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公開番号
2025112557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006852
出願日
2024-01-19
発明の名称
道路構造物管理システム及びプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
23/01 20060101AFI20250725BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】道路構造物の計測を容易に行うと共に、計測に必要な労力を低減する。
【解決手段】車両1から取得されるデータに基づいて、道路構造物の損傷度合いを算出する演算部11を備えるサーバ装置10を備え、演算部は、車両に設けられた検出部2により検出される、道路構造物を走行する車両の走行に影響を与える道路構造物に関する検出値を取得し、複数の車両から取得される複数の検出値に基づいて、道路構造物に生じた損傷領域を抽出し、損傷領域の損傷度合いを算出し、損傷度合いのレベルが所定の基準を超える場合、道路構造物における損傷領域の位置情報を出力部13に出力させる、道路構造物管理システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両から取得されるデータに基づいて、道路構造物の損傷度合いを算出する演算部を備えるサーバ装置を備え、
前記演算部は、
前記車両に設けられた検出部により検出される、前記道路構造物を走行する前記車両の走行に影響を与える前記道路構造物に関する検出値を取得し、
複数の前記車両から取得される複数の前記検出値に基づいて、前記道路構造物に生じた損傷領域を抽出し、
前記損傷領域の損傷度合いを算出し、
前記損傷度合いのレベルが所定の基準を超える場合、前記道路構造物における前記損傷領域の位置情報を出力部に出力させる、
道路構造物管理システム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記演算部は、
所定期間における所定数以上の前記検出値に基づいて、前記損傷領域の損傷の態様を判定し、
前記損傷の態様に応じて前記損傷度合を判定する、
請求項1に記載の道路構造物管理システム。
【請求項3】
前記演算部は、
前記検出値に基づいて、前記道路構造物を所定単位の小領域に分割し、
分割した多数の前記小領域の中から前記損傷領域に対応する複数の前記小領域を抽出し、
前記損傷領域における前記損傷の態様を判定する、
請求項2に記載の道路構造物管理システム。
【請求項4】
前記演算部は、
前記損傷の態様に応じた前記損傷度合いの前記レベルに応じて前記損傷領域を保全するための緊急度を算出し、
前記緊急度に応じて前記損傷領域に派遣するリソースを算出し、
前記緊急度と前記リソースの算出結果を前記出力部に出力させる、
請求項2に記載の道路構造物管理システム。
【請求項5】
道路構造物管理システムにおいて実行される道路構造物管理方法を実行するプログラムであって、
車両に設けられた検出部により検出される、道路構造物を走行する前記車両の走行に影響を与える前記道路構造物に関する検出値を取得し、
複数の前記車両から取得される複数の前記検出値に基づいて、前記道路構造物に生じた損傷領域を抽出し、
前記損傷領域の損傷度合いを算出し、
前記損傷度合いのレベルが所定の基準を超える場合、前記道路構造物における前記損傷領域の位置情報を出力部に出力させる処理をコンピュータに実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路構造物を管理可能な道路構造物管理システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載された計測装置により、車両を走行させながら路面の高さを計測し、計測データに基づいて道路を管理する手法が記載されている。特許文献1に記載された計測装置は、車両の上面に設けられ、下方にスリット光を投光する投光部と、路面に投光されたスリット光を撮像する撮像部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-027086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された計測装置により道路を管理する場合、計測装置を搭載した車両を構築しなければならず、計測のためのコストがかかる。また、特許文献1に記載された計測装置により道路を管理する場合、計測用の車両を定期的に走行させる必要があり、計測のための労力を要する。
【0005】
本発明は、道路構造物の計測を容易に行うと共に、計測に必要な労力を低減可能な道路構造物管理システム及びプログラム提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両から取得されるデータに基づいて、道路構造物の損傷度合いを算出する演算部を備えるサーバ装置を備え、前記演算部は、前記車両に設けられた検出部により検出される、前記道路構造物を走行する前記車両の走行に影響を与える前記道路構造物に関する検出値を取得し、複数の前記車両から取得される複数の前記検出値に基づいて、前記道路構造物に生じた損傷領域を抽出し、前記損傷領域の損傷度合いを算出し、前記損傷度合いのレベルが所定の基準を超える場合、前記道路構造物における前記損傷領域の位置情報を出力部に出力させる、道路構造物管理システムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、道路構造物の計測を容易に行うと共に、計測に必要な労力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る道路構造物管理システムの構成を示すブロック図である。
路面計測方法の一例を示す図である。
路面の計測領域の一例を示す図である。
損傷領域を表示する表示画像の一例を示す図である。
道路構造物管理方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示されるように、道路構造物管理システムSは、ネットワークWを介して通信可能な複数の車両1と、サーバ装置10とにより構成されている。道路構造物管理システムSは、車両1により検出されたデータを取得し、データに基づいてサーバ装置10が道路構造物の損傷度合いを算出する。道路構造物管理システムSは、道路構造物の損傷度合いを算出することにより、道路構造物の維持、管理に適用される。道路構造物管理システムSは、道路を走行する車両1を用いて道路構造物に異常が生じているか否かを管理する。車両1のユーザは、車両1を用いて検出された検出値をサーバ装置10に送信する道路管理サービスに加入しているものとする。
【0010】
車両1は、走行に関するデータを検出する検出部2を備えている。検出部2の構成は、車両1毎によって異なっていてもよい。検出部2により検出された検出値は、運転支援やナビゲーション装置等に用いられる。検出部2は、車両1の周囲の環境を撮像するカメラ2Aを備えている。カメラ2Aは、車両1の周囲を撮像し、撮像データを出力する。カメラ2Aの撮像データは、例えば、車両1の運転支援やドライブレコーダに用いられる。カメラ2Aの撮像範囲及び撮像方向は、車両1によって異なっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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