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公開番号
2025036757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2025002698,2021119611
出願日
2025-01-08,2021-07-20
発明の名称
道路標示シート
出願人
積水樹脂株式会社
代理人
主分類
E01F
9/512 20160101AFI20250306BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】壁面に内装用のパネル材を固定する際に、パネル材を載置可能であって、更に変形等が生じにくい巾木装置を提供する。
【解決手段】加熱されて設置面へ付着する道路標示シート10であって、施工時に加熱によって軟化、又は溶融する熱可塑性を有する基材シート20と、基材シート20の設置面側に配置された接着剤層30と、を備え、基材シート20は、エチレン-酢酸ビニル共重合体を含有しており、接着剤層30は、ポリアミド又はポリエステルが主成分であり、接着剤層30の空隙率が50%以上となるように構成する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱されて設置面へ付着する道路標示シートであって、
施工時に加熱によって軟化、又は溶融する熱可塑性を有する基材シートと、
前記基材シートの設置面側に配置された接着剤層と、を備え、
前記基材シートは、エチレン-酢酸ビニル共重合体を含有しており、
前記接着剤層は、ポリアミド又はポリエステルが主成分であり、
前記接着剤層は、接着剤成分の繊維からなる不織布、及び空隙を有しており、その空隙が上下方向及び幅方向に連通したスポンジ状に形成されたもの、のいずれか一方である
ことを特徴とする道路標示シート。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
加熱されて設置面へ付着する道路標示シートであって、
施工時に加熱によって軟化、又は溶融する熱可塑性を有する基材シートと、
前記基材シートの設置面側に配置された接着剤層と、を備え、
前記基材シートは、エチレン-酢酸ビニル共重合体を含有しており、
前記接着剤層は、ポリアミド又はポリエステルが主成分であり、
前記接着剤層は、空隙を有しており、
施工時に前記設置面と接着剤層との間に形成される隙間の空気が、前記接着剤層の空隙を伝って、該接着剤層の側端部に移動できるようになされている
ことを特徴とする道路標示シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、路面に線、文字、記号等を描き、これによって道路中央線、横断歩道等を明示するための道路標示シートに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
路面に線や文字等の標示を行うための道路標示シートに関しては種々の発明が開示されている。例えば特許文献1には、酢酸ビニル含有量が15~40重量%であってメルトインデックスが50~150のエチレン-酢酸ビニル共重合体100重量部に対して、着色剤、充填材、反射材等の添加剤が200~500重量部混入され、これらが均一に溶融混合されてシート状に成形された道路標示シート、が本件出願人によって開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、基材の一面にホットメルト接着剤を積層してなる道路面標示材であって、基材が90℃以上の軟化点を有するものであり、かつホットメルト接着剤が、23℃において10
6
~10
10
Paの弾性率、及び90℃以下の軟化点を有するものであることを特徴とする道路面標示材、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-169048号公報
特開2001-26915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に係る道路標示シートや、特許文献2に係る道路面標示材が設置される道路としては、通常アスファルト舗装道路が想定されている。一方、このような道路標示シートが設置される設置面としてはコンクリート面もあり、このような表面状態が異なる設置面にも使用可能な道路標示シートが求められていた。
【0006】
本発明は、前記の如き問題点を解消し、設置面の状態によらず、施工性及び接着性に優れた標示シートを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明者は鋭意研究した結果、特定の樹脂成分を含む基材シートと、特定の樹脂成分を主成分とする接着剤層とからなる標示シートとすることによって、設置面として、アスファルト舗装面、コンクリート面においても、強固な接着強度を有するため、設置面によっては必要となっていた接着性を向上させるためのプライマーの塗布といった前処理が不要となり、もって、設置面の所定の位置に配置して、加熱処理により設置面に強固に接着する道路標示シートとなすことができることを知得し、本発明を完成するに至った。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係る道路標示シートは、加熱されて設置面へ付着する道路標示シートであって、施工時に加熱によって軟化、又は溶融する熱可塑性を有する基材シートと、前記基材シートの設置面側に配置された接着剤層と、を備え、前記基材シートは、エチレン-酢酸ビニル共重合体を含有しており、前記接着剤層は、ポリアミド又はポリエステルが主成分であり、前記接着剤層は、接着剤成分の繊維からなる不織布、及び空隙を有しており、その空隙が上下方向及び幅方向に連通したスポンジ状に形成されたもの、のいずれか一方であることを特徴とするものである。また、本発明に係る道路標示シートは、加熱されて設置面へ付着する道路標示シートであって、施工時に加熱によって軟化、又は溶融する熱可塑性を有する基材シートと、前記基材シートの設置面側に配置された接着剤層と、を備え、前記基材シートは、エチレン-酢酸ビニル共重合体を含有しており、前記接着剤層は、ポリアミド又はポリエステルが主成分であり、前記接着剤層は、空隙を有しており、施工時に前記設置面と接着剤層との間に形成される隙間の空気が、前記接着剤層の空隙を伝って、該接着剤層の側端部に移動できるようになされていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、設置面の状態によらず、施工性に優れた道路標示シートとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る巾木装置の実施の一形態を示す正面図である。
図1のA-A線拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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