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公開番号2025044186
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2024161268
出願日2024-09-18
発明の名称道路舗装機械の制限板のロック機構
出願人ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E01C 19/48 20060101AFI20250325BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】道路舗装機械の旋回可能な構成部品、特に旋回可能な制限板のコンパクトかつ確実なロック装置を提供する。
【解決手段】制限板(11)は、回転装置(12)を介して道路舗装機械(1)の構成部品に取り付けられている。制限板(11)は、最小制限板位置(17)と最大制限板位置(18)との間で回転装置(12)の周りを回転可能である。ロック装置(25)は、第1のロック位置及び第2のロック位置を選択するように適合されている。ロック装置(25)は、第1のロック位置において、制限板(11)が第1の制限板位置(19)にあるとき、最小制限板位置(17)の方向への回転装置(12)の周りの制限板(11)の回転を阻止し、第2のロック位置において、制限板(11)が第2の制限板位置(20)にあるとき、最大制限板位置(18)の方向への回転装置(12)の周りの制限板(11)の回転を阻止するように適合されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
制限板(11)と、
回転装置(12)と、
ロック装置(25)と、
を備え、
前記制限板(11)は、前記回転装置(12)を介して道路舗装機械(1)の構成部品に取り付けられ、
前記制限板(11)は、最小制限板位置(17)と最大制限板位置(18)との間で前記回転装置(12)の周りを回転可能であり、
前記ロック装置(25)は、第1のロック位置及び第2のロック位置を選択するように適合され、
前記ロック装置(25)は、前記第1のロック位置において、前記制限板(11)が第1の制限板位置(19)にあるとき、前記最小制限板位置(17)の方向への前記回転装置(12)の周りの前記制限板(11)の回転を阻止し、前記第2のロック位置において、前記制限板(11)が第2の制限板位置(20)にあるとき、前記最大制限板位置(18)の方向への前記回転装置(12)の周りの前記制限板(11)の回転を阻止するように適合された、
道路舗装機械(1)の制限板アセンブリ(7)。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記ロック装置(25)は、第3のロック位置を選択するように適合され、
前記ロック装置(25)は、前記第3のロック位置において、前記制限板(11)が第3の制限板位置(21)にあるとき、前記最大制限板位置(18)の方向への前記回転装置(12)の周りの前記制限板(11)の回転を阻止するように適合された、
請求項1に記載の制限板アセンブリ。
【請求項3】
前記ロック装置(25)は、前記第2のロック位置において、前記制限板(11)が第4の制限板位置にあるとき、前記最小制限板位置(17)の方向への前記回転装置(12)の周りの前記制限板(11)の回転を阻止するように適合された、
請求項2に記載の制限板アセンブリ。
【請求項4】
前記第1の制限板位置(19)にある前記制限板(11)は、前記道路舗装機械(1)の舗装方向(100)に対して第1の角度(22)を有し、
前記ロック装置(25)が前記第2のロック位置にあるとき、前記制限板(11)は、前記道路舗装機械(1)の舗装方向(100)に対して第2の角度(23)と第3の角度(24)との間で回転可能であり、
前記第3の制限板位置(21)にある前記制限板(11)は、前記道路舗装機械(1)の舗装方向(100)に対して前記第3の角度(24)を有し、
前記第2の角度(23)は、前記第1の角度(22)と前記第3の角度(24)との間に位置する、
請求項2又は3に記載の制限板アセンブリ。
【請求項5】
前記ロック装置(25)は、前記第1のロック位置及び前記第2のロック位置を選択するように適合されたラッチ(26)を備え、
前記ラッチ(26)は、特にその自重によって、前記第1のロック位置及び前記第2のロック位置に保持される、
請求項1~4のいずれか1つに記載の制限板アセンブリ。
【請求項6】
前記ラッチ(25)は、前記制限板(11)に連結され、
前記第1のロック位置において、前記制限板(11)が前記第1の制限板位置(19)にあるとき、前記ラッチ(26)は、前記道路舗装機械(1)の制限装置(39)に対して第1の表面(33)で当接し、前記最小制限板位置(17)の方向への前記制限板(11)の回転が前記ラッチ(26)によって防止され、
及び/又は、前記第2のロック位置において、前記制限板(11)が前記第2の制限板位置(20)にあるとき、前記ラッチ(26)は、前記道路舗装機械(1)の制限装置(40)に対して第2の表面(32)で当接し、前記最大制限板位置(18)の方向への前記制限板(11)の回転が前記ラッチ(26)によって防止される、
請求項5に記載の制限板アセンブリ。
【請求項7】
前記ラッチ(26)は、前記第3のロック位置を選択するように適合され、
前記第3のロック位置において、前記制限板(11)が前記第3の制限板位置(21)にあるとき、前記ラッチ(26)は、前記道路舗装機械(1)の制限装置(41)に対して第3の表面で当接し、前記最大制限板位置(18)の方向への前記制限板(11)の回転が前記ラッチ(26)によって防止される、
