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公開番号2025120650
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015605
出願日2024-02-05
発明の名称移動多軸台車システム及び桁建造方法
出願人エム・エムブリッジ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E01D 21/00 20060101AFI20250808BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】桁部分同士の位置合わせを短時間で行う。
【解決手段】移動多軸台車は、桁を構成する桁部分を積載可能な移動多軸台車であって、台車本体と、台車本体上に設けられ、鉛直方向に沿った中心軸を中心として桁部分を回転可能となるように桁部分を支持する回転機構と、桁部分の長手方向の一端に着脱可能に設けられ、桁部分と連結する他の桁部分の一端を案内する案内機構とを備え、案内機構は、桁部分の短手方向の少なくとも2箇所に案内部分が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
桁を構成する桁部分を積載可能な移動多軸台車であって、
台車本体と、
前記台車本体上に設けられ、鉛直方向に沿った中心軸を中心として前記桁部分を回転可能となるように前記桁部分を支持する回転機構と、
前記桁部分の長手方向の一端に着脱可能に設けられ、前記桁部分と連結する他の前記桁部分の一端を案内する案内機構と
を備え、
前記案内機構は、前記桁部分の短手方向の少なくとも2箇所に案内部分が設けられる
移動多軸台車。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記回転機構は、
前記台車本体上に設けられ、前記中心軸を中心とした円に沿って湾曲されたレール部材と、
前記桁部分を支持し、前記レール部材上で当該レール部材に沿って移動可能な受け部材と
を有する
請求項1に記載の移動多軸台車。
【請求項3】
前記案内機構は、前記案内部分として、前記長手方向に突出する凸部又は前記長手方向に凹む凹部を有する
請求項1に記載の移動多軸台車。
【請求項4】
請求項1に記載の移動多軸台車である第1移動多軸台車及び第2移動多軸台車を備え、
前記第1移動多軸台車に搭載される一の桁部分の一端に設けられる前記案内機構である第1案内機構と、前記第2移動多軸台車に搭載される他の桁部分の一端に設けられる前記案内機構である第2案内機構とが、互いに案内し合うように形成される
移動多軸台車システム。
【請求項5】
桁を構成する複数の桁部分のそれぞれを別個に組み立てる組み立て工程と、
複数の前記桁部分の長手方向の一端に、それぞれ請求項1に記載の移動多軸台車の前記案内機構を装着する装着工程と、
それぞれの前記桁部分を、請求項1に記載の移動多軸台車の前記回転機構にそれぞれ搭載する搭載工程と、
前記桁部分を搭載した前記移動多軸台車同士を相対的に移動させ、それぞれの前記案内機構が互いに案内し合うように前記回転機構が前記中心軸を中心としてそれぞれの前記桁部分を回転させつつ複数の前記桁部分同士を連結することで、複数の前記桁部分の連結体である前記桁を建造する連結工程と
を含む桁建造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動多軸台車、移動多軸台車システム及び桁建造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
架設位置に架設する桁の桁部分を組み立て、組み立てた桁部分同士を移動多軸台車に搭載し、移動多軸台車を移動させることで連結する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-278230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の工法は、移動多軸台車同士を前後左右に移動させて桁部分同士の位置合わせを行う必要があるため、位置合わせに時間を要する場合がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、桁部分同士の位置合わせを短時間で行うことが可能な移動多軸台車、移動多軸台車システム及び桁建造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る移動多軸台車は、桁を構成する桁部分を積載可能な移動多軸台車であって、台車本体と、前記台車本体上に設けられ、鉛直方向に沿った中心軸を中心として前記桁部分を回転可能となるように前記桁部分を支持する回転機構と、前記桁部分の長手方向の一端に着脱可能に設けられ、前記桁部分と連結する他の前記桁部分の一端を案内する案内機構とを備え、前記案内機構は、前記桁部分の短手方向の少なくとも2箇所に案内部分が設けられる。
【0007】
本発明に係る移動多軸台車システムは、上記の移動多軸台車である第1移動多軸台車及び第2移動多軸台車を備え、前記第1移動多軸台車に搭載される一の桁部分の一端に設けられる前記案内機構である第1案内機構と、前記第2移動多軸台車に搭載される他の桁部分の一端に設けられる前記案内機構である第2案内機構とが、互いに案内し合うように形成される。
【0008】
本発明に係る桁建造方法は、桁を構成する複数の桁部分のそれぞれを別個に組み立てる組み立て工程と、複数の前記桁部分の長手方向の一端に、それぞれ請求項1に記載の移動多軸台車の前記案内機構を装着する装着工程と、それぞれの前記桁部分を、請求項1に記載の移動多軸台車の前記回転機構にそれぞれ搭載する搭載工程と、前記桁部分を搭載した前記移動多軸台車同士を相対的に移動させ、それぞれの前記案内機構が互いに案内し合うように前記回転機構が前記中心軸を中心としてそれぞれの前記桁部分を回転させつつ複数の前記桁部分同士を連結することで、複数の前記桁部分の連結体である前記桁を建造する連結工程とを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、桁部分同士の位置合わせを短時間で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る移動多軸台車システムの一例を示す図である。
図2は、回転機構の一例を示す平面図である。
図3は、図2におけるA-A断面に沿った構成を示す図である。
図4は、本実施形態に係る桁建造方法の一例を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る桁建造方法の各工程の一例を模式的に示す図である。
図6は、本実施形態に係る桁建造方法の各工程の一例を模式的に示す図である。
図7は、本実施形態に係る桁建造方法の各工程の一例を模式的に示す図である。
図8は、本実施形態に係る桁建造方法の各工程の一例を模式的に示す図である。
図9は、本実施形態に係る桁建造方法の各工程の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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