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公開番号
2025033049
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138535
出願日
2023-08-29
発明の名称
移動支援装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03B
17/56 20210101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】装着状態が適切でないことを的確にユーザに対して報知することができる移動支援装置を実現すること。
【解決手段】ユーザ2の両肩及び首の少なくともいずれかに装着され、撮像装置15の撮像結果に基づきユーザ2を支援する移動支援装置であって、ユーザ2の両肩及び首の少なくともいずれかの一部と接触する本体部10を備え、本体部10は、ユーザ2と接触する接触面側において、互いに離間して設けられる複数の突起部20と、複数の突起部20又は複数の突起部20の近傍において、ユーザ2との接触の有無又はユーザ2との接触による感圧の度合いを検知する検知部25と、検知部25による検知結果に基づいて、ユーザ2に対する本体部10の装着状態が所定の位置からずれていると判定されることを条件として報知を発する報知部35とを備えることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの両肩及び首の少なくともいずれかに装着され、撮像装置の撮像結果に基づき前記ユーザを支援する移動支援装置であって、
前記ユーザの両肩及び首の少なくともいずれかの一部と接触する本体部を備え、
前記本体部は、
前記ユーザと接触する接触面側において、互いに当該本体部の周方向に離間して設けられる複数の突起部と、
前記複数の突起部又は前記複数の突起部から前記周方向に離れた位置において、前記ユーザとの接触の有無又は前記ユーザとの接触による感圧の度合いを検知する検知部と、
前記検知部による検知結果に基づいて、前記ユーザに対する前記本体部の装着状態が所定の位置からずれていると判定されることを条件として報知を発する報知部と、
を備えることを特徴とする移動支援装置。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記報知部が、振動及び音声のいずれか一方又は双方により報知を発するものであることを特徴とする請求項1に記載の移動支援装置。
【請求項3】
前記本体部は、円弧状に形成されると共に、前記周方向に延び内周側となる部分をなす周方向内側面が、前記ユーザの首の後方側領域と接触可能であり、
前記突起部の少なくとも1つが、前記本体部の周方向内側面の中央部に設けられており、
他の一対の前記突起部が、前記首の後方側領域を挟むように、前記中央部を介して前記本体部の周方向両側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動支援装置。
【請求項4】
前記本体部は、円弧状に形成されると共に、前記周方向に延び内周側となる部分をなす周方向内側面が、前記ユーザの首の後方側領域と接触可能であり、
一対の前記突起部が、前記首の後方側領域を挟むように、前記本体部の周方向内側面の中央部を介して左右対称に前記本体部の周方向両側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、視覚障がい者等の歩行を支援する移動支援装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カメラの傾き角度を傾き検出部(加速度センサ)で取得して、傾き補正を行なうカメラが知られている(例えば、特許文献1)。また、近年、カメラを用いたウェアラブル装置が知られており、当該ウェアラブル装置を用いた視覚障がい者等のための移動支援装置も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-99832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したようなウェアラブル装置は、視覚障がい者等が使用する場合、当該ウェアラブル装置が誤装着されていても、視覚障がい者等が気付かないことがある。また、上述したウェアラブル装置は、ユーザの移動時の振動等によって、ウェアラブル装置がずれて、ウェアラブル装置が過度に傾いた状態となる恐れがある。かかる場合は、ウェアラブル装置に搭載されたカメラも大きく傾斜するため、当該カメラで撮像された画像も過度に傾いた状態となり、正確にユーザを支援することが困難となる懸念があった。そこで、装着状態が適切でないことを的確にユーザに対して報知できるウェアラブル装置が求められている。
【0005】
ここで、特許文献1に記載のカメラを、ウェアラブル装置に搭載することが考えられるが、特許文献1に記載のカメラは、撮影者の意図する傾きで被写体を撮影できるよう、撮影者の意図する傾きにカメラ(撮像)の傾きを補正するものとされ、ウェアラブル装置への利用には適さないものであった。このように、上述した特許文献1に記載のカメラは、ウェアラブル装置の誤装着による傾きを想定したものではなく、ウェアラブル装置の誤装着や振動等によるずれに対して警報等の報知をするものではない。
【0006】
そこで本発明は、装着状態が適切でないことを的確にユーザに対して報知することができる移動支援装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の移動支援装置は、ユーザの両肩及び首の少なくともいずれかに装着され、撮像装置の撮像結果に基づき前記ユーザを支援する移動支援装置であって、前記ユーザの両肩及び首の少なくともいずれかの一部と接触する本体部を備え、前記本体部は、前記ユーザと接触する接触面側において、前記ユーザと接触する接触面側において、互いに当該本体部の周方向に離間して設けられる複数の突起部と、前記複数の突起部又は前記複数の突起部から前記周方向に離れた位置において、前記ユーザとの接触の有無又は前記ユーザとの接触による感圧の度合いを検知する検知部と、前記検知部による検知結果に基づいて、前記ユーザに対する前記本体部の装着状態が所定の位置からずれていると判定されることを条件として報知を発する報知部と、を備えることを特徴とするものである。
【0008】
上述した移動支援装置は、本体部が、ユーザの両肩及び首の少なくともいずれかの一部と接触するものとされ、当該本体部におけるユーザとの接触面側に複数の突起部が、離間して設けられている。そのため、上述した移動支援装置は、装着した際に複数の突起部がユーザに対する位置決めとしての機能を果たすことができる。また、上述した移動支援装置は、複数の突起部又は複数の突起部の近傍において、前記ユーザとの接触の有無又は前記ユーザとの接触による感圧の度合いを検知する検知部が設けられているので、検知部により、本体部(移動支援装置)が所定の位置からずれているか否かを検知することができる。そのため、上述した移動支援装置は、検知部の検知結果に基づいて、本体部が所定の位置からずれていると判定されることを条件として報知部により報知することができる。これにより、視覚障がい者等のユーザは、移動支援装置が適切に装着されているか否かを認識できるので、移動支援装置が誤装着された状態で使用されることを抑制できる。
【0009】
(2)上述した本発明の移動支援装置は、前記報知部が、振動及び音声のいずれか一方又は双方により報知を発するものであることを特徴とするとよい。
【0010】
上述した移動支援装置は、かかる構成とすることにより、視覚障がい者等が、容易に移動支援装置が適切に装着されていないことを認識できる。
(【0011】以降は省略されています)
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