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公開番号2025030401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135672
出願日2023-08-23
発明の名称橋梁の構築方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E01D 21/00 20060101AFI20250228BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】橋台の簡素化を図る。
【解決手段】橋梁1は、橋台5と、橋台5上に設けられて上部工2の端部を支持する支承4と、を備える。橋梁1の構築方法は、複数の鋼製部材15を並べて地盤Gに打設することにより、土留め壁10を構築することと、支承4が設けられる上部コンクリート11を土留め壁10の上端部に形成することと、を含む。橋台5が土留め壁10と上部コンクリート11とを含んで構成される。鋼製部材15は鋼管杭又は鋼管矢板である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
橋台と、前記橋台上に設けられて上部工の端部を支持する支承と、を備える橋梁の構築方法であって、
複数の鋼製部材を並べて地盤に打設することにより、土留め壁を構築することと、
前記支承が設けられる上部コンクリートを前記土留め壁の上端部に形成することと、
を含み、
前記橋台が前記土留め壁と前記上部コンクリートとを含んで構成される、橋梁の構築方法。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記鋼製部材が鋼管杭又は鋼管矢板である、請求項1に記載の橋梁の構築方法。
【請求項3】
前記土留め壁の前面をコンクリートで被覆することを更に含む、請求項1に記載の橋梁の構築方法。
【請求項4】
前記橋台上に前記支承を介して前記上部工の端部が載置されるに先立って、前記土留め壁の前面側の地盤を掘削することを更に含む、請求項1に記載の橋梁の構築方法。
【請求項5】
前記橋台上に前記支承を介して前記上部工の端部が載置された後に、前記土留め壁の前面側の地盤を掘削することを更に含む、請求項1に記載の橋梁の構築方法。
【請求項6】
前記土留め壁の背面側における前記地盤上に盛土を造成することを更に含む、請求項1に記載の橋梁の構築方法。
【請求項7】
前記上部コンクリートは、前記支承が設けられる橋座部と、前記橋座部から立ち上がるパラペット部とを備える、請求項1に記載の橋梁の構築方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁の構築方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、橋梁の始端と終端とにプレキャストコンクリート製の橋台を設置し、橋台に支持させてプレキャストコンクリート製の主桁を架設してなるプレキャスト橋梁を開示している。特許文献1では、橋台が、土留め壁を共用する擁壁部を有しており、その擁壁部が、背面側の地盤から土圧を受けるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-39897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば地下水の懸念が少ない場所に橋梁を構築する場合において、前述のプレキャストコンクリート製の橋台は、止水性の面でオーバースペックとなっていた。
【0005】
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、橋台の簡素化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため本発明に係る橋梁の構築方法は、橋台と、橋台上に設けられて上部工の端部を支持する支承と、を備える橋梁の構築方法である。本発明に係る橋梁の構築方法は、複数の鋼製部材を並べて地盤に打設することにより、土留め壁を構築することと、支承が設けられる上部コンクリートを土留め壁の上端部に形成することと、を含み、橋台が土留め壁と上部コンクリートとを含んで構成される。
【0007】
ここで、本発明における「地盤」とは、自然にある地盤(原地盤、地山)と、盛土などの人工的な地盤との少なくとも一方を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、橋台の躯体部分を、複数の鋼製部材からなる土留め壁とすることができるので、橋台を簡素な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態における橋梁の概略構成を示す図
前記第1実施形態における橋梁の構築方法を示すフローチャート
前記第1実施形態における橋梁の構築方法を示す図
前記第1実施形態における橋梁の構築方法を示す図
前記第1実施形態における橋梁の構築方法を示す図
前記第1実施形態における橋梁の利用例を示す図
本発明の第2実施形態における橋梁の概略構成を示す図
前記第2実施形態における橋梁の構築方法を示す図
前記第2実施形態における橋梁の構築方法を示す図
前記第2実施形態における橋梁の構築方法を示す図
本発明の第3実施形態における橋梁の構築方法を示すフローチャート
本発明の第4実施形態における橋梁の構築方法を示すフローチャート
前記第4実施形態における橋梁の構築方法を示す図
前記第4実施形態における橋梁の構築方法を示す図
第1変形例における橋梁の概略構成を示す図
第2変形例における橋梁の概略構成を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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