TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025022360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126837
出願日2023-08-03
発明の名称取付金具
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E01F 9/608 20160101AFI20250206BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】柵の支柱の上部へ標識柱を安定的に取り付けることができる取付金具を提供する。
【解決手段】長手方向へ延びる架設体を支持する断面矩形の柵支柱の上方に標識柱を取り付けるための取付金具において、標識柱へ接続する接続部と、この接続部の下方に配置して柵支柱へ取り付ける取付部を備え、前記取付部に柵支柱の長手方向両側外方にそれぞれ配置する固定部と、幅方向両側外方にそれぞれ配置する規制部とを備えさせ、前記各固定部及び前記柵支柱を長手方向へ貫通する締結部材によって柵支柱の上端に取り付けるように設ける。強風を受ける等して標識柱に外力がかかったときに、前記規制部が柵支柱の外面へ当接して前記取付金具のがたつき等が抑制され、取付金具を柵支柱へ安定的に取り付けることができる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向へ延びる架設体を支持する断面矩形の柵支柱の上方に標識柱を取り付けるための取付金具であって、
前記標識柱へ接続する接続部と、該接続部の下方に配置されて前記柵支柱へ取り付けられる取付部を備え、
前記取付部は、柵支柱の長手方向両側外方にそれぞれ配置される固定部と、柵支柱の幅方向両側外方にそれぞれ配置される規制部とを備え、
前記各固定部及び前記柵支柱を長手方向へ貫通する締結部材によって柵支柱の上端に取り付けられるように設けられていることを特徴とする取付金具。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記規制部は一方の固定部の縁から延設されて形成されると共に、他方の固定部及び前記接続部に結合していないことを特徴とする請求項1に記載の取付金具。
【請求項3】
前記規制部は、前記各固定部の縁から長手方向内側へそれぞれ延設されて形成されると共に、前記各規制部が相互に結合していないことを特徴とする請求項2に記載の取付金具。
【請求項4】
前記規制部は、前記接続部から延設されて柵支柱の幅方向両側にそれぞれ配置されると共に、前記各規制部と前記各固定部とが相互に結合していないことを特徴とする請求項1に記載の取付金具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車線分離柵などの柵を構成する支柱の上部に標識柱を取り付けるための取付金具に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車線分離柵や防護柵など道路に沿って設置される柵体においては、道路を走行する車両の運転手からの視認性を向上されるために標識部材を取り付ける場合があり、種々の発明が公開されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、支柱パイプ(2)とこの支柱パイプの上端に取付けられた反射器(3)とから構成され、支柱パイプ(2)は、支柱パイプ本体(2A)とこの支柱パイプ本体の上端に取付けられたキャップ(2B)とからなり、かつ、当該キャップの外周縁(2B1)は支柱パイプ本体(2A)の側壁より外方に突出され、反射器(3)は上方に位置する反射体(4)とこの反射体の下面に一体に連結された取付金具(5)とから構成され、取付金具(5)の下面に下方に向け垂下された法面側壁部(5B1)には内方に向け締付けネジ(5B11)が進退自在にねじ込まれていると共に、取付金具(5)の下面に垂下された車道側壁部(5B2)の下面にはキャップの外周縁に係脱する突片(5B21)が連設されていることを特徴とする視線誘導標の考案が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-30217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示される視線誘導標は、ガードケーブルなどの柵の支柱パイプ2の上端に取付金具5を介して反射器3を取り付けたものである。一方、積雪が多い地域などではより高い位置での標示が好ましいため、上下方向の大きさが大きい標識柱の柵支柱上部への取り付けが望まれるが、重心が高くなりがちで風荷重も大きくなりうる標識柱を取り付ける用途として、特許文献1に示される取付金具5は安定性に問題があった。
【0006】
