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公開番号
2025037444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144380
出願日
2023-09-06
発明の名称
電動クローラ車両
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
B62D
11/12 20060101AFI20250311BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】複数の電動モータ(走行用電動モータ、旋回用電動モータ)の整備および車両への組付けの作業を容易にすることができる電動クローラ車両を提供する。
【解決手段】電動クローラ車両は、左右一対の走行クローラと、左右一対の走行クローラに伝達する走行用動力を発生する走行用電動モータと、左右一対の走行クローラに伝達する旋回用動力を発生する旋回用電動モータと、を備える。走行用電動モータおよび旋回用電動モータは、車両の一側方側に配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
左右一対の走行クローラと、
左右一対の前記走行クローラに伝達する走行用動力を発生する走行用電動モータと、
左右一対の前記走行クローラに伝達する旋回用動力を発生する旋回用電動モータと、を備え、
前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータは、車両の一側方側に配置される、電動クローラ車両。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータが組付けられる単一の減速機をさらに備える、請求項1に記載の電動クローラ車両。
【請求項3】
前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータは、前記減速機に対して前記一側方側に配置される、請求項2に記載の電動クローラ車両。
【請求項4】
操縦者が着座する操縦席をさらに備え、
前記減速機は、前記操縦席よりも下方に配置される、請求項2に記載の電動クローラ車両。
【請求項5】
作業機を駆動するためのPTO用動力を発生するPTO用電動モータをさらに備え、
前記減速機を第1減速機としたときに、前記PTO用電動モータが組付けられるPTO用減速機を第2減速機としてさらに備える、請求項2に記載の電動クローラ車両。
【請求項6】
前記PTO用電動モータは、前記第2減速機に対して前記一側方側に配置される、請求項5に記載の電動クローラ車両。
【請求項7】
前記PTO用電動モータは、前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータの近傍に配置される、請求項5に記載の電動クローラ車両。
【請求項8】
前記PTO用電動モータは、前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータよりも後方に配置される、請求項5に記載の電動クローラ車両。
【請求項9】
前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータは、前記車両の幅方向に垂直な方向に並んで配置される、請求項1から8のいずれかに記載の電動クローラ車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動クローラ車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、左右の走行クローラを、それぞれ左右の電動モータによって独立して動かす技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-271317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、左右の電動モータが、車両の両側方(右側および左側)に配置される。この構成では、各電動モータの整備および車両への組付けの作業を行う際に、両側方の走行クローラを分解または取り外し、両側方から作業を行うことが必要となる。このため、各電動モータの整備および車両への組付けの作業が容易ではない。
【0005】
また、電動モータが左右方向に並ぶ構成では、駆動部の幅として、少なくとも、2つの電動モータのそれぞれの軸方向寸法を考慮することが必要となる。つまり、駆動部の幅は、2つの電動モータのそれぞれの軸方向寸法を足し合わせた分の幅を含む。このため、上記駆動部を備えるクローラ車両では、左右の走行クローラの中心間寸法(トレッド)の設定に制約が生じる。その結果、対応できる作業が少なくなる懸念がある。例えば、農作業によってはトレッドを狭く設定する必要があるが、電動モータが左右方向に並ぶ構成では、トレッドが広くなって所定の農作業に対応することができなくなる場合がある。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の電動モータの整備および車両への組付けの作業を容易にするとともに、トレッドの設定自由度を向上させることができる電動クローラ車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る電動クローラ車両は、左右一対の走行クローラと、左右一対の前記走行クローラに伝達する走行用動力を発生する走行用電動モータと、左右一対の前記走行クローラに伝達する旋回用動力を発生する旋回用電動モータと、を備え、前記走行用電動モータおよび前記旋回用電動モータは、車両の一側方側に配置される。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成によれば、複数の電動モータ(走行用電動モータ、旋回用電動モータ)の整備および車両への組付けの作業を容易にすることができるとともに、トレッドの設定自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の一形態に係る電動クローラ車両の一例である電動クローラの概略の構成を示す左側面図である。
上記電動クローラの概略の構成を示す右側面図である。
上記電動クローラが備える第1減速機の斜視図である。
上記第1減速機の内部の斜視図である。
上記電動クローラが備えるデファレンシャル機構の構成を模式的に示す説明図である。
上記電動クローラの制御系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記電動クローラにおける走行用電動モータ、旋回用電動モータ、およびPTO用電動モータの位置関係を示す斜視図である。
上記電動クローラの主要部の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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