TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025059021
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024165335
出願日
2024-09-24
発明の名称
車両搭載型舗装用材料散布装置とそれを搭載した舗装用材料散布車
出願人
新明工業株式会社
,
ニチレキ株式会社
代理人
弁理士法人須磨特許事務所
主分類
E01C
19/16 20060101AFI20250401BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】 施工面積が中規模ないしは小規模の現場に機敏に対応することができる舗装用材料散布車と、そのような舗装用材料散布車を実現可能にする車両搭載型の舗装用材料散布装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 台座と、前記台座に取り付けられている支持脚と、前記支持脚に対して、相対的に上方かつ前方にある収納位置と、相対的に下方かつ後方にある展開位置との間で、平行移動可能に支持される移動体と、1又は複数の散布ノズルを備える散布ノズル部とを有し、前記散布ノズル部が前記移動体に取り付けられている車両搭載型の舗装用材料散布装置と、それを搭載した舗装用材料散布車を提供することによって、上記の課題を解決する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
台座と、
前記台座に取り付けられている支持脚と、
前記支持脚に対して、相対的に上方かつ前方にある収納位置と、相対的に下方かつ後方にある展開位置との間で、平行移動可能に支持される移動体と、
スプレーバー及び前記スプレーバーに接続される1又は複数の散布ノズルとを備える散布ノズル部と、
を有し、
前記散布ノズル部が前記移動体に取り付けられている、
車両搭載型の舗装用材料散布装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
さらに基台を有し、
前記台座が、前記基台に対し前後方向及び/又は左右方向にスライド可能に、直接又は他の部材を介して前記基台に支持されている、請求項1記載の車両搭載型の舗装用材料散布装置。
【請求項3】
前記支持脚に対して前記移動体を平行移動可能に支持する機構が、前記支持脚と前記移動体とを互いに平行な2本の連結アームで連結してなる平行リンク機構である、請求項1又は2に記載の車両搭載型の舗装用材料散布装置。
【請求項4】
2本の前記連結アームの少なくとも一方が長さ調節手段を備えている、請求項3記載の車両搭載型の舗装用材料散布装置。
【請求項5】
2本の前記連結アームの少なくとも一方を前記支持脚との連結点を軸に回転させる回転駆動機構を備えている、請求項3記載の車両搭載型の舗装用材料散布装置。
【請求項6】
1又は複数の散布ノズルを備える第二散布ノズル部を有し、前記第二散布ノズル部が、前記移動体及び/又は前記散布ノズル部に取り付けられている、請求項1又は2に記載の車両搭載型の舗装用材料散布装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の車両搭載型の舗装用材料散布装置を、その前方方向を車両の通常の走行方向の前方と一致させて搭載し、さらに、少なくとも1つの舗装用材料のタンクと、前記タンクと搭載している前記舗装用材料散布装置の散布ノズル部とを接続する管路と、前記管路を介して前記タンクから前記散布ノズル部へと舗装用材料を送り出す舗装用材料送出装置とを搭載してなる舗装用材料散布車。
【請求項8】
前記タンクが真空二重構造のタンクである、請求項7記載の舗装用材料散布車。
【請求項9】
前記タンクが前記タンク内の収容物を撹拌する撹拌装置を備えている、請求項7記載の舗装用材料散布車。
【請求項10】
前記タンクと前記散布ノズル部とを接続する前記管路、又は、前記散布ノズル部が備える前記スプレーバーを、管路の一部に含んで形成される循環管路であって、洗浄時、洗浄剤が循環する循環洗浄管路を有している、請求項7記載の舗装用材料散布車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載して使用される車両搭載型の舗装用材料散布装置と、それを搭載した舗装用材料散布車に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
アスファルト乳剤やその分解促進剤、溶剤系プライマーなどの舗装用材料は一般にアスファルトディストリビュータと呼ばれる作業車を用いて施工面上に散布されている。
【0003】
アスファルトディストリビュータは、通常、8トンクラスの車両に、2トン程度のアスファルト乳剤などの舗装用材料を収容したタンクとポンプを搭載し、車両の後部に列状に連なる多数の散布ノズルを備える散布装置を取り付けた車両であり、走行しながら、広い面積の施工面に大量の舗装用材料を均一に散布する能力を有している(例えば、特許文献1、2)。
【0004】
しかしながら、近年、特に、都市中心部の舗装補修工事では、施工に起因する交通渋滞時間の短縮化を図るため、一日当たりの施工面積を小さくして施工する場合があり、そのような現場では、施工面積に比べて過大なアスファルトディストリビュータの使用は敬遠されることがある。また、アスファルトディストリビュータの運転、操作には熟練を要するところ、熟練者の数には限りがあるので、日々発生する中規模ないし小規模の現場に機敏に対応するには限界がある。
