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公開番号2025035372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142372
出願日2023-09-01
発明の名称プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
出願人株式会社ほぼ日
代理人個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】撮影した画像中の地球儀の上に表示されているオブジェクトを、地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示することが可能なプログラム、情報処理方法及び情報処理装置を提供すること。
【解決手段】拡張現実システムは、現実空間の地球儀1をかざした場合に、前記地球儀1の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の所定位置に複数のオブジェクトを表示し、いずれかの前記オブジェクトの選択を受け付けた場合に、前記第1仮想空間の地球儀領域内に、前記第1仮想空間とは異なる第2仮想空間内に選択されたオブジェクトを表示し、前記第2仮想空間内のオブジェクトを現実空間に拡張させるコマンドを受け付けた場合に、前記第2仮想空間内の前記オブジェクトを地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する処理をコンピュータ2に実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
現実空間の地球儀をかざした場合に、前記地球儀の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の所定位置に複数のオブジェクトを表示し、
いずれかの前記オブジェクトの選択を受け付けた場合に、前記第1仮想空間の地球儀領域内に、前記第1仮想空間とは異なる第2仮想空間内に選択されたオブジェクトを表示し、
前記第2仮想空間内のオブジェクトを現実空間に拡張させるコマンドを受け付けた場合に、前記第2仮想空間内の前記オブジェクトを地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記オブジェクトのサイズ情報を取得し、
取得した前記オブジェクトのサイズ情報に基づき、拡張現実として表示された前記オブジェクトを等身大まで拡大する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
拡張現実として表示された前記オブジェクトを等身大まで拡大するためのスライダーを表示し、
表示したスライダーにより、前記オブジェクトを等身大まで拡大する
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記オブジェクトとは異なる第2オブジェクトの選択を受け付けた場合に、前記第2仮想空間内に選択された第2オブジェクトを表示し、
前記第2仮想空間内の第2オブジェクトを現実空間に拡張させるコマンドを受け付けた場合に、前記オブジェクトと共に、前記第2仮想空間内の前記第2オブジェクトを前記地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記第2仮想空間内の前記オブジェクトを、前記オブジェクトに対応する位置における画像と共に前記第2仮想空間に表示する
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記地球儀の動きに対応して、前記オブジェクトに対応する位置における画像及び前記オブジェクトを変化させる
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第2仮想空間を表示している場合に、前記第2仮想空間から前記第1仮想空間への切り替えるためのボタンを表示し、
表示したボタンの操作を受け付けた場合に、前記第2仮想空間から前記第1仮想空間へ切り替える
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項8】
前記オブジェクトの選択を受け付けた場合に、前記地球儀領域の周囲に前記オブジェクトに関連する情報を記載した複数のボードを表示する
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項9】
前記地球儀の動きの検知にかかわらず、前記複数のボードの表示位置を保持する
請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
現実空間の地球儀をかざした場合に、前記地球儀の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の所定位置に複数のオブジェクトを表示し、
いずれかの前記オブジェクトの選択を受け付けた場合に、前記第1仮想空間の地球儀領域内に、前記第1仮想空間とは異なる第2仮想空間内に選択されたオブジェクトを表示し、
前記第2仮想空間内のオブジェクトを現実空間に拡張させるコマンドを受け付けた場合に、前記第2仮想空間内の前記オブジェクトを地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、拡張現実(AR:Augmented Reality)システムを用いた商品の開発が行われている。ARシステムでは、Apple(登録商標) Vision Pro等のARグラス(ARゴーグル)、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機等のようにカメラ及び表示部を有する情報機器に、ARマーカを認識するためのアプリケーションプログラムをインストールしておく。このような情報機器を用いて、ARマーカが付された被写体を撮影すると、情報機器がARマーカを認識し、認識したARマーカに応じたコンテンツを、撮影画像の上に重ねて表示する。これにより、ユーザは、撮影対象の被写体にコンテンツが重畳された画像を表示部にて見ることができる。特許文献1には、立体対象物を撮影し、撮影した画像中の立体対象物の上に画像又は文字等の付加情報を重ねて表示するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-92407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に係る発明は、撮影した画像中の地球儀(立体対象物)の上に表示されているオブジェクトを、地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示することができないという問題がある。
【0005】
一つの側面では、撮影した画像中の地球儀の上に表示されているオブジェクトを、地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示することが可能なプログラム等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの側面に係るプログラムは、現実空間の地球儀をかざした場合に、前記地球儀の動きに対応して第1仮想空間の地球儀を表示すると共に該第1仮想空間上の所定位置に複数のオブジェクトを表示し、いずれかの前記オブジェクトの選択を受け付けた場合に、前記第1仮想空間の地球儀領域内に、前記第1仮想空間とは異なる第2仮想空間内に選択されたオブジェクトを表示し、前記第2仮想空間内のオブジェクトを現実空間に拡張させるコマンドを受け付けた場合に、前記第2仮想空間内の前記オブジェクトを地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面では、撮影した画像中の地球儀の上に表示されているオブジェクトを、地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ARシステムの構成例を示す模式図である。
ユーザ端末の構成例を示すブロック図である。
恐竜DB及び位置画像DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
第1仮想空間内の複数の恐竜の選択画面の一例を示す説明図である。
第2仮想空間を表示する画面の一例を示す説明図である。
恐竜の拡張画面の一例を示す説明図である。
スライダーにより恐竜を等身大まで拡大する画面の一例を示す説明図である。
第2仮想空間内の恐竜及び画像を表示する画面の一例を示す説明図である。
地球儀領域内の恐竜を地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
複数の恐竜を第1仮想空間に表示する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
恐竜を地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
拡張現実として表示された恐竜を拡大または縮小する際の処理手順を示すフローチャートである。
恐竜を拡大または縮小する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
第2仮想空間から第1仮想空間へ切り替える際の処理手順を示すフローチャートである。
第2仮想空間内の恐竜及び画像を表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態2における恐竜の拡張画面の一例を示す説明図である。
第1恐竜と共に第2恐竜を地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
ボードの表示画面の一例を示す説明図である。
複数のボードを表示する際の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
【0010】
(実施形態1)
実施形態1は、現実空間の地球儀(アースボール)をかざした場合、地球儀領域内のオブジェクトを地球儀領域外の現実空間に拡張現実として表示する形態に関する。オブジェクトは、例えば、恐竜、象、パンダもしくはキリン等の動物、飛行機もしくは船等の乗り物、国旗、植物または建物等を含む。なお、本実施形態では、オブジェクトが恐竜である例を説明するが、他の種類のオブジェクトにも同様に適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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