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公開番号
2025036537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024228351,2020182815
出願日
2024-12-25,2020-10-30
発明の名称
トイレ用ドア開閉操作ユニット、トイレ用自動ドアシステム、及び操作案内方法
出願人
千蔵工業株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
E05F
15/73 20150101AFI20250306BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】非接触センサ等の非接触操作部を備え、使用者が安心して使用できるようなトイレ用ドア開閉操作ユニット、トイレ用自動ドアシステム、及び操作案内方法を提供する。
【解決手段】トイレ用ドア開閉操作ユニットは、開き用と閉じ用を兼ねる1つの非接触操作部と、点灯部と、音発生部とを有し、前記非接触操作部が開閉どちらかの操作を受付ける状態では前記点灯部を点灯または点滅させ、開き用と閉じ用の非接触操作のうち、前記非接触操作部が受付け可能な非接触操作を検出すると、点灯または点滅している前記点灯部の点灯状態を変化させるとともに、前記音発生部から所定の音を発生させて、開閉のための非接触操作が検出されたことを報知する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
開き用と閉じ用を兼ねる1つの非接触操作部と、点灯部と、音発生部とを有し、
前記非接触操作部が開閉どちらかの操作を受付ける状態では前記点灯部を点灯または点滅させ、
開き用と閉じ用の非接触操作のうち、前記非接触操作部が受付け可能な非接触操作を検出すると、点灯または点滅している前記点灯部の点灯状態を変化させるとともに、前記音発生部から所定の音を発生させて、開閉のための非接触操作が検出されたことを報知する
ことを特徴とするトイレ用ドア開閉操作ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記非接触操作部に隣接し、トイレが使用中か否かを示す状態表示部を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ用ドア開閉操作ユニット。
【請求項3】
前記点灯部は正面から見て略円周状に形成され、前記点灯部の内側に手を模した図形が表示されている
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ用ドア開閉操作ユニット。
【請求項4】
前記非接触操作部が開動作を受付ける状態の前記点灯部の点灯色と、前記非接触操作部が閉動作を受付ける状態の前記点灯部の点灯色は、異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ用ドア開閉操作ユニット。
【請求項5】
前記非接触操作部が受付け可能な非接触操作を検出したときの、前記点灯部の点灯状態の変化は、点灯色の変化、点灯から点滅への変化、点滅から点灯への変化、点滅間隔の変化、もしくはそれらの組合せである
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のトイレ用ドア開閉操作ユニット。
【請求項6】
トイレの出入口に配したドアと、前記トイレの室外と室内とにそれぞれ配置されて前記ドアの開閉を操作する2つのドア開閉操作ユニットと、前記2つのドア開閉操作ユニットからの開信号及び閉信号に基づいて駆動装置を制御してドアを開閉させると共に前記ドアの開閉に対応して施錠または解錠させる駆動用コントローラとを備え、
前記ドア開閉操作ユニットは、開き用と閉じ用を兼ねる1つの非接触操作部と、点灯部と、音発生部とを有し、
前記非接触操作部が開閉どちらかの操作を受付ける状態では前記点灯部を点灯または点滅させ、
開き用と閉じ用の非接触操作のうち、前記非接触操作部が受付け可能な非接触操作を検出すると、点灯または点滅している前記点灯部の点灯状態を変化させるとともに、前記音発生部から所定の音を発生させて、開閉のための非接触操作が検出されたことを報知する ことを特徴とするトイレ用自動ドアシステム。
【請求項7】
開き用と閉じ用を兼ねる1つの非接触操作部と、点灯部と、音発生部とを有するトイレ用ドア開閉操作ユニットにおける操作案内方法であって、
前記非接触操作部が開閉どちらかの操作を受付ける状態では前記点灯部を点灯または点滅させ、
開き用と閉じ用の非接触操作のうち、前記非接触操作部が受付け可能な非接触操作を検出すると、点灯または点滅している前記点灯部の点灯状態を変化させるとともに、前記音発生部から所定の音を発生させて、開閉のための非接触操作が検出されたことを報知する
ことを特徴とする操作案内方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレ用ドア開閉操作ユニット、トイレ用自動ドアシステム、及び操作案内方法に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
トイレ用ドア開閉スイッチおよびトイレ用自動ドアシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
詳細には、特許文献1には、押しボタンの表面に触知記号が形成されており、視覚障害者が指で触知記号を触ることで、押しボタンが開き用か閉じ用かを容易に識別できる多機能トイレ用ドア開閉スイッチが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-100095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のトイレ用ドア開閉スイッチは、衛生的な観点から指でボタンを触ること自体を避けたいとの要求に応えるものではなかった。
詳細には、従来の多機能トイレ用ドア開閉操作部には全て押しボタンスイッチが用いられ、衛生的な観点ではせいぜい押しボタンスイッチ等の表面に抗菌塗装を施すにとどまっていた。衛生面を追求すれば、押しボタンスイッチの代わりに、非接触センサ(スイッチ)を用いるという選択肢があるが、非接触センサには操作したという感触が分かりにくいという欠点がある。
