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公開番号2025044549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152175
出願日2023-09-20
発明の名称アンカーテンドン挿入装置
出願人鹿島建設株式会社,ケミカルグラウト株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類E02D 5/80 20060101AFI20250326BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】アンカーテンドンの打設を迅速、確実に行えるようにする。
【解決手段】アンカーテンドン310をボーリング孔411に挿入するアンカーテンドン挿入装置100は、
開口111aを有する床部111、および床部111の周囲に設けられた手摺112を有する作業デッキ110と、
作業デッキ110における開口111aの上方に配置され、アンカーテンドン310を挟持しつつ送り出す送り出し機械130とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アンカーテンドンをボーリング孔に挿入するアンカーテンドン挿入装置であって、
床部、および前記床部の周囲に設けられた手摺を有する作業デッキと、
前記床部に設けられた開口と、
前記作業デッキにおける前記開口の上方に配置され、アンカーテンドンを送り出す送り出し機械と、
を備えたことを特徴とするアンカーテンドン挿入装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアンカーテンドン挿入装置であって、
移動式台車と、
前記移動式台車に枢支されたアームと、を備え、
前記アームの第1端部が前記移動式台車に枢支され、
前記アームの第2端部に前記作業デッキが取り付けられていることを特徴とするアンカーテンドン挿入装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のアンカーテンドン挿入装置であって、
前記送り出し機械は、前記作業デッキに支持され、前記作業デッキに対して前記アンカーテンドンを送り出す方向を変更可能であることを特徴とするアンカーテンドン挿入装置。
【請求項4】
請求項3に記載のアンカーテンドン挿入装置であって、
前記送り出し機械は、前記作業デッキに支持される架台に設けられた回動軸に対して回動可能であることを特徴とするアンカーテンドン挿入装置。
【請求項5】
請求項4に記載のアンカーテンドン挿入装置であって、
前記作業デッキ内における前記送り出し機械の正面に、作業者が立つスペースが設けられていることを特徴とするアンカーテンドン挿入装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば地中の空洞内でアンカーテンドンを上向きに打設するためなどに用いられるアンカーテンドン挿入装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えばトンネル内などでアンカーテンドンを上向きに打設するために、アンカーテンドン挿入装置が用いられる。この種の装置は、例えば、対向する一対の弾性材料製の無限軌道によりアンカーテンドンを挟持して送り出す送り出し機構を備え、油圧式のベースマシンのアームの先端に取り付けられて用いられるようになっている(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-252308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記のようにベースマシンのアームの先端にアンカーテンドンの送り出し機構を取り付けて打設を行う場合、上向きに穿孔されたボーリング孔にアンカーテンドンの先端を挿入する作業は、例えばボーリング孔から離れたベースマシンの運転席や地上などから遠目に見て行う必要がある。そのため、アンカーテンドンの打設を迅速、確実に行うことが容易ではなかった。
【0005】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、アンカーテンドンの打設を迅速、確実に行うことが容易にできるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するために、
本発明は、
アンカーテンドンをボーリング孔に挿入するアンカーテンドン挿入装置であって、
床部、および前記床部の周囲に設けられた手摺を有する作業デッキと、
前記床部に設けられた開口と、
前記作業デッキにおける前記開口の上方に配置され、アンカーテンドンを送り出す送り出し機械と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
これにより、送り出し機械が作業デッキに設けられることによって、ボーリング孔にアンカーテンドン310の先端を挿入する作業などを壁面の間近で行うことなどができる。それゆえ、アンカーテンドンの打設を迅速、確実に行うことが容易にできる。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、アンカーテンドンの打設を迅速、確実に行うことが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
アンカーテンドンの挿入工法の状況の例を示す全体図である。
作業デッキを下斜め方向から見た斜視図である。
送り出し機械の例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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