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公開番号2025035371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142371
出願日2023-09-01
発明の名称プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
出願人株式会社ほぼ日
代理人個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】撮影した画像中の地球儀を表示すると共に、対応する位置に雲を3D表示することが可能なプログラム、情報処理方法及び情報処理装置を提供すること。
【解決手段】拡張現実(AR)システムでは、各位置の雲の高度を取得し、現実空間の地球儀1をかざした場合に、前記地球儀の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の対応する位置に特定した高度に応じた雲を3D表示する処理をコンピュータ2に実行させる。これにより、撮影した画像中の地球儀を表示すると共に、対応する位置に雲を3D表示することが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
各位置の雲の高度を取得し、
現実空間の地球儀をかざした場合に、前記地球儀の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の対応する位置に特定した高度に応じた雲を3D表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
雲の赤外画像を取得し、
取得した赤外画像に基づき前記各位置の雲の高度を推定する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第1仮想空間の地球儀に対する視線、及び、各位置の雲の高度に基づき、各位置の雲の濃淡を調整する
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項4】
各位置の雲の高度に基づき雲間の傾きを算出し、
光源及び算出した雲間の傾きに基づき、各位置の雲の明るさを調整する
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項5】
各位置の降水量を取得し、
取得した降水量に応じて、各位置に雨滴アニメーションを表示する
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項6】
複数の位置群により特定される領域の降水量を特定し、
特定した降水量に応じた重みづけに従い、領域を選択し、
選択した領域内で前記雨滴アニメーションを表示する
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
各位置の気温を取得し、
取得した気温が所定温度以下の位置で前記雨滴アニメーションに代えて雪アニメーションを表示する
請求項5に記載のプログラム。
【請求項8】
解説を行うキャラクタを拡張現実として表示し、
前記キャラクタが解説を行わない場合に、前記キャラクタを前記第1仮想空間の地球儀上で移動させる
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項9】
各位置の風に関する情報を取得し、
取得した風に関する情報に応じた風の流れを前記第1仮想空間の地球儀上に表示し、
前記キャラクタが投じるオブジェクトを前記風の流れに応じて移動させる
請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
各位置の風に関する情報及び気温に関する情報を取得し、
取得した気温に関する情報に応じた表示態様で、取得した風に関する情報に応じた風の流れを前記第1仮想空間の地球儀上に表示する
請求項1又は2に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、拡張現実(AR:Augmented Reality)システムを用いた商品の開発が行われている。ARシステムでは、Apple(登録商標) Vision Pro等のARグラス(ARゴーグル)、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機等のようにカメラ及び表示部を有する情報機器に、ARマーカを認識するためのアプリケーションプログラムをインストールしておく。このような情報機器を用いて、ARマーカが付された被写体を撮影すると、情報機器がARマーカを認識し、認識したARマーカに応じたコンテンツを、撮影画像の上に重ねて表示する。これにより、ユーザは、撮影対象の被写体にコンテンツが重畳された画像を表示部にて見ることができる。特許文献1には、立体対象物を撮影し、撮影した画像中の立体対象物の上に画像又は文字等の付加情報を重ねて表示するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-92407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に係る発明は、撮影した画像中の地球儀(立体対象物)を表示すると共に、対応する位置に雲を3D表示することができないという問題がある。
【0005】
一つの側面では、撮影した画像中の地球儀を表示すると共に、対応する位置に雲を3D表示することが可能なプログラム等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの側面に係るプログラムは、各位置の雲の高度を取得し、現実空間の地球儀をかざした場合に、前記地球儀の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の対応する位置に特定した高度に応じた雲を3D表示する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面では、撮影した画像中の地球儀を表示すると共に、対応する位置に雲を3D表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ARシステムの構成例を示す模式図である。
ユーザ端末の構成例を示すブロック図である。
第1仮想空間上の対応する位置に雲を3D表示する処理を説明する。
雲の濃淡の調整を説明する説明図である。
第1仮想空間上の対応する位置に雲を3D表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
第1仮想空間を表示する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
雲の高度を推定する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである
雲の濃淡を調整する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
雲の明るさを調整する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
降水量に基づくアニメーションの表示画面の一例を示す説明図である。
降水量に基づきアニメーションを表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
キャラクタを拡張現実として表示する画面の一例を示す説明図である。
キャラクタを拡張現実として表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
風の流れを第1仮想空間の地球儀上に表示する画面の一例を示す説明図である。
風の流れを第1仮想空間の地球儀上に表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
ユーザの現在位置を第1仮想空間に表示する画面の一例を示す説明図である。
ユーザの現在位置を第1仮想空間に表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
国旗アイコン及び複合国旗アイコンの表示画面の一例を示す説明図である。
複合国旗アイコンの選択操作を受け付ける際の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
【0010】
(実施形態1)
実施形態1は、現実空間の地球儀(アースボール)をかざした場合、第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の対応する位置に雲を3D表示する形態に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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