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公開番号
2025014457
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117023
出願日
2023-07-18
発明の名称
化合物、屈折率向上剤及び重合体
出願人
三光株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07C
39/16 20060101AFI20250123BHJP(有機化学)
要約
【課題】高屈折率の樹脂材料を提供可能な化合物を提供する。
【解決手段】本発明の化合物は、下記化学式(1)で表される化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩である。
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式中、Aは、単結合、2価の炭化水素基、又はスルホニル基、R
1
及びR
2
は、それぞれ、炭素数1乃至12の直鎖若しくは脂環式炭化水素基又はアラルキル基、X
1
及びX
2
は、それぞれ水素原子又は重合性官能基である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記化学式(1)で表される化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩。
TIFF
2025014457000052.tif
63
170
前記化学式(1)中、
Aは、単結合、2価の炭化水素基、又はスルホニル基であり、前記2価の炭化水素基における水素原子の1つ以上は、それぞれ独立して、メチル基若しくはフェニル基で置換されていてもよく、
R
1
及びR
2
は、それぞれ、炭素数1乃至12の直鎖若しくは脂環式炭化水素基又はアラルキル基であり、R
1
及びR
2
は互いに同一であっても異なっていてもよく、
X
1
及びX
2
は、それぞれ水素原子又は重合性官能基であり、互いに同一でも異なっていてもよい。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記化学式(1)中のAにおいて、
前記2価の炭化水素基は、2価の鎖状の炭化水素基又は2価の脂環式炭化水素基であり、
前記2価の鎖状の炭化水素基又は前記2価の脂環式炭化水素基における水素原子の1つ以上は、それぞれ独立して、メチル基若しくはフェニル基で置換されていてもよい、
請求項1記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩。
【請求項3】
前記化学式(1)中、
Aは、単結合、メチレン基、又はシクロヘキシレン基であり、前記メチレン基中の水素原子は、それぞれメチル基又はフェニル基に置換されていても置換されていなくてもよく、
R
1
及びR
2
は、それぞれ、シクロヘキシル基、ベンジル基、又はα-メチルベンジル基である、
請求項1記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩。
【請求項4】
前記化学式(1)中、
X
1
及びX
2
が、それぞれ重合性官能基であり、互いに同一でも異なっていてもよい、
請求項1記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩。
【請求項5】
前記化学式(1)中、X
1
及びX
2
が、それぞれ独立して、下記化学式(2)~(5)のいずれかの基で表される置換基である、請求項1記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩。
TIFF
2025014457000053.tif
27
170
前記化学式(2)中、
*は、前記化学式(1)中のO原子に対する結合手であり、
nは、0又は1の整数である。
TIFF
2025014457000054.tif
28
170
前記化学式(3)中、
*は、前記化学式(1)中のO原子に対する結合手である。
TIFF
2025014457000055.tif
31
170
前記化学式(4)中、*は、前記化学式(1)中のO原子に対する結合手であり、
Dは、エチレン基又はイソプロピレン基であり、
mは、1~3の整数であり、
Dが複数の場合は、各Dは互いに同一でも異なっていてもよい。
TIFF
2025014457000056.tif
42
170
前記化学式(5)中、*は、前記化学式(1)中のO原子に対する結合手であり、
Eは、エチレン基又はイソプロピレン基であり、
Fは、水素原子又はメチル基であり、
lは、0~3の整数であり、
Eが複数の場合は、各Eは互いに同一でも異なっていてもよい。
【請求項6】
前記化学式(1)において、
Aが、単結合、メチレン基、又はシクロヘキシレン基であり、前記メチレン基の水素原子の1つ以上は、それぞれ独立して、メチル基若しくはフェニル基で置換されていてもよい、
請求項1記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩を含む屈折率向上剤。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩を含むモノマー成分の重合体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物、屈折率向上剤及び重合体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ビフェノール類及びビスフェノール類は様々な化合物が検討されている。さらに、特許文献1では、そのビフェノール類又はビスフェノール類に重合性の官能基を導入し、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリブチラール樹脂、液晶ディスプレイ用パネル、カラーフィルター、眼鏡レンズ、フレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、TFT用プリズムレンズシート、光ファイバー、光ディスク等の光学用物品の高屈折率の樹脂材料などへの使用が提案されている。特許文献1の化学式(1)で表される化合物は、液晶ディスプレイ用パネル、カラーフィルター、眼鏡レンズ、フレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、TFT用プリズムレンズシート、光ファイバー、光ディスク等の光学用物品の高屈折率の樹脂材料などとして有用な新規の重合性モノマーである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2016/002607A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているような用途の中で、高屈折率の樹脂材料は薄型化がされており、樹脂の更なる高屈折率化が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、高屈折率の樹脂材料を提供可能な化合物、屈折率向上剤及び重合体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の化合物は、下記化学式(1)で表される化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩である。
【0007】
TIFF
2025014457000001.tif
63
170
【0008】
前記化学式(1)中、
Aは、単結合、2価の炭化水素基、又はスルホニル基であり、前記2価の炭化水素基における水素原子の1つ以上は、それぞれ独立して、メチル基若しくはフェニル基で置換されていてもよく、
R
1
及びR
2
は、それぞれ、炭素数1乃至12の直鎖若しくは脂環式炭化水素基又はアラルキル基であり、R
1
及びR
2
は互いに同一であっても異なっていてもよく、
X
1
及びX
2
は、それぞれ水素原子又は重合性官能基であり、互いに同一でも異なっていてもよい。
【0009】
本発明の屈折率向上剤は、前記本発明の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩を含む屈折率向上剤である。
【0010】
本発明の重合体は、前記本発明の化合物、その互変異性体若しくは立体異性体又はそれらの塩を含むモノマー成分の重合体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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