更に多機能トイレ用ドア操作部は、トイレの使用状況等により、操作を受付ける状態にあるボタンと操作を受付けない状態にあるボタンがあるため、例えば非接触操作部に手を近づけてもドアが動かないとき、そもそも操作を受付けない状態なのか、手の近づけ方が足りないなど操作の仕方が悪くて受付けなかったのか、操作を受付けた後ドアが実際に動くまでに時間がかかるだけなのかの区別がつかず、使用者を不安にさせてしまうという問題があり、実際に非接触センサが多機能トイレの操作部に採用されたことは無かった。
本発明は上記のような従来事情や最近の新型コロナウィルスの感染状況等を鑑み、非接触センサ等の非接触操作部を備え、使用者が安心して使用できるようなトイレ用ドア開閉操作ユニット、ドア開閉操作ユニット、トイレ用自動ドアシステム、自動ドアシステム、及び操作案内方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のトイレ用ドア開閉操作ユニットは、開き用と閉じ用を兼ねる1つの非接触操作部と、点灯部と、音発生部とを有し、前記非接触操作部が開閉どちらかの操作を受付ける状態では前記点灯部を点灯または点滅させ、開き用と閉じ用の非接触操作のうち、前記非接触操作部が受付け可能な非接触操作を検出すると、点灯または点滅している前記点灯部の点灯状態を変化させるとともに、前記音発生部から所定の音を発生させて、開閉のための非接触操作が検出されたことを報知することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、衛生的な観点から非接触操作を採用して使用者に対する安全性、利便性を高め、かつ容易に安心して使用できるトイレ用ドア開閉操作ユニット、ドア開閉操作ユニット、トイレ用自動ドアシステム、自動ドアシステム、及び操作案内方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る自動ドアシステムを備えたトイレの概要平面図である。
本発明の実施形態に係るトイレ用自動ドアシステムの概要を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係るトイレ用ドア開閉操作ユニット(トイレ用ドア開閉スイッチ)の要部を示す正面図である。
実施例1のトイレ用自動ドアシステムの動作を説明するための図である。(a)は実施例1のトイレ用自動ドアシステムの動作の一例を示すフローチャートである。(b)は変形例を説明するための図である。
実施例1のトイレ用自動ドアシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
実施例1のトイレ用自動ドアシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
実施例2のトイレ用ドア開閉操作ユニット(トイレ用ドア開閉スイッチ)の一例を説明するための図である。(a)、(b)は室外操作部の一例を示す図、(c)、(d)は室内操作部の一例を示す図である。
実施例2のトイレ用自動ドアシステムの動作を説明するための図である。(a)はトイレ用自動ドアシステムの動作の一例を示すフローチャートである。(b)は変形例を説明するための図である。
実施例3のトイレ用ドア開閉操作ユニット(トイレ用ドア開閉スイッチ)の一例を説明するための図である。(a)、(b)は室外操作部の一例を示す図、(c)、(d)は室内操作部の一例を示す図である。
実施例3のトイレ用自動ドアシステムの動作を説明するための図である。(a)はトイレ用自動ドアシステムの動作の一例を示すフローチャートである。(b)は変形例を説明するための図である。
実施例4のドア開閉操作ユニット(ドア開閉スイッチ)の一例を説明するための図である。
実施例4のドア開閉スイッチを採用した建物内の事務室の一例を示す図である。
実施例4のトイレ用自動ドアシステムの動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明のトイレ用自動ドアシステムの実施形態の概要を図1及び図2により説明する。
(実施例1)
トイレ21は、その開口部21aに引き戸式のドア22が開閉自在に配置され、その開口部21aの上部の無目内に図示省略したモータ、モータのホール素子の出力やエンコーダ等によりドアの位置を検出するドア位置検出部、タイミングベルト等の動力伝達機構を備えた駆動装置23と、その駆動装置23の駆動動作を適宜の出力信号により駆動させる駆動用コントローラ24が配設されている。駆動用コントローラ24には、電気錠コントローラ26を介して電気錠25が接続され、ドア22の開閉動作に対応して適時に施錠または解錠するようにしている。
なお、トイレ21内には便器21bや洗面台21cが設置されるとともに便器21bの近傍には緊急呼出スイッチ34を設けており、その他に図示しないが室内灯や換気扇などが適宜に装備されるものである。詳細説明は省略するが、ドアの開閉操作に連動させて、室内灯の点灯、消灯や、換気扇の運転、停止を制御することで、利用者の利便性を向上させるとともに、省エネルギーを実現している。
【0009】
また、トイレ21の室外側にトイレ室外用ドア開閉スイッチ(室外操作部1とも呼ぶ)が配設され、室内側にトイレ室内用ドア開閉スイッチ(室内操作部2とも呼ぶ)が配設されている。トイレ室外用ドア開閉スイッチ(室外操作部1)とトイレ室内用ドア開閉スイッチ(室内操作部2)とは略同様の外観を有し、トイレ用ドア開閉スイッチと総称され、それぞれ開き用非接触操作部3、閉じ用非接触操作部4及び状態表示部を備えている。なお、室外操作部1と室内操作部2とでは、状態表示部に表示される内容が異なるため、必要に応じて室外操作部の状態表示部を5A、室内操作部の状態表示部を5Bと呼ぶものとする。
【0010】
トイレ室外用ドア開閉スイッチ(室外操作部1)およびトイレ室内用ドア開閉スイッチ(室内操作部2)は、それらの動作を制御する操作案内コントローラ27を介し前記駆動用コントローラ24に接続してドア22の開閉動作に連係するようにしている。すなわち、ドア22は、トイレ室外用ドア開閉スイッチ(室外操作部1)とトイレ室内用ドア開閉スイッチ(室内操作部2)の開き用非接触操作部3、閉じ用非接触操作部4の非接触操作により開信号又は閉信号が発信されたときに、前記駆動用コントローラ24により駆動装置23を制御してドア22が開閉動作するようにしている。
(【0011】以降は省略されています)
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