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公開番号2025037686
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144770
出願日2023-09-06
発明の名称道路鋲
出願人株式会社林物産発明研究所
代理人
主分類E01F 9/512 20160101AFI20250311BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】運転手に交差点であること、あるいは、優先道路かどうかの認識を可能にすることで交通安全に寄与できる安価に設置可能な道路鋲を提供する。
【解決手段】平坦部と垂直部を有する中央に向かって階段状に上昇する枠体を有し、全部または一部の前記垂直部が反射材を有する、交差点に設置する道路鋲とした。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
平坦部と垂直部を有する中央に向かって階段状に上昇する枠体を有し、
全部または一部の前記垂直部が反射材を有する、交差点に設置する道路鋲。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記枠体の内部に緩衝材を有する請求項１に記載の道路鋲。
【請求項３】
前記反射材は前記交差点で交差する道路の走行優先順位に従って色分けされている請求項１に記載の道路鋲。
【請求項４】
前記枠体の中央に発光体をさらに有する、請求項１に記載の道路鋲。
【請求項５】
前記発光体を上下動可能に支持する弾性部材をさらに有する、請求項４に記載の道路鋲。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、交差点に設置する道路鋲に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
交通整理のため道路には様々な標識が設置されているが（例えば、特許文献１～３）、それらの中に信号機がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－０３４８３３号公報
特開２０１４－１７３４０４号公報
特開２０１５－２１８４８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
信号機は高価であり、住宅地や郊外、田舎を含めたすべての交差点に設けることはできない。本発明は、交差点であること、あるいは、優先道路かどうかの認識を可能にすることで交通安全に寄与できる安価に設置可能な道路鋲を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本願には、
平坦部と垂直部を有する中央に向かって階段状に上昇する枠体を有し、
全部または一部の前記垂直部が反射材を有する、交差点に設置する道路鋲が開示される。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
本発明の１実施形態の道路鋲１０を使用した交差点１を示す。
本発明の道路鋲１０の平面図を示す。
本発明の道路鋲１０の断面図を示す。
本発明の他の実施形態の道路鋲１０Ａの断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
図１は、本発明の１実施形態の道路鋲１０を使用した交差点１を示す。図のように、２本の道路２Ａ、２Ｂが交差する交差点１の中央に道路鋲１０が設置されている。道路鋲１０はＴ字型に交差した交差点に設置してもよい。道路鋲１０はウレタン等の接着剤やボルト等により交差点に設置できる。
【０００８】
図２、３に道路鋲１０を示す。図のように、道路鋲１０は、ステンレス等の金属製の枠体１１を有する。枠体１１は中央に向かって階段状に上昇する形状を有する（図３）。等が転倒しなくてよい。各段は垂直部１２及び平面部１３を有する。垂直部１２は反射材１２Ａ又は１２Ｂを有する（図２）。反射材１２Ａ，１２Ｂは、金属板／樹脂板等で形成してもよく、塗装により形成してもよい。平面部１３にも反射材を設けてもよい。
【０００９】
道路２の走行優先順位に従って反射材１２Ａ、１２Ｂに色分けするとよい。図１の例で道路２Ａが優先道路であるとすると、反射材１２Ａの色を黄、反射材１２Ｂの色を赤とすると優先道路の識別が容易となる。
【００１０】
図２に戻り、中央部及び／又は垂直部１２の全部または一部にＬＥＤライト等の発光体１４を設けて発光させると道路鋲１０の視認性が上がり、夕暮れ／夜間／無灯火等の条件でも道路鋲１０の認識が可能になる。反射材１２Ａ、１２Ｂと同様に発光体１４も黄／赤などの色分けをして優先道路の識別等を可能にするとよい。例えば、道路鋲１０の中央に、ソーラーパネル１５を設けて発光体１４に給電するとよい。不図示のバッテリーを設けて夜間も発光可能とすると、夜間で無灯火（例えば、通行人）でも道路鋲１０の認識が可能になる。バッテリーは、例えば、中央凹部１６に収容できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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