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公開番号
2025031608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024134110
出願日
2024-08-09
発明の名称
多層路面の舗装方法
出願人
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
E01C
19/48 20060101AFI20250228BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】多層路面を舗装するための向上した方法を提供する。
【解決手段】多層路面を舗装するために、第1の舗装層が、第1の道路舗装機1を用いて、道路に沿って舗装される。第2の舗装層は、第1の舗装層の上に、第1の道路舗装機1)を用いて、又は、第2の道路舗装機1を用いて舗装される。第1の舗装層の舗装に際して、第1の舗装層の舗装中に第1の道路舗装機1のスクリード外縁31,33が移動した進行軌跡43,45を少なくとも判定可能とする舗装データが記録される。舗装データは、第2の舗装層が舗装される際に、第1の道路舗装機1又は第2の道路舗装機1の制御に用いられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の道路舗装機(1)を用いて、道路に沿って第1の舗装層を舗装するステップ;及び
前記第1の道路舗装機(1)を用いて、又は、第2の道路舗装機(1)を用いて、前記第1の舗装層の上に、第2の舗装層を舗装するステップ
を含む多層路面の舗装方法であって;
前記第1の舗装層の舗装の際に、前記第1の道路舗装機(1)のスクリード外縁(31,33)が前記第1の舗装層の舗装中に移動した進行軌跡(43,45)を少なくとも判定可能とする舗装データが記録され;
前記舗装データは、第2の舗装層が舗装される際に、前記第1の道路舗装機(1)又は前記第2の道路舗装機(1)の制御に用いられる、舗装方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1の道路舗装機(1)又は前記第2の道路舗装機(1)は、第2の舗装層が舗装される際に、前記舗装データに基づいて少なくとも部分的に自動的に制御される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記舗装データは、前記第1の舗装層の舗装中に、前記第1の道路舗装機(1)の左スクリード外縁(31)が移動した進行軌跡(43)と、前記第1の舗装層の舗装中に、前記第1の道路舗装機(1)の右スクリード外縁(33)が移動した進行軌跡(45)とを判定可能とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記舗装データは、前記第1の道路舗装機(1)のシャーシに対して静止している基準点(21)が、特に前記第1の道路舗装機(1)の理論的旋回点が、前記第1の舗装層の舗装中に移動した進行軌跡(41)を判定可能とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記舗装データは、前記第1の舗装層の舗装中に前記第1の道路舗装機(1)の姿勢が進んだ進行を判定可能とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記舗装データは、前記第1の舗装層の舗装中に前記第1の道路舗装機(1)のスクリード(5)の横方向傾斜角が進んだ進行を判定可能とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記舗装データの記録は、静止座標系における少なくとも2つの位置測定点(19)の位置の判定を含み、前記2つの位置測定点(19)は前記第1の道路舗装機(1)のシャーシに静止状態で設けられている、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の道路舗装機(1)又は前記第2の道路舗装機(1)の操縦は、第2の舗装層が舗装される際に、前記舗装データに基づいて特に自動的に制御される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の道路舗装機(1)又は前記第2の道路舗装機(1)のスクリード幅設定は、第2の舗装層が舗装される際に、前記舗装データに基づいて特に自動的に制御される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の道路舗装機(1)又は前記第2の道路舗装機(1)のスクリード(5)の横方向傾斜設定は、第2の舗装層が舗装される際に、前記舗装データに基づいて特に自動的に制御される、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路舗装機による道路建設の分野に関する。本発明は特に、道路に沿った多層路面の舗装に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
道路舗装機の自動制御方法が欧州特許第1 118 713 B1号明細書に開示されている。1つの測定点が道路舗装機のスクリードに静止状態に取り付けられている。測定点は、例えば、スクリードの延長可能なスクリード部材の端部に配置することが可能である。測定点の位置に対する目標値は、計画データにより判定される。測定点の実際の位置と、目標位置との間の位置偏差が計算される。スクリードは計算された位置偏差に基づいて調整される。
【0003】
欧州特許第1 118 713 B1号明細書に開示のシステムは、好適な計画データが利用可能な場合にのみ使用可能である。
【0004】
独国特許出願10 2020 117 095 A1号明細書には、第1のスクリード延在部及び第2のスクリード延在部の位置に基づく舗装の境界図を生成可能である道路舗装制御ユニットが記載されている。いくつかの場合において、境界図は、舗装又は舗装された作業面の二次元デジタルモデル又は三次元デジタルモデルとして生成可能である。
【0005】
実務上、道路舗装機を道路に沿って数回走行することにより多層路面を舗装することが知られており、ここで、道路舗装機は毎回運転手により手動で操縦されると共に、道路舗装機のスクリード幅は少なくとも1名のスクリードオペレータにより手動で調整される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、多層路面を舗装するための向上した方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、多層路面を舗装する方法が提供されている。第1の舗装層は、第1の道路舗装機を用いて、道路に沿って舗装される。第2の舗装層は、第1の舗装層の上に、第1の道路舗装機を用いて、又は、第2の道路舗装機を用いて舗装される。第1の舗装層が舗装される際に舗装データが記録される。舗装データは、第1の舗装層の舗装中に第1の道路舗装機のスクリード外縁が移動した進行軌跡を少なくとも判定可能とする。舗装データは、第2の舗装層が舗装される際に、第1の道路舗装機又は第2の道路舗装機の制御に用いられる。
【0008】
第1の舗装層が舗装される際の舗装データを記録することにより、第2の舗装層の舗装を容易とすることが可能である情報が得られる。舗装データは、第1の舗装層の舗装プロセスの副産物として活用することが可能である。計画プロセスの一部として舗装データを得るための個別のステップを、省略するか簡略化することが可能である。
【0009】
第2の舗装層が舗装される際の舗装データを用いることにより、第2の舗装層を、第1の舗装層と特に良好に一致するよう舗装することが可能である。第1の舗装層に一致するように第2の舗装層を舗装することにより、高品質な舗装を達成することが可能である。
【0010】
第1の舗装層を舗装する際に第1の道路舗装機のスクリード外縁が移動した進行軌跡は、第1の舗装層の横方向外側境界の経路を表すことが可能である。舗装データは、第1の舗装層に対する第2の舗装層の正確な配置を容易とすることが可能である。舗装データは、第1の舗装層の進行軌跡に可能な限り近似して対応する進行軌跡により、第2の舗装層の舗装プロセスを容易とすることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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