【0005】
一方、小規模面積の施工に特化した散布機械としては、アスファルト乳剤タンクと小型ポンプを積載した手押し式又は牽引式の散布機が提案されている(特許文献3、4)。しかしながら、これらの小型の散布機は、アスファルト乳剤を収容した乳剤タンクと、ポンプと、発動機等を人が牽引若しくは手押しできる大きさの台車に搭載したものであるので、搭載できるアスファルト乳剤の量には限度があり、逆に、極めて小さな施工面積の現場にしか使用できないという制約を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-102518号公報
特開2001-279609号公報
実開昭63-100506号公報
実用新案登録第3279609157017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するために為されたもので、施工面積が中規模ないしは小規模の現場に機敏に対応することができる舗装用材料散布車と、そのような舗装用材料散布車を実現可能にする車両搭載型の舗装用材料散布装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明者らは、比較的小型の車両にも簡単に搭載できる車両搭載型の舗装用材料散布装置があれば、それを、舗装用材料のタンクやポンプ、その動力源などの機材とともに車両に搭載することで、中規模ないしは小規模の施工現場にも機敏に対応できる散布車を容易に提供することができるのではないかとの発想を得た。
【0009】
斯かる発想に基づき、試行錯誤を重ねた結果、本発明者らは、散布装置を、散布時には車両後方に展開して舗装用材料を散布することができるとともに、非散布時には車両上にコンパクトに収納することができる構造とすることによって、比較的小型の車両にも搭載できる車両搭載型の舗装用材料散布装置が得られることを見出した。また、本発明者らは、当該舗装用材料散布装置を、他の必要な資材並びに機材とともに車両に搭載することで、施工面積が中規模ないしは小規模の現場に機敏に対応することができる舗装用材料散布車を提供することができることを見出した。
【0010】
すなわち、本発明は、
台座と、
前記台座に取り付けられている支持脚と、
前記支持脚に対して、相対的に上方かつ前方にある収納位置と、相対的に下方かつ後方にある展開位置との間で、平行移動可能に支持される移動体と、
スプレーバー及び前記スプレーバーに接続される1又は複数の散布ノズルとを備える散布ノズル部と、
前記散布ノズル部が前記移動体に取り付けられている、
車両搭載型の舗装用材料散布装置を提供することによって、上記の課題を解決するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
ブレーキアシスト装置
28日前
新明工業株式会社
車両搭載型舗装用材料散布装置とそれを搭載した舗装用材料散布車
2か月前
有限会社アステ
組立て看板
1か月前
住友建機株式会社
道路機械
4日前
岳南光機株式会社
路面標示施工装置
25日前
日本ジュウキケンセツ株式会社
搭乗設備機構
21日前
コスモシステム株式会社
防護柵用支柱および防護柵
12日前
有限会社山桂ハウジング
転圧ローラ
11日前
日進ゴム株式会社
ボラードの製造方法
13日前
個人
改良型点字ブロック或いは点字タイル或いは点字シート
3日前
株式会社大林組
コンクリート構造体の施工方法
1か月前
テクノス株式会社
床版支持構造
19日前
株式会社 トラストプラン
融雪装置
26日前
保線機器整備株式会社
砕石交換作業車および道床交換装置
今日
個人
衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置
26日前
株式会社プロテックエンジニアリング
防護柵
今日
オリエンタル白石株式会社
ズレ止め溶殖の後施工方法
今日
住友建機株式会社
道路機械、道路機械の管理システム
4日前
三井住友建設株式会社
橋桁の補修方法
28日前
株式会社シー・エス・ケエ
アスファルト舗装材の車載溶解装置
25日前
鹿島建設株式会社
接合構造および接合方法
18日前
株式会社NIPPO
路面加熱装置
1か月前
松岡コンクリート工業株式会社
基礎ブロックの連結構造。
1か月前
日本ジュウキケンセツ株式会社
仮桟橋構築工法及び仮桟橋解体工法
21日前
株式会社NIPPO
養生材搬送装置
4日前
株式会社大林組
路盤の施工方法及び路盤
1か月前
モリスアンドコー,カンパニー,リミテッド
境界石用止水板
13日前
株式会社八木熊
フェンス付きバリケード
5日前
住友建機株式会社
道路機械及び道路機械のホッパ制御システム
6日前
株式会社NIPPO
アスファルトクッカ
1か月前
オリエンタル白石株式会社
床版接続用吊り治具及び床版架設方法
4日前
高田機工株式会社
手延機及び手延機を用いた送出し工法
5日前
青野スポーツ施設株式会社
グラウンドのリフォーム工法
12日前
ニッタ株式会社
橋梁用伸縮装置及びフェースプレート
5日前
三井住友建設株式会社
コンクリート施工方法
11日前
名古屋電機工業株式会社
制御システム
18日前
続きを見る
他の特許を見る