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公開番号2025061516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025008160,2020179473
出願日2025-01-21,2020-10-27
発明の名称桟橋構築方法、及び橋梁構築方法
出願人株式会社熊谷組,株式会社横河ブリッジ,パシフィックコンサルタンツ株式会社
代理人弁理士法人 武政国際特許商標事務所
主分類E01D 21/00 20060101AFI20250403BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】河川の出水期においても橋梁の施工を継続することができる桟橋構築方法を提供する。
【解決手段】
桟橋構築方法は、河川9を横断する橋梁の施工に利用される桟橋3を構築する。桟橋構築方法は、河川9の流水方向に間隔をあけると共に橋梁の橋軸方向に橋梁の既設下部工10と同程度の間隔をあけた位置において、河川9の計画高水位(HWL)以上かつ既設下部工10と同程度の高さ以下の高さに桟橋下部工30を構築する桟橋下部工構築工程と、桟橋下部工30の上に橋軸方向に沿って架設桁33を設置して桟橋3を構築する桟橋架設工程と、を備えた。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
河川を横断する橋梁の施工に利用され、施工機械が稼働するための桟橋を構築する方法であって、
桟橋下部工を構築する桟橋下部工構築工程と、
橋軸方向の一方から他方に向かって送り出した架設桁を、前記桟橋下部工の上に設置する桟橋架設工程と、を備えた、
ことを特徴とする桟橋構築方法。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記桟橋下部工構築工程では、前記河川の計画高水位以上の高さとなる前記桟橋下部工を構築する、
ことを特徴とする請求項1記載の桟橋構築方法。
【請求項3】
前記桟橋架設工程では、連続桁となるよう3以上の前記桟橋下部工の上に前記架設桁を設置する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の桟橋構築方法。
【請求項4】
河川を横断する橋梁の施工に利用され、施工機械が稼働するための桟橋を構築する方法であって、
前記河川の計画高水位以上の高さとなる桟橋下部工を構築する桟橋下部工構築工程と、
前記桟橋下部工の上に架設桁を設置する桟橋架設工程と、を備え、
前記桟橋架設工程では、連続桁となるよう3以上の前記桟橋下部工の上に前記架設桁を、設置する、
ことを特徴とする桟橋構築方法。
【請求項5】
桟橋を利用して、河川を横断する新設橋を構築する方法であって、
桟橋下部工を構築する桟橋下部工構築工程と、
橋軸方向の一方から他方に向かって送り出した架設桁を、前記桟橋下部工の上に設置する桟橋架設工程と、
前記桟橋を利用して、新設下部工を構築する新設下部工構築工程と、
前記桟橋を利用して、前記新設下部工の上に新設上部工を構築する新設上部工構築工程と、を備えた、
ことを特徴とする橋梁構築方法。
【請求項6】
桟橋を利用して、河川を横断する新設橋を構築する方法であって、
桟橋下部工を構築する桟橋下部工構築工程と、
橋軸方向の一方から他方に向かって送り出した架設桁を、前記桟橋下部工の上に設置する桟橋架設工程と、
前記桟橋を利用して、新設下部工を構築する新設下部工構築工程と、
前記架設桁の上に新設上部工を設置するとともに、該新設上部工を該架設桁から前記新設下部工に向かって横移動し、該新設下部工の上に該新設上部工を設置する新設上部工構築工程と、を備えた、
ことを特徴とする橋梁構築方法。
【請求項7】
前記河川の出水期であっても、前記桟橋を撤去することなく該桟橋を継続して利用する、
ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の橋梁構築方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、桟橋、桟橋構築方法、橋梁改築方法および橋梁構築方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
河川等に橋梁を架設するために、出水期を除く時期において河川等の水面近くに作業用の桟橋が構築されることがある。このような桟橋を構築する方法として、下部工構成物を具備するユニット構造物を上部工構成物に連結し、そのユニット構造物を介して支持杭を打設する桟橋架設工法が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6007307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、桟橋は非出水期の水位に合わせて構築されているため、橋梁の工期中に出水期を迎える場合、洪水時の流水に著しい支障を与えないように桟橋を一時的に撤去しなければならなかった。したがって、出水期間中においては、橋梁の施工が滞るため、工期が長くなるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために、河川の出水期においても橋梁の施工を継続することができる桟橋、桟橋構築方法、橋梁改築方法および橋梁構築方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の桟橋構築方法は、河川を横断する橋梁の施工に利用される桟橋を構築する桟橋構築方法であって、橋下部工構築工程と桟橋架設工程を備えた方法である。このうち桟橋下部工構築工程では桟橋下部工を構築し、桟橋架設工程では橋軸方向の一方から他方に向かって送り出した架設桁を桟橋下部工の上に設置する。
【0007】
本発明の桟橋構築方法は、河川の計画高水位以上の高さとなるように桟橋下部工を構築する方法とすることもできる。
【0008】
本発明の桟橋構築方法は、連続桁となるよう3以上の桟橋下部工の上に架設桁を設置する方法とすることもできる。
【0009】
本発明の桟橋構築方法は、河川を横断する橋梁の施工に利用される桟橋を構築する桟橋構築方法であって、橋下部工構築工程と桟橋架設工程を備えた方法である。このうち桟橋下部工構築工程では河川の計画高水位以上の高さとなるように桟橋下部工を構築し、桟橋架設工程では架設桁を桟橋下部工の上に設置する。なお桟橋架設工程では、連続桁となるよう3以上の桟橋下部工の上に架設桁を設置する。
【0010】
本発明の橋梁構築方法は、桟橋を利用して、河川を横断する新設橋を構築する方法であって、桟橋下部工構築工程と桟橋架設工程、新設下部工構築工程、新設上部工構築工程を備えた方法である。このうち桟橋下部工構築工程では桟橋下部工を構築し、桟橋架設工程では橋軸方向の一方から他方に向かって送り出した架設桁を桟橋下部工の上に設置する。また新設下部工構築工程では、桟橋を利用して新設下部工を構築し、新設上部工構築工程では桟橋を利用して新設下部工の上に新設上部工を構築する。
本発明の橋梁構築方法は、架設桁の上に新設上部工を設置するとともに、その新設上部工を架設桁から新設下部工に向かって横移動したうえで、新設下部工上に新設上部工を設置する方法とすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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