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公開番号2025036438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024210580,2023020074
出願日2024-12-03,2015-12-25
発明の名称現像カートリッジ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250307BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置を小型化するために、現像カートリッジにおいて、カップリング、検知ギアおよび記憶媒体の電気的接触面を、現像カートリッジに適切に配置する構造を提供する。
【解決手段】現像カートリッジ1は、現像剤を収容可能な筐体であって、第1方向に延びる筐体10を有し、第1方向において筐体10の一方に位置するカップリング41と、第1方向において筐体10の他方に位置する検知ギア52と、第1方向において筐体10の一方に位置する電気的接触面611を有する記憶媒体61とを有する。検知ギア52は、第1方向に延びる回転軸85について回転可能である。カップリング41は、第1方向に延びる回転軸83について回転可能である。以上構成において、検知ギア52と、カップリング41および電気的接触面611とを筐体10の第1方向の反対側に配置することにより、筐体10の第1方向端面を小さくできる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
現像カートリッジであって、
現像剤を収容可能な筐体であって、第1方向に延びる筐体と、
前記第1方向に延びる回転軸について回転可能な現像ローラであって、前記第1方向に延びるローラシャフトを有する現像ローラと、
前記第1方向において、前記筐体の一方に位置するカップリングであって、前記第1方向に延びる第1軸について回転可能なカップリングと、
前記ローラシャフトと電気的に接続された電極であって、前記第1方向において前記筐体の他方に位置する電極と、
電気的接触面を有する記憶媒体と、
前記第1方向に延びる第1シャフトであって、前記カップリングの回転に従って回転可能な第1シャフトと、
前記第1方向において前記筐体の他方に位置する突起であって、前記第1シャフトの回転に従って移動可能な突起であって、前記現像カートリッジが新品であるか否かを識別する突起と、
を備えることを特徴とする現像カートリッジ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の現像カートリッジであって、
前記電極は、導電性の樹脂からなることを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
前記電極は、前記ローラシャフトが挿入される軸受を有することを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項4】
請求項3に記載の現像カートリッジであって、
前記ローラシャフトが前記軸受に挿入されている状態において、前記ローラシャフトは、前記軸受に接触することを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
前記カップリングは、前記カップリングと共に回転可能なカップリングギアを含み、
前記第1方向において前記筐体の一方に位置する第1アジテータギアをさらに含み、
前記カップリングギアと前記第1アジテータギアとが噛み合うことを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
前記第1方向において前記筐体の一方に位置する第1アイドルギアをさらに備え、
前記カップリングは、前記カップリングと共に回転可能であり、前記第1アイドルギアと噛み合うカップリングギアを含み、
前記第1方向において前記筐体の一方に位置し、前記第1アイドルギアと噛み合う第1アジテータギアをさらに含むことを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記カップリングは、駆動力を受けるための凹部または凸部を有することを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記記憶媒体は、前記現像カートリッジに関する情報を記憶することを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の現像カートリッジであって、
前記第1方向において前記筐体の他方に位置する検知ギアであって、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な検知ギアを有するギア部を備え、
前記検知ギアは、前記カップリングの回転に従って回転可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項10】
請求項9に記載の現像カートリッジであって、
前記検知ギアは、第1シャフトの回転に従って回転可能であることを特徴とする現像カートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現像カートリッジに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタなどの画像形成装置に着脱可能な現像カートリッジが知られている。従来の現像カートリッジは、例えば、特許文献1に記載されている。現像カートリッジは、現像剤であるトナーを収容する。このような現像カートリッジは、画像形成装置から電力を受ける電極を有する。電極は、画像形成装置から受けた電力を、現像ローラへ供給する。また、現像カートリッジは、カップリングを有する。カップリングは、画像形成装置からの駆動力を受ける。さらに、特許文献1に記載の現像カートリッジは、検知ギアを有する。検知ギアは、画像形成装置に、現像カートリッジが新品か否か、または、現像カートリッジの仕様を伝えるためのギアである。現像カートリッジが画像形成装置に装着された後に、カップリングが画像形成装置から駆動力を受けると、検知ギアが回転する。
【0003】
また、特許文献2に記載の現像カートリッジは、記憶媒体を有する。記憶媒体は、例えば、印刷枚数等の情報を記録可能である。特許文献2に記載の現像カートリッジは、ICチップのカートリッジ側接点部が、検知ギアの当接部に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-54056号公報
特開2008-242085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に記載の現像カートリッジは、カップリング、検知ギアおよびICチップが、現像カートリッジの筐体の一方の第1側面に位置する。この場合、第1側面に多くの部材が配置されるため、第1側面が大きくなる。すなわち、現像カートリッジが大型化する。一方、現像カートリッジの第1側面に対応する画像形成装置の内面には、カップリングへ駆動力を送る駆動部材、検知ギアを検知するアクチュエータ、および、ICチップから情報を読み取る接点部が設けられる。このため、第1側面に対応する画像形成装置の内面が複雑な構成となり、画像形成装置が大型化してしまう可能性がある。
【0006】
本発明の目的は、画像形成装置を小型化するために、現像カートリッジにおいて、カップリング、検知ギアおよび記憶媒体の電気的接触面を、現像カートリッジに適切に配置する構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、現像剤を収容可能な筐体であって、第1方向に延びる筐体と、前記第1方向において、前記筐体の一方に位置するカップリングであって、前記第1方向に延びる第1軸について回転可能なカップリングと、前記第1方向において前記筐体の他方に位置する検知ギアであって、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な検知ギアと、電気的接触面を有する記憶媒体であって、前記電気的接触面が前記第1方向における前記筐体の一方に位置する記憶媒体と、を備えることを特徴とする現像カートリッジである。
【0008】
本願の第2発明は、第1発明の現像カートリッジであって、前記記憶媒体は、前記第1方向において前記筐体の一方に位置することを特徴とする。
【0009】
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の現像カートリッジであって、前記検知ギアは、前記カップリングの回転に従って回転可能であることを特徴とする。
【0010】
本願の第4発明は、第3発明の現像カートリッジであって、前記第1方向に延びる第1シャフトであって、前記カップリングの回転に従って回転可能な第1シャフトをさらに有し、前記検知ギアは、第1シャフトの回転に従って回転可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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