TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025036876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143493
出願日2023-09-05
発明の名称フラボノイドの製造方法
出願人物産フードマテリアル株式会社,水澤化学工業株式会社
代理人弁理士法人愛宕綜合特許事務所
主分類C07D 311/30 20060101AFI20250310BHJP(有機化学)
要約【課題】前処理工程を行うことなく、柑橘果皮に含まれるフラボノイドを無機吸着剤に吸着処理した後、前記無機吸着剤から回収処理を行うことにより、製造コスト低減を可能とすると共に、従来技術に比べて環境にやさしい、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法を提供すること。
【解決手段】柑橘果皮に含まれるフラボノイドを吸着剤に吸着処理した後、前記吸着剤から回収処理を行う、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法であって、前記吸着剤が、無機吸着剤であることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
柑橘果皮に含まれるフラボノイドを吸着剤に吸着処理した後、前記吸着剤から回収処理を行う、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法であって、前記吸着剤が、無機吸着剤であることを特徴とする、フラボノイドの製造方法。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記無機吸着剤が、ベントナイト、酸性白土、活性白土、半活性白土、弱酸処理白土、スチブンサイト、シリカ・マグネシア複合体、ケイ酸マグネシウムのいずれかである請求項1に記載されたフラボノイドの製造方法。
【請求項3】
前記柑橘果皮に含まれるフラボノイドがポリメトキシフラボノイドである請求項1または2に記載されたフラボノイドの製造方法。
【請求項4】
前記吸着処理は、水を少なくとも50質量%以上含有する溶液を溶媒として用いる請求項1または2に記載されたフラボノイドの製造方法。
【請求項5】
前記回収処理は、有機溶媒を少なくとも50質量%超えて含有する溶液を溶媒として用いる請求項1または2に記載されたフラボノイドの製造方法。
【請求項6】
前記吸着処理において、吸着剤へのフラボノイドの吸着率が80質量%以上である請求項1または2に記載されたフラボノイドの製造方法。
【請求項7】
前記回収処理において、吸着剤に吸着したフラボノイドの回収率が30質量%以上である請求項1または2に記載されたフラボノイドの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法に関する。より詳細には、柑橘果皮に含まれるフラボノイドを無機吸着剤に吸着処理した後、前記無機吸着剤から回収処理を行う、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
フラボノイドは果実、お茶、チョコレート、ナッツや赤ワインなどに多く含まれるポリフェノールの一種であり、抗酸化作用を有していることが一般的に知られている。特に柑橘類に含まれるフラボノイドは生活習慣病予防に有効であることを示唆するデータも報告されている。
【0003】
従来、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法においては、柑橘果皮をエタノール等の有機溶媒中に数日間浸漬する抽出処理を行った後、カラムクロマトグラフ処理を含む数段階の精製工程を用いるポリメトキシフラボンの製造方法が知られている(特許文献1を参照)。
【0004】
また、柑橘果汁製造工程で出る搾汁粕に消石灰を加えた後プレス処理して得られるピールジュース等を原料として、これをカラム中の吸着剤に吸着させ、水等による洗浄により不純物を除去した後、高濃度アルコール溶離液を用いてポリメトキシフラボンを溶出させる、カラムクロマトグラフ処理を用いたポリメトキシフラボンの製造方法も知られている(特許文献2を参照)。
【0005】
しかし、上記ポリメトキシフラボンの製造方法は、それぞれエタノール等を用いた抽出処理、または消石灰を加えた後プレス処理等の前処理工程が必要であることから、製造コストを低減することに限界があった。また、カラムクロマトグラフ処理に大量の有機溶媒を使用することから、環境にやさしい製造方法とはいえないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-003363号公報
特開2004-210682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、上記事情に鑑み、前処理工程を行うことなく、柑橘果皮に含まれるフラボノイドを無機吸着剤に吸着処理した後、前記無機吸着剤から回収処理を行うことにより、製造コスト低減を可能とすると共に、従来技術に比べて環境にやさしい、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、柑橘果皮に含まれるフラボノイドを吸着剤に吸着処理した後、前記吸着剤から回収処理を行う、柑橘果皮を原料とするフラボノイドの製造方法であって、前記吸着剤が、無機吸着剤であることを特徴とする、フラボノイドの製造方法が提供される。
【0009】
前記無機吸着剤が、ベントナイト、酸性白土、活性白土、半活性白土、弱酸処理白土、スチブンサイト、シリカ・マグネシア複合体、ケイ酸マグネシウムのいずれかであることが好ましい。
【0010】
前記柑橘果皮に含まれるフラボノイドがポリメトキシフラボノイドであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

高砂香料工業株式会社
香料組成物
1か月前
花王株式会社
ポリアミド系ポリマー
11日前
日産化学株式会社
ピリジン化合物の製造方法
2か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
2か月前
日本化薬株式会社
シアノ複素環化合物の製造方法
1か月前
東ソー株式会社
1,2-ジクロロエタンの製造方法
1か月前
個人
メタンガス生成装置およびメタンガス生成方法
1か月前
JNC株式会社
ジアミンおよびこれを用いた重合体
2か月前
個人
メタンガス生成装置およびメタンガス生成方法
1か月前
株式会社トクヤマ
結晶形Iのリオシグアトの製造方法
29日前
株式会社クラレ
メタクリル酸メチルの製造方法
1か月前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
11日前
日本曹達株式会社
エチルメチルスルホンの製造方法
1か月前
ダイキン工業株式会社
分離方法
29日前
石原産業株式会社
シアノイミダゾール系化合物の製造方法
17日前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、発光デバイス
22日前
三井金属鉱業株式会社
金属化合物含有物
2か月前
大正製薬株式会社
MMP9阻害作用を有するインドール化合物
1か月前
石原産業株式会社
シクラニリプロールの製造中間体の製造方法
23日前
株式会社アイティー技研
炭化水素の合成方法及び合成装置
1か月前
オリザ油化株式会社
新規化合物及びその用途
10日前
株式会社フラスク
含ホウ素化合物および有機EL素子
2か月前
日本化薬株式会社
イソシアヌレート環を有する多官能アミン化合物
2か月前
キッコーマン株式会社
ナノポアタンパク質
1か月前
国立大学法人九州大学
重水素化化合物の製造方法
29日前
株式会社レゾナック
C2化合物の製造方法
23日前
ユニマテック株式会社
フェノチアジン誘導体化合物の精製方法
1か月前
国立大学法人 東京大学
アシルヒドラゾン誘導体
1か月前
学校法人甲南学園
鉛イオン結合用アフィニティ固相
2か月前
三洋化成工業株式会社
生体由来材料中のコロイド成分濃度を高める方法
1か月前
四国化成工業株式会社
トリアジン化合物、その合成方法およびその利用
23日前
マナック株式会社
2-ナフタレン誘導体の製造方法
1か月前
国立大学法人群馬大学
糖リン脂質の製造方法
1か月前
三光株式会社
化合物、屈折率向上剤及び重合体
2か月前
国立大学法人鳥取大学
ストロビルリンA類縁体化合物
11日前
学校法人東京農業大学
β-コストール及びβ-コスト酸の製造方法
1か月前
続きを見る