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公開番号
2025045362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153297
出願日
2023-09-20
発明の名称
分電盤の配置構造
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
主分類
H02B
1/40 20060101AFI20250326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】分電盤の位置を可変とし、EPS等の設備空間内での作業を容易とする分電盤の配置構造等を提供する。
【解決手段】配置構造1は、建物の設備空間9内に分電盤2を配置するものである。配置構造1では、分電盤2を取り付けた支持部材3がレール4に沿って移動することにより、支持部材3の位置を、分電盤2に対する作業を行うための作業位置と、作業位置から退避した収納位置とに切り替え可能とする。レール4は、支持部材3の上方で水平方向に設けられ、支持部材3がレール4に沿って移動するスライド材5に取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の設備空間内に分電盤を配置する配置構造であって、
前記分電盤を取り付けた支持部材がレールに沿って移動することにより、前記支持部材の位置を、前記分電盤に対する作業を行うための作業位置と、前記作業位置から退避した収納位置とに切り替え可能としたことを特徴とする分電盤の配置構造。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記レールが、前記支持部材の上方または下方で水平方向に設けられ、
前記支持部材が前記レールに沿って移動するスライド材に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の分電盤の配置構造。
【請求項3】
前記スライド材が、前記レールの延伸方向に間隔を空けて一対配置され、
前記支持部材は両スライド材に取り付けられ、
前記スライド材が平面内で回転可能であり、
前記レールは平面において屈曲して配置されることを特徴とする請求項2に記載の分電盤の配置構造。
【請求項4】
前記レールが、前記支持部材の両側で鉛直方向に設けられ、
前記支持部材が、各レールに沿って移動することを特徴とする請求項1記載の分電盤の配置構造。
【請求項5】
前記支持部材を前記作業位置または前記収納位置で固定するための固定機構を有することを特徴とする請求項1記載の分電盤の配置構造。
【請求項6】
前記固定機構は、ピンと当該ピンを挿入する孔を備えることを特徴とする請求項5記載の分電盤の配置構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分電盤の配置構造等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
居室の多いホテルなどの建物では、各居室への電力供給が、EPS(Electric Pipe Space)等に設置された分電盤を介して行われることが多い。EPSは電気配線や配管等を設置するための設備空間であるが、建物の居室スペースや共用スペースを大きく確保するため、できるだけ小さく纏められる。
【0003】
特許文献1には、建物の共用部分等に設けられた区画室内に設置された分電盤の背面を区画室周囲の壁面と同一平面上に仕上げ、分電盤に対する作業を行う際には分電盤を回転軸を中心として回転させ、分電盤を区画室の外側に展開することにより、区画室を小さくして共用部分を拡大することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-137218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のようにEPSのスペースは限定されるため、EPS内におけるメンテナンス等の作業性は決して良いとは言えない。EPS内での作業性を向上するためには、特許文献1のように分電盤の位置を可変とすることも有効であるが、特許文献1では、区画室内に設置した分電盤を回転させることで、その位置を分電盤に対する作業時の位置に切り替えており、分電盤の回転軸の位置は固定されるため、分電盤の位置変化には制限がある。
【0006】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、分電盤の位置を可変とし、EPS等の設備空間内での作業を容易とする分電盤の配置構造等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するための本発明は、建物の設備空間内に分電盤を配置する配置構造であって、前記分電盤を取り付けた支持部材がレールに沿って移動することにより、前記支持部材の位置を、前記分電盤に対する作業を行うための作業位置と、前記作業位置から退避した収納位置とに切り替え可能としたことを特徴とする分電盤の配置構造である。
【0008】
本発明では、分電盤を取り付けた支持部材をレールに沿って移動させ、支持部材の位置を、分電盤に対する作業を行うための作業位置と、作業位置から退避した収納位置とに切り替え可能とする。このように、支持部材(分電盤)の位置を可変とすることで、設備空間内のスペースを有効活用し、設備空間内でのメンテナンス等の作業を容易に行うことができ、建物において設備空間が占める割合を抑えることができる。また支持部材はレールに沿って移動するので、支持部材の比較的大きな位置変化が可能であり、スペースの有効活用に寄与する。
【0009】
前記レールは、例えば前記支持部材の上方または下方で水平方向に設けられ、前記支持部材が前記レールに沿って移動するスライド材に取り付けられる。
これにより、分電盤を取り付けた支持部材を水平方向に移動させることができる。
【0010】
前記スライド材が、前記レールの延伸方向に間隔を空けて一対配置され、前記支持部材は両スライド材に取り付けられ、前記スライド材が平面内で回転可能であり、前記レールは平面において屈曲して配置されてもよい。
これにより、分電盤を取り付けた支持部材をレールに沿って移動させ、その向きを変えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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