本発明は、柵の支柱の上部へ標識柱を安定的に取り付けることができる取付金具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る取付金具は、長手方向へ延びる架設体を支持する断面矩形の柵支柱の上方に標識柱を取り付けるための取付金具であって、前記標識柱へ接続する接続部と、該接続部の下方に配置されて前記柵支柱へ取り付けられる取付部を備え、前記取付部は、柵支柱の長手方向両側外方にそれぞれ配置される固定部と、柵支柱の幅方向両側外方にそれぞれ配置される規制部とを備え、前記各固定部及び前記柵支柱を長手方向へ貫通する締結部材によって柵支柱の上端に取り付けられるように設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る取付金具によれば、断面矩形の標識柱へ接続する接続部と、この接続部の下方に配置して柵支柱へ取り付ける取付部を備え、前記取付部に柵支柱の長手方向両側外方へそれぞれ配置する固定部を設けて、各固定部及び前記柵支柱を長手方向へ貫通する締結部材によって柵支柱の上端に取り付けるように設けるので、柵支柱の上部に取付金具を取り付けて標識柱を接続させることができる。
また、前記取付部に柵支柱の幅方向両側外方へそれぞれ配置する規制部を備えさせるので、強風を受ける等して標識柱に外力がかかったときに、前記規制部が柵支柱の外面へ当接して前記取付金具のがたつき等が抑制され、取付金具を柵支柱へ安定的に取り付けることができる。
【0009】
また、前記規制部を一方の固定部の縁から延設して形成すると共に、他方の固定部及び前記接続部に結合させなければ、前記締結部材の締結によって各固定部が柵支柱側へ向けて変形した場合でも、これに追随する規制部の変形を抑制でき、取付金具を柵支柱へ安定的に取り付けることができるので、好ましい。
【0010】
また、前記規制部を前記各固定部の縁から長手方向内側へそれぞれ延設されて形成すると共に、前記各規制部を相互に結合させなければ、前記締結部材の締結によって各固定部が柵支柱側へ向けて変形した場合でも、これに追随する規制部の変形を抑制できるので、好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

積水樹脂株式会社
取付金具
6日前
積水樹脂株式会社
取付金具
6日前
鹿島建設株式会社
型枠構造
1か月前
日工株式会社
アスファルトプラント
20日前
日工株式会社
アスファルトプラント
20日前
日綜産業株式会社
簡易作業ブース
今日
株式会社 林物産発明研究所
舗装成形部材
20日前
積水化学工業株式会社
吸音構造
今日
有限会社 成東鉄筋工業
道路標識コーン
3日前
コスモケミカル株式会社
自発光式視線誘導標
6日前
株式会社サンポール
車止めポール装置
14日前
鹿島建設株式会社
鉄筋コンクリート部材の構築方法
21日前
日綜産業株式会社
養生装置、仮設足場装置及びホルダ
今日
日本道路株式会社
骨材の生成方法
27日前
ハム アーゲー
建設機械
1か月前
戸田建設株式会社
床版取替工事の支援装置
27日前
日工株式会社
アスファルトプラントおよびアスファルト混合物
6日前
株式会社タマエ
はつり装置、及びはつり方法
7日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
道路舗装機
27日前
日工株式会社
アスファルトプラントの運転方法およびアスファルトプラント
20日前
西松建設株式会社
床版の架設装置及びその方法
6日前
東鉄工業株式会社
線路扛上装置、軌陸バックホウ、及び線路扛上方法
21日前
西松建設株式会社
床版の撤去方法
14日前
株式会社オーイケ
橋梁の施工方法
6日前
戸田建設株式会社
床版取替工事の支援方法及び床版取替工事の支援装置
27日前
ベルテクス株式会社
防護柵用支柱の構造および防護柵用支柱の組立方法
6日前
三井化学産資株式会社
アスファルト舗装構造物および補強材
21日前
三井住友建設株式会社
ずれ止め部材の撤去方法及び床版の撤去方法
27日前
称名土木株式会社
散水式融雪装置の施工方法及び補助型枠部材
14日前
エクシオグループ株式会社
車道に対する埋設物設置工法
6日前
株式会社横河ブリッジ
重量物支持装置、及び重量物支持方法
14日前
開発虎ノ門コンサルタント株式会社
壁高欄の接合構造および施工方法
1か月前
オリエンタル白石株式会社
除去装置及び緊張材の接続方法
27日前
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
構造物
7日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
回動機能を有する材料ホッパーを備えた道路建設車両
今日
東京地下鉄株式会社
車輪ガード装置
21日前
続きを見る