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公開番号
2025086629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200734
出願日
2023-11-28
発明の名称
ブレーキアシスト装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
新明工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60T
7/06 20060101AFI20250602BHJP(車両一般)
要約
【課題】モータが動作しなくなった場合に、ブレーキがかかった状態にして車両の早期停止を可能とすること。
【解決手段】ブレーキアシスト装置100は、ブレーキペダル80に一端が接続するワイヤ32の他端が接続され、回転してワイヤ32を巻き取ることでブレーキ力を調整可能なシーブ30と、シーブ30を回転させるモータ10と、シーブ30に取り付けられ、シーブ30と一体に回転可能な回転体40と、シーブ30のみがモータ10によって回転するように回転体40を回転不能にする回転不能状態と、シーブ30と回転体40が一体に回転するように回転体40を回転可能にする回転可能状態と、を切り替える電磁クラッチ50と、回転体40をシーブ30がワイヤ32を巻き取る方向に回転付勢し、モータ10が動作せず且つ回転体40が回転可能状態にあるときに、回転体40とシーブ30を上記巻き取る方向に回転させる付勢部60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ブレーキペダルに一端が接続するワイヤの他端が接続され、回転して前記ワイヤを巻き取ることでブレーキ力を調整可能なシーブと、
前記シーブを回転させるモータと、
前記シーブに取り付けられ、前記シーブと一体に回転可能な回転体と、
前記シーブと前記回転体のうち前記シーブのみが前記モータによって回転するように前記回転体を回転不能にする回転不能状態と、前記シーブと前記回転体が一体に回転するように前記回転体を回転可能にする回転可能状態と、を切り替える電磁クラッチと、
前記回転体を前記シーブが前記ワイヤを巻き取る方向に回転付勢し、前記モータが動作せず且つ前記回転体が前記回転可能状態にあるときに、前記回転体と前記シーブを前記巻き取る方向に回転させる付勢部と、を備えるブレーキアシスト装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキアシスト装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、アクセル、ブレーキ、および/またはハンドルの操作を自動制御で行う自動運転の開発が進められている。例えば、アクセル操作とブレーキ操作の両方を自動制御で行うアダプティブクルーズコントロールが知られている。車両が自動運転で走行している場合でも、運転者の意志による手動操作が行われた場合には瞬時に手動操作に切り替わることが可能な技術が提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-137254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ブレーキ操作を自動制御しているときに、ブレーキ力を発生させるためのモータが電源喪失等によって動作しなくなると、ブレーキがかかっていない状態となる。このときに、例えば運転者が何らかの理由によって手動操作できない場合では、車両は惰性で走行してしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、モータが動作しなくなった場合に、ブレーキがかかった状態にして車両の早期停止を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ブレーキペダルに一端が接続するワイヤの他端が接続され、回転して前記ワイヤを巻き取ることでブレーキ力を調整可能なシーブと、前記シーブを回転させるモータと、前記シーブに取り付けられ、前記シーブと一体に回転可能な回転体と、前記シーブと前記回転体のうち前記シーブのみが前記モータによって回転するように前記回転体を回転不能にする回転不能状態と、前記シーブと前記回転体が一体に回転するように前記回転体を回転可能にする回転可能状態と、を切り替える電磁クラッチと、前記回転体を前記シーブが前記ワイヤを巻き取る方向に回転付勢し、前記モータが動作せず且つ前記回転体が前記回転可能状態にあるときに、前記回転体と前記シーブを前記巻き取る方向に回転させる付勢部と、を備えるブレーキアシスト装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両を早期に停止させることができ、安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(a)は、実施例に係るブレーキアシスト装置の斜視図、図1(b)及び図1(c)は、切断斜視図である。
図2(a)から図2(c)は、実施例に係るブレーキアシスト装置の動作について示す断面図、図2(d)から図2(f)は、図2(a)から図2(c)の場合での回転角と発生する力との関係を示すグラフである。
図3(a)及び図3(b)は、電磁クラッチのON、OFFを制御するために制御装置が送信する係合信号の一例であり、図3(c)は、実施例に係るブレーキアシスト装置に手動開放部が設けられた場合の切断斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本願発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0010】
図1(a)は、実施例に係るブレーキアシスト装置100の斜視図、図1(b)及び図1(c)は、ブレーキアシスト装置100の切断斜視図である。図1(a)及び図1(b)では、図の明瞭化のために、回転体40にクロスハッチングを付している。図1(a)から図1(c)のように、ブレーキアシスト装置100は、モータ10と、減速機20と、シーブ30と、回転体40と、電磁クラッチ50と、付勢部60と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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