請求項2を引用する請求項5又は6に記載の制限板アセンブリ。
【請求項8】
前記ラッチ(26)は、前記道路舗装機械(1)の構成部品に連結され、
前記第1のロック位置において、前記制限板(11)が前記第1の制限板位置(19)にあるとき、前記ラッチ(26)は、前記制限板(11)の制限装置に対して第1の表面で当接し、前記最小制限板位置(17)の方向への前記制限板(11)の回転が前記ラッチ(26)によって防止され、
及び/又は、前記第2のロック位置において、前記制限板(11)が前記第2の制限板位置(20)にあるとき、前記ラッチ(26)は、前記制限板(11)の制限装置に対して第2の表面で当接し、前記最大制限板位置(18)の方向への前記制限板(11)の回転が前記ラッチ(26)によって防止される、
請求項5に記載の制限板アセンブリ。
【請求項9】
前記ロック装置(25)は、ロック解除位置を選択するように適合され、
前記ロック装置(25)が前記ロック解除位置にあるとき、前記制限板(11)は、前記最小制限板位置(17)と前記最大制限板位置(18)との間で前記回転装置(12)の周りを自由に回転可能である、
請求項1~8のいずれか1つに記載の制限板アセンブリ。
【請求項10】
前記制限板アセンブリ(7)は、旋回装置を備え、
前記旋回装置は、前記回転装置(12)の周りに前記制限板(11)を回転させるように適合され、
前記旋回装置は、油圧シリンダ及び/又は電気駆動装置を含む、
請求項1~9のいずれか1つに記載の制限板アセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路舗装機械の技術分野に関する。特に、本発明は、制限板アセンブリを備えた道路舗装機械、そのような制限板アセンブリのロック機構(kinematics)、及び道路舗装機械の制限板を旋回させる方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
道路舗装機械は、従来技術からよく知られている。道路舗装機械の有用性を向上させるために、それらの動作幅に関して可変スクリードが設計されてきた。動作幅とは、スクリードが舗装材料を路面に敷き広げる幅のことである。例えば、欧州特許出願公開第2169117号明細書には、動作幅が連続的に可変であるスクリードが開示されている。舗装材料は、スクリードの前方にある敷き広げスクリューによって、道路舗装機械の舗装方向に対して横方向に敷き広げられる。
【0003】
スクリードの動作幅を調整すると、敷き広げられる舗装材料の幅も変化する。舗装方向に余分な舗装材料が敷き広げられないようにするため、オプションとして、制限板アセンブリの幅も動作幅に合わせて調整する必要がある。これは、例えば、制限板アセンブリの外側において横方向に旋回可能なプレートを使用することによって行うことができる。
【0004】
旋回可能な制限板を備えた道路舗装機械の制限板アセンブリは、欧州特許出願公開第3988714号明細書から知られている。制限板は、油圧式旋回装置によって旋回し、所定の位置に保持されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、道路舗装機械の旋回可能な構成部品、特に旋回可能な制限板のコンパクトかつ確実なロック装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、請求項1に記載された制限板アセンブリ、請求項12に記載されたロック機構、又は請求項15に記載された制限板を旋回させる方法によって解決される。
【0007】
本発明の第1の態様は、道路舗装機械の制限板アセンブリに関する。制限板アセンブリは、制限板及び回転装置(swiveling device)を備えている。制限板アセンブリは、制限板をさらに備えていてもよい。制限板は、回転装置を介して道路舗装機械の構成部品、特に制限板アセンブリの構成部品に取り付けられている。制限板は、回転装置の周りに回転可能である。回転装置は、垂直軸の周りに制限板を回転させることができる。制限板は、水平方向に旋回することができる。制限板は、最小制限板位置と最大制限板位置との間で回転可能である。
【0008】
制限板アセンブリは、ロック装置をさらに備えていてもよい。ロック装置は、第1のロック位置及び第2のロック位置を選択するように適合されている。第1のロック位置では、ロック装置は、制限板が第1の制限板位置にあるとき、最小制限板位置の方向への回転装置の周りの制限板の回転を阻止するように適合されている。第2のロック位置では、ロック装置は、制限板が第2の制限板位置にあるとき、最大制限板位置の方向への回転装置の周りの制限板の回転を阻止するように適合されている。
【0009】
制限板アセンブリの幅は、制限板を回転させることによって変化させることができる。最小制限板位置は、制限板アセンブリの最小幅に対応していてもよい。最大制限板位置は、制限板アセンブリの最大幅に対応していてもよい。最小制限板位置では、制限板は、道路舗装機械に当接してもよい。最大制限板位置では、制限板は、道路舗装機械から、特にその直交方向に突出してもよい。
【0010】
道路舗装機械は、舗装材料の舗装中、舗装方向に移動する。最小制限板位置では、制限板は、舗装方向と平行に延びていてもよい。回転装置は、舗装方向に関して制限板の前端部に配置されていてもよい。最小制限板位置では、制限板は、舗装方向に対して後方に旋回するようにしてもよい。最大制限板位置では、制限板は、舗装方向に対して直交して延びていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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