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公開番号
2025017012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119878
出願日
2023-07-24
発明の名称
エチルメチルスルホンの製造方法
出願人
日本曹達株式会社
代理人
個人
主分類
C07C
315/04 20060101AFI20250129BHJP(有機化学)
要約
【課題】エチルメチルスルホンの新規な製造方法を提供する。
【解決手段】チオグリコール酸を、無機塩基の存在下、ハロゲン化エチルまたはジエチル硫酸と化学反応させてエチルチオ酢酸を得ること、得られたエチルチオ酢酸を過酸化水素と化学反応させてエチルスルホニル酢酸を得ること、および得られたエチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、エチルメチルスルホンの製造方法。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
チオグリコール酸を、無機塩基の存在下、ハロゲン化エチルまたはジエチル硫酸と化学反応させてエチルチオ酢酸を得ること、
得られたエチルチオ酢酸を過酸化水素と化学反応させてエチルスルホニル酢酸を得ること、および
得られたエチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、
エチルメチルスルホンの製造方法。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
エチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、エチルメチルスルホンの製造方法。
【請求項3】
エチルチオ酢酸を過酸化水素と化学反応させてエチルスルホニル酢酸を得ること、および
得られたエチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、
エチルメチルスルホンの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エチルメチルスルホンの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
スルホンはスルフリル基に炭化水素基が結合して成る化合物の総称である。その一般式はR-SO
2
-Rである。スルホンは製薬、プラスチック及び基本的な有機合成等の工業分野に広く応用されている。スルホン系化合物は、一般的にチオエーテルの酸化,スルフィドの酸化、スルホキシドの酸化(特許文献1)、スルフィン酸塩のアルキル化、二酸化硫黄と共役アルカジエンの付加反応、芳香族化合物と塩化チオニルの反応等の方法によって調製される。
【0003】
エチルメチルスルホンはスルフリル基にメチル基およびエチル基が結合して成る化合物である。エチルメチルスルホンは、植物や微生物の育種において最も一般的に使用される化学的突然変異原とされている。エチルメチルスルホンは、例えば、エチルメチルスルフィドの酸化によって得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-520401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、エチルメチルスルホン(別名:(メタンスルホニル)エタン、(メチルスルホニル)エタン)の新規な製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために検討を重ねた結果、以下の態様を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 チオグリコール酸を、無機塩基の存在下、ハロゲン化エチルまたはジエチル硫酸と化学反応させて、エチルチオ酢酸を得ること、
得られたエチルチオ酢酸を過酸化水素と化学反応させて、エチルスルホニル酢酸を得ること、および
得られたエチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、
エチルメチルスルホンの製造方法。
【0007】
〔2〕 エチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、エチルメチルスルホンの製造方法。
〔3〕 エチルチオ酢酸を過酸化水素と化学反応させて、エチルスルホニル酢酸を得ること、および
得られたエチルスルホニル酢酸を脱炭酸させることを含む、
エチルメチルスルホンの製造方法。
【0008】
〔4〕 チオグリコール酸を、無機塩基の存在下、ハロゲン化エチルまたはジエチル硫酸と化学反応させることを含む、エチルチオ酢酸の製造方法。
【0009】
〔5〕 エチルチオ酢酸を過酸化水素と化学反応させることを含む、エチルスルホニル酢酸の製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明の製造方法によれば、エチルチオ酢酸、エチルスルホニル酢酸、およびエチルメチルスルホンを高収率で得ることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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