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公開番号2025042273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149182
出願日2023-09-14
発明の名称アスファルトのタック防止剤およびその利用
出願人松本油脂製薬株式会社
代理人
主分類E01C 7/24 20060101AFI20250319BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】路面温度が高い夏でも少量で効率的にアスファルトの粘着性を低減でき、アスファルト自体の性能に影響を及ぼさないアスファルトのタック防止剤を提供する。
【解決手段】アニオン性界面活性剤(A)、カチオン性界面活性剤(B)及びグリセリン脂肪酸エステル(C)から選ばれる少なくとも1種を含み、前記カチオン性界面活性剤(B)が炭素数12~22のアルキル基を有する、アスファルトのタック防止剤。前記アニオン性界面活性剤(A)、前記カチオン性界面活性剤(B)及び前記グリセリン脂肪酸エステル(C)から選ばれる少なくとも1種が、60℃で固体であると好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アニオン性界面活性剤(A)、カチオン性界面活性剤(B)及びグリセリン脂肪酸エステル(C)から選ばれる少なくとも1種を含み、前記カチオン性界面活性剤(B)が炭素数12~22のアルキル基を有する、アスファルトのタック防止剤。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記アニオン性界面活性剤(A)、前記カチオン性界面活性剤(B)及び前記グリセリン脂肪酸エステル(C)から選ばれる少なくとも1種が、60℃で固体である、請求項1に記載のアスファルトのタック防止剤。
【請求項3】
前記アニオン性界面活性剤(A)が、炭素数6~22の高級脂肪酸塩を含む、請求項1または2に記載のアスファルトのタック防止剤。
【請求項4】
前記カチオン性界面活性剤(B)が、炭素数が16以上のアルキル基を有する化合物である、請求項1又は2に記載のアスファルトのタック防止剤。
【請求項5】
20℃における比重が1.03~3.0である化合物(D)をさらに含む、請求項1又は2に記載のアスファルトのタック防止剤。
【請求項6】
前記アニオン性界面活性剤(A)を必須に含み、前記タック防止剤の不揮発分に占める前記アニオン性界面活性剤(A)の割合が30~99.9重量%、前記化合物(D)の割合が0.1~70重量%である、請求項5に記載のアスファルトのタック防止剤。
【請求項7】
アスファルト乳剤に請求項1又は2に記載のアスファルトのタック防止剤を接触させる、アスファルトのタック防止剤の散布方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルトのタック防止剤およびその利用に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
アスファルトは石油を蒸留してナフサやガソリン、灯油、軽油等を取り出した後に得られる最終精製物で、古くから舗装材料に用いられている。
アスファルトは常温では高粘度の半固体または固体であり、その粘着性の高さから取り扱い時の作業性が非常に悪い。
【0003】
常温での取り扱い時の作業性を改善する手法の一つとして、乳化剤を用いてアスファルトを水に乳化させた形態での利用が知られており、該乳化物はアスファルト乳剤と呼ばれている。
道路舗装におけるアスファルト乳剤の主な用途には、路盤の表面仕上げ用として使用されるプライムコートと、基層と新たに舗設するアスファルト層との層間接着用として使用されるタックコートがある。
これらの用途でアスファルト乳剤を用いる際、アスファルトが本来持つ性能を引き出す為に乳剤を散布した後に水分を除去しアスファルトを皮膜化する必要があるが、水分除去後はアスファルトの粘着性(タック)により、生成したアスファルト皮膜が工事車両のタイヤに付着して剥がれてしまう問題がある。
特に路面温度が高くなる夏はアスファルトが軟化する為この問題が多く発生し、皮膜が剥がれる事で接着性や防水性といったアスファルト皮膜の性能が十分に得られないだけでなく、アスファルトがタイヤに付着した工事車両が付近の道路を汚損してしまう問題もあった。
【0004】
タックを抑制するために、アスファルトに樹脂やゴム成分を配合して軟化点を高くした改質アスファルトを用いた、タイヤ付着抑制型アスファルト乳剤(PKM-T)がある。
また、特許文献1では、アスファルト乳剤にコロイダルシリカを配合した乳剤を使用してタック防止を試みている。
しかし、いずれも、樹脂成分やコロイダルシリカを多量に配合しなければ十分なタック防止効果が得られない為、アスファルト自体の性能に影響が出る結果を招来していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-091761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、路面温度が高い夏でも少量で効率的にアスファルトの粘着性を低減でき、アスファルト自体の性能に影響を及ぼさないアスファルトのタック防止剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、特定の化合物を含むアスファルトのタック防止剤であれば、上記課題を解決できることが判明した。
すなわち、本発明のアスファルトのタック防止剤は、アニオン性界面活性剤(A)、カチオン性界面活性剤(B)及びグリセリン脂肪酸エステル(C)から選ばれる少なくとも1種を含み、前記カチオン性界面活性剤(B)が炭素数12~22のアルキル基を有する。
【0008】
本発明のアスファルトのタック防止剤は、前記アニオン性界面活性剤(A)、前記カチオン性界面活性剤(B)及び前記グリセリン脂肪酸エステル(C)から選ばれる少なくとも1種が、60℃で固体であると好ましい。
前記アニオン性界面活性剤(A)が、炭素数6~22の高級脂肪酸塩を含むと好ましい。
前記カチオン性界面活性剤(B)が、炭素数が16以上のアルキル基を有する化合物であると好ましい。
20℃における比重が1.03~3.0である化合物(D)をさらに含むと好ましい。
前記アニオン性界面活性剤(A)を必須に含み、前記タック防止剤の不揮発分に占める前記アニオン性界面活性剤(A)の割合が30~99.9重量%、前記化合物(D)の割合が0.1~70重量%であると好ましい。
【0009】
本発明のアスファルトのタック防止剤の散布方法は、アスファルト乳剤に上記アスファルトのタック防止剤を接触させる、アスファルトのタック防止剤の散布方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明のアスファルトのタック防止剤は、路面温度が高い夏でも少量で効率的にアスファルトの粘着性を低減できる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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