部にカウンターウェイトともいうバランスウェイト97を有している。床版98を運搬する際、床版把持部96に作用するモーメント荷重に対して、バランスウェイト97によるモーメント荷重で対抗させることによって、台車ベース部91の車輪にかかる支持反力を軽減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3721166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1の床版架設装置90は、稼働中、床版把持部96で床版98を把持する際に、揺動アーム95の下端部が鉛直方向の下方に位置するとともに、バランスウェイト97を有する揺動アーム95の上端部が鉛直方向の上方に位置した状態になる。バランスウェイト97の位置が相対的に高くなるため、高さ制限のある現場では使用しにくいという事情を有している。
【課題を解決するための手段】
【0007】
態様1の床版架設装置は、一定の間隔をおいて対向して配置された一対の台車ベース部、各前記台車ベース部に立設された脚部、及び、各前記脚部同士を連結する連結梁を有する門型台車と、前記脚部の上端部から、前記一対の台車ベース部の長手方向に突出した突出部と、前記突出部に対して揺動可能に支持された揺動アームと、を備える床版架設装置であって、前記揺動アームは、中央部が前記突出部に接続されており、下端部に床版把持部を有するとともに、上端部にリンクアームを介してバランスウェイトが接続されていることを要旨とする。
【0008】
態様2は、態様1の床版架設装置において、前記揺動アームの揺動に伴って前記バランスウェイトが移動する際に、前記バランスウェイトを支持するガイド部を有する。
態様3は、態様2の床版架設装置において、前記バランスウェイトは車輪を有するとともに、前記ガイド部は、前記車輪が移動するレール部を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、稼働中の床版架設装置の高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、荷台から床版を吊り上げた状態の床版架設装置の側面図である。
図2は、床版を床版移送時仮置き部に載置した床版架設装置の側面図である。
図3は、床版を床版移送時仮置き部に載置した床版架設装置の正面図である。
図4は、アーム本体の下端部側の床版把持部が架設位置の上方となるように揺動アームを揺動させた状態を示す床版架設装置の側面図である。
図5は、図4の平面図である。
図6は、床版を水平方向に約90°旋回させた後、アーム本体の下端部側の床版把持部を下降させた状態を示す床版架設装置の側面図である。
図7は、床版把持部の正面図である。
図8は、床版把持部及び床版吊具の平面図である。
図9は、変更例の床版架設装置の側面図である。
図10は、変更例の床版架設装置における構造台車を移動させた状態の側面図である。
図11は、従来技術の床版架設装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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