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公開番号
2025036131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024112841
出願日
2024-07-12
発明の名称
ガラス板運搬台車
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類
B62B
3/00 20060101AFI20250306BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ガラス板の運搬作業を行うためのガラス板運搬台車であって、十分に広いスペースを要することなく取り回し(進路変更)を行うことができるガラス板運搬台車を提供する。
【解決手段】ガラス板運搬台車1(101)は、ガラス板Gが載置される載置部10(110)と、載置部10(110)を保持して移動可能な台車部20(120)と、台車部20(120)を牽引する牽引部30(130)と、載置部10(110)に対する牽引部30(130)の牽引方向Aを変更可能な可変手段(回動機構22、または複数の被係合部材124・124)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス板が載置される載置部と、
前記載置部を保持して移動可能な台車部と、
前記台車部を牽引する牽引部と、
前記載置部に対する前記牽引部の牽引方向を変更可能な可変手段とを備える、
ことを特徴とするガラス板運搬台車。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記可変手段は、
前記台車部と前記載置部との間に設けられ、前記台車部に対して前記載置部を水平方向に回動可能に保持する保持部からなる、
ことを特徴とする、請求項1に記載のガラス板運搬台車。
【請求項3】
前記可変手段は、
前記台車部の互いに異なる位置に設けられ、前記牽引部と各々連結可能な複数の連結部からなる、
ことを特徴とする、請求項1に記載のガラス板運搬台車。
【請求項4】
前記台車部は、移動方向を変更可能なキャスターを底部に有する、
ことを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか一項に記載のガラス板運搬台車。
【請求項5】
前記載置部は、
前記ガラス板の底辺を支持する底辺支持部と、
前記ガラス板の背面を支持する背面支持部とを有し、
前記背面支持部は、一方側から他方側を視認可能な窓部を有する、
ことを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか一項に記載のガラス板運搬台車。
【請求項6】
前記載置部は、前記ガラス板を縦置き姿勢で傾斜させた状態で保持する、
ことを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか一項に記載のガラス板運搬台車。
【請求項7】
前記牽引部は、牽引方向に走行可能な駆動機構を有する、
ことを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか一項に記載のガラス板運搬台車。
【請求項8】
サンプルガラス板の運搬に用いられる、
ことを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか一項に記載のガラス板運搬台車。
【請求項9】
前記サンプルガラス板の一辺の長さは、1500mm以上2700mm以下である、
ことを特徴とする、請求項8に記載のガラス板運搬台車。
【請求項10】
ガラス板が載置される載置部と、
前記載置部を保持して移動可能な台車部と、
前記台車部を牽引する牽引部と、を備え、
前記載置部は、
前記ガラス板の底辺を支持する底辺支持部と、
前記ガラス板の背面を支持する背面支持部とを有し、
前記背面支持部は、一方側から他方側を視認可能な窓部を有する、
ことを特徴とするガラス板運搬台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス板運搬台車に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、液晶表示装置や有機EL表示装置等のディスプレイの基板やカバーガラスに用いられるガラス板の製造工程においては、各工程の終了後、加工されたガラス板を所定時間ごとに、またはランダムに複数枚抜き出してサンプルガラス板とし、これら複数枚のサンプルガラス板に対して品質検査を行うことで、最終製品としてのガラス板の品質向上が図られている。
ここで、抜き出されたガラス板(サンプルガラス板)を所定の検査工程へと搬送するための運搬台車(ガラス板運搬台車)については、従来より様々なものが提案されている。
例えばその一例として、特許文献1においては、作業者の人力によって、複数枚のガラス板を縦置き姿勢の状態で積層して運搬するガラス板搬送パレットが開示されている。
【0003】
一方、ガラス板の外形サイズは、コスト低減等の理由からより高い製造効率を実現するべく、近年増々大型化しており、例えば1000mm×1000mm以上の大型サイズのものが主流となってきている。
このようなことから、上記のような運搬台車を用いた、作業者の人力によるガラス板の運搬作業については、増々負担が大きくなり、作業効率の改善を望む要望が高まっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-315759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
運搬台車を用いたガラス板の運搬作業において、作業効率の改善を図るための一案として、例えば、縦置き姿勢の状態で運搬台車に載置されたガラス板の直交方向に沿って、当該運搬台車を電動式の牽引車によって牽引し、運搬作業の省力化を図ることが考えられる。
しかしながら、前述したような大型サイズのガラス板を運搬する場合、運搬台車の取り回し(進路変更)を行うために広いスペースが必要となるところ、加工されたガラス板を抜き出す作業エリアは、一般的に仕切り壁によって囲まれており、当該作業エリア内への出入りを行う出入口には、十分なスペースが確保されていない場合も多く、電動式の牽引車によって運搬台車を牽引するには、さらなる改善案が必要であった。
【0006】
本発明は、以上に示した現状の問題点に鑑みてなされたものであり、ガラス板の運搬作業を行うためのガラス板運搬台車であって、十分に広いスペースを要することなく取り回し(進路変更)を行うことができるガラス板運搬台車を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、本発明の態様1に係るガラス板運搬台車は、ガラス板が載置される載置部と、前記載置部を保持して移動可能な台車部と、前記台車部を牽引する牽引部と、前記載置部に対する前記牽引部の牽引方向を変更可能な可変手段とを備えることを特徴とする。
このような構成を有することにより、本発明に係るガラス板運搬台車によれば、例えば前述したような大型サイズのガラス板を運搬する場合であっても、可変手段によって載置部に対する牽引部の牽引方向を変更することにより、当該ガラス板に対する進行方向を容易に変更することができ、台車自身を大きく取り回す必要も無く、より狭いスペースにてガラス板運搬台車の取り回し(進路変更)を行うことができる。
【0009】
また、本発明の態様2に係るガラス板運搬台車は、上記態様1において、前記可変手段は、前記台車部と前記載置部との間に設けられ、前記台車部に対して前記載置部を水平方向に回動可能に保持する保持部からなることを特徴とする。
このような構成を有することにより、保持部からなる可変手段によって載置部を回動させることで、当該載置部に載置されたガラス板に対する進行方向(牽引方向)を容易に変更することができる。
【0010】
また、本発明の態様3に係るガラス板運搬台車は、上記態様1において、前記可変手段は、前記台車部の互いに異なる位置に設けられ、前記牽引部と各々連結可能な複数の連結部からなることを特徴とする。
このような構成を有することにより、牽引部と連結される連結部(可変手段)を適宜選択することで、載置部に載置されたガラス板に対する進行方向(牽引方向)を容易に変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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