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公開番号2025037172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143984
出願日2023-09-05
発明の名称遮断器
出願人綜合警備保障株式会社,株式会社RoboSapiens
代理人個人
主分類E01F 13/02 20060101AFI20250310BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】施設の複数箇所における通行規制または規制解除を効率的に実施することを課題とする。
【解決手段】自動開閉ベルトパーティション100は、支柱120の上部に取り付けられたベルト繰出装置110にベルト部111を格納している。操作者が遠隔操作端末200を操作することにより、遠隔操作端末200は、遮断部伸長指示をベルト繰出装置110に送信する(S1)。ベルト繰出装置110は、遮断部伸長指示を受信したならば、ベルト部111を繰り出す(S2)。このことにより、各種の施設の利用者の通行を規制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の固定部材の上部に配設され、遮断部を水平方向に伸長および収縮させる遮断器であって、
前記遮断部を格納する格納部と、
前記格納部から前記遮断部を水平方向に伸長および収縮させる駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする遮断器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記固定部材は、
台座および該台座に固着された垂直ポールを含むことを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
【請求項3】
前記格納部は、
容器に固定された第1の軸を中心として第1の方向に回転可能な第1の円筒ドラムと、前記第1の軸に所定の弾性体を介して取り付けられ、前記第1の円筒ドラムに巻装された第1の長尺プレートとを有する第1の巻尺と、
前記容器に固定された第2の軸を中心として前記第1の方向と逆方向に回転可能な第2の円筒ドラムと、前記第2の軸に所定の弾性体を介して取り付けられ、前記第2の円筒ドラムに巻装された第2の長尺プレートとを有する第2の巻尺と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
【請求項4】
前記格納部は、
前記第1の巻尺と前記容器の開口部との間に回転可能な第1のローラーと、
前記第2の巻尺と前記容器の開口部との間に回転可能な第2のローラーと
を有し、
前記第1のローラーの回転により、前記第1のローラーと前記第2のローラーとの間を通過する前記遮断部を伸長および収縮させることを特徴とする請求項3に記載の遮断器。
【請求項5】
前記遮断部は、
前記第1の巻尺から延びる前記第1の長尺プレートの自由端部と、前記第2の巻尺から延びる前記第2の長尺プレートの自由端部とを連結させた構造であることを特徴とする請求項4に記載の遮断器。
【請求項6】
前記駆動部は、
前記第1のローラーに接続され、前記第1のローラーを回転駆動させることを特徴とする請求項4に記載の遮断器。
【請求項7】
前記第2のローラーに接続されたロータリエンコーダを備え、
前記制御部は、
前記ロータリエンコーダで取得された回転量に基づいて、前記遮断部の伸長の完了および収縮の完了を検知することを特徴とする請求項4に記載の遮断器。
【請求項8】
前記遮断部の端部の角速度を検知する検知部と、
前記検知部により検知された角速度に基づいて、前記遮断部の座屈を検知する座屈検知部と
をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の遮断器。
【請求項9】
前記遮断部を伸長させる第1の時刻を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶した第1の時刻に基づいて、前記遮断部の伸長を制御することを特徴とする請求項3に記載の遮断器。
【請求項10】
前記遮断部を収縮させる第2の時刻を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶した第2の時刻に基づいて、前記遮断部の収縮を制御することを特徴とする請求項3に記載の遮断器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施設の複数箇所における通行規制または規制解除を効率的に実施することができる遮断器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、施設における利用者の通行の規制や誘導の手段として、ベルトパーティションが用いられている(例えば特許文献1を参照)。ベルトパーティションは、ベース上に垂直起立状に設けられた支柱の上端に、ベルト収納ヘッドが配設される。このベルト収納ヘッドには、繰り出し可能な状態で、付勢手段によって巻き取り方向に付勢されたベルトが、巻軸に巻回されて収納されている。
【0003】
ベルトパーティションの使用時には、ベルトを繰り出し、当該ベルトの先端部に設けられたベルトエンドを、他のベルトパーティションのベルトエンド受け部に係止する。施設の管理者(例えば常駐警備員)は、施設における利用者の通行を規制または誘導するエリアに、複数のベルトパーティションを適当な間隔を置いて配置し、手作業で隣接するベルトパーティションの一方のベルトを繰り出して、そのベルトエンドを他方のベルトエンド受け部に係止することによって、規制帯(パーティション)を構築する。
【0004】
また、ベルトパーティションの代わりに、天井からシャッターカーテンを自動で下降または上昇してエスカレーターの通行を規制または規制解除するシャッター装置が知られている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6336746号公報
特開2010-7396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、特許文献1に開示されたようなベルトパーティションは、例えば階層によって営業時間が異なる大型店舗において、先に閉店する上層階へアクセスする複数箇所のエスカレーターや階段を、その閉店時刻に一斉に通行規制しようとする場合、従来はその通行規制が必要な場所の数に応じた人数の施設の管理者が、分担して各箇所にそのパーティションを用いて規制帯を設置する必要があった。この場合に限らず、従来は、ある同時刻に施設の複数箇所を一斉に通行規制したり、その規制を解除したりするためには、その数に見合う施設の管理者の人数を確保しなければならず、効率が悪かった。
【0007】
また、特許文献2に開示されたようなシャッター装置は、導入コストが高く、また天井部に設置スペースを確保しなければならないという制約条件があった。
【0008】
本発明は、これらの従来技術の問題点(課題)を解決するためになされたものであって、施設の複数箇所における通行規制または規制解除を効率的に実施することができる遮断器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は、所定の固定部材の上部に配設され、遮断部を水平方向に伸長および収縮させる遮断器であって、前記遮断部を格納する格納部と、前記格納部から前記遮断部を水平方向に伸長および収縮させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記発明において、前記固定部材は、台座および該台座に固着された垂直ポールを含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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