TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025031083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137063
出願日2023-08-25
発明の名称充填材
出願人BASF INOACポリウレタン株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E01C 23/10 20060101AFI20250228BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】空洞を識別できる充填材を提供する。
【解決手段】充填材10は、空洞20を埋める。充填材10は、発泡ウレタン12と、発泡ウレタン12の表面に配された導電性層14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空洞を埋めるための充填材であって、
発泡ウレタンと、
前記発泡ウレタンの表面に配された導電性層と、
を備える、充填材。
続きを表示(約 53 文字)【請求項2】
前記導電性層は、金属、及び/又は導電性物質を含む、請求項1に記載の充填材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充填材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、土壌に発生した空洞に発泡ウレタンを充填して補修し、その後、発泡ウレタンの充填状態を検査することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-86555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の検査では、空洞の充填状態を検査するために、電磁波レーダーが使用されている。しかしながら、発泡ウレタンは、空隙率が高いため、空洞と誤認識されることがある。そこで、特許文献1では、発泡ウレタン内に比誘電率の比較的大きな粒子を添加している。それでも対策が十分ではなく、発泡ウレタンが空洞と誤認識されることがある。 本開示は、空洞を識別することが可能な充填材を提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
〔1〕空洞を埋めるための充填材であって、
発泡ウレタンと、
前記発泡ウレタンの表面に配された導電性層と、
を備える、充填材。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、空洞を識別することが可能な充填材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
地中の空洞を充填材で埋めた状態を概略的に示す断面図である。
検査装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である
検査装置によって地中の充填状態を検査する工程を説明する断面図である。
地中の空洞が埋められていない状態で、検査装置によって充填状態を検査する工程を説明する断面図である。
実施例の検査方法を説明する断面図である。
実施例1の充填材を用いたときのAスキャン及びBスキャンである。
実施例7の充填材を用いたときのAスキャン及びBスキャンである。
実施例9の充填材を用いたときのAスキャン及びBスキャンである。
実施例21の充填材を用いたときのAスキャン及びBスキャンである。
比較例1の充填材を用いたときのAスキャン及びBスキャンである。
空洞がない状態における充填状態のAスキャン及びBスキャンである。
空洞が埋められていない状態における充填状態のAスキャン及びBスキャンである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここで、本開示の望ましい例を示す。
〔2〕前記導電性層は、金属、及び/又は導電性物質を含む、〔1〕に記載の充填材。
【0009】
以下、本開示を詳しく説明する。なお、本明細書において、数値範囲について「-」を用いた記載では、特に断りがない限り、下限値及び上限値を含むものとする。例えば、「10-20」という記載では、下限値である「10」、上限値である「20」のいずれも含むものとする。すなわち、「10-20」は、「10以上20以下」と同じ意味である。また、本明細書において、各数値範囲の上限値及び下限値は、任意に組み合わせることができる。
【0010】
1.充填材
本実施形態の充填材10を、図1に示す。本実施形態の充填材10は、空洞20を埋めるための部材である。空洞20は、例えば、舗装道路の下側にある地中の空洞、建設物の基礎の下側にある地中の空洞、トンネルの壁の奥側にある地中の空洞等である。空洞20は、例えば、地中における土壌の経年変化や災害等によって発生し得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日工株式会社
廃材破砕プラント
7日前
日本信号株式会社
ホーム柵装置
8日前
フジイコーポレーション株式会社
除雪機
8日前
個人
橋梁接合位置決め装置及び施工法
1日前
岐阜工業株式会社
床版架設装置
1日前
王子ファイバー株式会社
敷物および敷物の製造方法
13日前
日立建機株式会社
転圧機械
9日前
日立建機株式会社
転圧機械
9日前
住友電気工業株式会社
樹脂管、樹脂管の製造方法
3日前
松本油脂製薬株式会社
アスファルトのタック防止剤およびその利用
14日前
東鉄工業株式会社
移動昇降式足場
1日前
松本油脂製薬株式会社
アスファルト乳剤の分解剤組成物及びその利用
8日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
道路建設機械
7日前
鹿島建設株式会社
損傷評価方法及び残存性能評価方法
今日
株式会社NIPPO
土壌改質材及びそれを含む土壌
3日前
積水化学工業株式会社
鉄道用枕木及びその製造方法
今日
株式会社イノアック住環境
補強部材
今日
小河原セメント工業株式会社
植物生育抑制構造
8日前
株式会社ハイクレー
ぬかるみ解消材及びその製造方法並びにぬかるみ解消方法
2日前
日工株式会社
アスファルトプラントの運転支援装置およびアスファルトプラント
2日前
オノデラ製作所株式会社
路面乾燥アタッチメント
9日前
TIS株式会社
情報処理システム、情報処理方法、プログラム
2日前
トーヨーマテラン株式会社
路面舗装補修材及び路面舗装補修方法
1日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
道路舗装機械の制限板のロック機構
9日前
三井住友建設株式会社
箱桁橋の柱頭部及び箱桁橋の柱頭部の構築方法
13日前
日鉄エンジニアリング株式会社
橋梁点検システムおよびプログラム
10日前
オリエンタル白石株式会社
橋梁の接合構造、横桁、プレキャスト主桁、及び橋梁の接合方法
1日前
Next Innovation合同会社
部材の接合方法
今日
中日本高速道路株式会社
床版取替工法
14日前
株式会社NIPPO
土壌改質材及びそれを含む土壌
2日前
株式会社ブリヂストン
路面状態推定装置、路面状態推定方法、プログラム、及び学習モデル生成装置
2日前
新明工業株式会社
車両搭載型舗装用材料散布装置とそれを搭載した舗装用材料散布車
1日前
学校法人福岡大学
アスファルト混合物およびその製造方法、ならびにアスファルト舗装方法
13日前
株式会社熊谷組
桟橋構築方法、及び橋梁構築方法
今日
コリア レイルロード リサーチ インスティテュート
ファンレス微細粉塵集塵及び騒音吸音装置{Fanless Fine Dust Collection and Noise Absorption Device}
10日前
KDDI株式会社
学習支援システム、方法及びプログラム
今日
続きを見る