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公開番号2025043664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151089
出願日2023-09-19
発明の名称転圧機械
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人相原国際知財事務所
主分類E01C 19/26 20060101AFI20250325BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】作動油タンクに貯留された作動油量を容易に確認することが可能な転圧機械を提供する。
【解決手段】タイヤローラ1(転圧機械)は、運転席9と、運転席9の前方に設けられた前部転圧輪3fと、搭載された油圧機器に対して供給される作動油を貯留する作動油タンク60とを備える。作動油タンク60は、前部転圧輪3fの上方に設けられると共に、一部が運転席9に向けて露出するように設けられ、作動油タンク60の運転席9に向けて露出する部分(背面60a)には、作動油タンク60に貯留された作動油の液面の高さを示すオイルゲージ70(液面計)が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
運転席と、前記運転席の前方に設けられた前部転圧輪と、搭載された油圧機器に対して供給される作動油を貯留する作動油タンクとを備えた転圧機械において、
前記作動油タンクは、前記前部転圧輪の上方に設けられると共に、少なくとも一部が前記運転席に向けて露出するように設けられ、
前記作動油タンクの前記運転席に向けて露出する部分には、前記作動油タンクに貯留された作動油の液面の高さを示す液面計が設けられる
ことを特徴とする転圧機械。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記液面計は、前記前部転圧輪よりも車幅方向外側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
【請求項3】
前記前部転圧輪を上方から覆うフェンダシールドを備え、
前記フェンダシールドは、前記作動油タンクと、前記作動油タンクを上方から覆うカバーとを含み、
前記カバーの上面部は、前記液面計よりも前記運転席側に延びる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の転圧機械。
【請求項4】
前記カバーは、前記作動油タンクの側面板を覆い、前記液面計よりも前記運転席側に延びる側面部を含むことを特徴とする請求項3に記載の転圧機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧機器に供給される作動油を貯留する作動油タンクを備えた転圧機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、油圧機器に供給される作動油を貯留する作動油タンクを備えた転圧機械といった作業機械に関する技術が知られている。例えば、作業機械として特許文献1には、運転席が設けられたキャビンの下方に原動機ルームを設け、原動機ルーム内に作動油タンクを配置した作業機が記載されている。この作業機では、運転席に着座した運転者の足元近傍に、キャビンと原動機ルームとを仕切る仕切り板が設けられており、この仕切り板に作動油タンクに貯留された作動油の液面を表示するオイルゲージが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7051631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の構成では、オイルゲージが運転者の足元近傍にあることから、運転席に着座した運転者が大きく姿勢や目線を動かさなければ、運転中にオイルゲージを確認することができず、また、オイルゲージを視認するためにキャビン内に乗り込む必要があり、始動前点検などで作動油量の確認を円滑かつ容易に行うことが難しい。その結果、作動油のメンテナンスを適切に行えない可能性がある。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作動油タンクに貯留された作動油量を容易に確認することが可能な転圧機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の転圧機械は、運転席と、前記運転席の前方に設けられた前部転圧輪と、搭載された油圧機器に対して供給される作動油を貯留する作動油タンクとを備えた転圧機械において、前記作動油タンクは、前記前部転圧輪の上方に設けられると共に、少なくとも一部が前記運転席に向けて露出するように設けられ、前記作動油タンクの前記運転席に向けて露出する部分には、前記作動油タンクに貯留された作動油の液面の高さを示す液面計が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の転圧機械によれば、作動油タンクに貯留された作動油量を容易に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の転圧機械としてのタイヤローラを示す斜視図である。
タイヤローラを示す右側面図である。
タイヤローラを示す平面図である。
フェンダシールドを前方左側かつ上方側から視た分解斜視図である。
フェンダシールドを後方右側かつ上方側から視た分解斜視図である。
タイヤローラを前方右側かつ上方側から視た斜視図であり、
図6に示す状態からフェンダシールドの一部の構成要素を取り外したタイヤローラを示す斜視図である。
エンジンフードを取り外した状態のタイヤローラを前方左側かつ上方側から視た斜視図である。
タイヤローラを後方右側かつ下方側から視た斜視図である。
タイヤローラを後方側かつ上方側から視た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。図1は、実施形態の転圧機械としてのタイヤローラを示す斜視図である。また、図2は、タイヤローラを示す右側面図であり、図3は、タイヤローラを示す平面図である。以下の説明では、タイヤローラ1に搭乗した運転者を主体として車両前後方向、左右方向(すなわち車幅方向)および上下方向を規定する。
【0010】
タイヤローラ1の車体2の前部には、走行輪を兼ねた3本のゴム製の前部転圧輪3f(転圧輪)が左右方向に並列配置され、車体2からヨーク3を介して操舵可能に支持されている。また車体2の後部には、走行輪を兼ねた4本のゴム製の後部転圧輪3rが左右方向に並列配置され、車体2から図示しないアクスルを介して支持されている。
(【0011】以降は省略されています)

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