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公開番号
2025035097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141900
出願日
2023-09-01
発明の名称
熱硬化性樹脂成形体
出願人
モリマーキャスティング株式会社
代理人
個人
主分類
B32B
27/18 20060101AFI20250306BHJP(積層体)
要約
【課題】人工大理石等であっても、磁石付収納や磁石付清掃用具を使用することが可能な熱硬化性樹脂成形体を提供する。
【解決手段】少なくともゲルコート層3と樹脂層5とを有する熱硬化性樹脂成形体1において、ゲルコート層3と樹脂層5との間に、磁性体層4が設けられ、磁性体層4は、熱硬化性樹脂からなるマトリックス樹脂と、有機過酸化物を主成分とする硬化剤と、マトリックス樹脂100重量部に対して50重量部以上の強磁性の粉体又は粒体と、が配合されたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくともゲルコート層と樹脂層とを有する熱硬化性樹脂成形体において、
前記ゲルコート層と前記樹脂層との間に、磁性体層が設けられ、
前記磁性体層は、
熱硬化性樹脂からなるマトリックス樹脂と、
有機過酸化物を主成分とする硬化剤と、
前記マトリックス樹脂100重量部に対して50重量部以上の強磁性の粉体又は粒体と、が配合されたものであることを特徴とする熱硬化性樹脂成形体。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
少なくともゲルコート層と樹脂層とを有する熱硬化性樹脂成形体において、
前記樹脂層は、
熱硬化性樹脂からなるマトリックス樹脂と、
有機過酸化物を主成分とする硬化剤と、
前記マトリックス樹脂100重量部に対して50重量部以上の強磁性の粉体又は粒体と、が配合されたものであることを特徴とする熱硬化性樹脂成形体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくともゲルコート層と樹脂層とを有する熱硬化性樹脂成形体に関し、特に、洗面ボウル等に好適に用いることができる熱硬化性樹脂成形体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
熱硬化性樹脂成形体は一般的に人工大理石や人造大理石と呼ばれ、強度、耐水性、及び高い意匠性を有することから浴槽、キッチンカウンター、洗面ボウルなどの住宅設備に幅広く採用されている(例えば特許文献1等参照)。
【0003】
一方、住宅設備の掃除用具や収納小物では、磁石付の商品が上市され、浴室の鋼板壁等に磁石によって保持させる、いわゆる空中収納が提案されている(例えば特許文献2等参照)。この空中収納は、空間の有効利用ができるとともに、ものを直に置かないため、拭き掃除等も容易になり、ソーシャルメディアネットワーク等で拡散され話題を呼んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-24308号公報
特開2023-35721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、磁石が付着しない人工大理石等において空中収納を用いる場合は、磁石の代替として吸盤やフィルムフックを用いた商品が用いられる。しかしながら、吸着力の弱さから、すぐ落下してしまうなどの不満の声が存在する。また、特に塩化ビニルの吸盤は可塑性であり、ポリスチレンを溶かすという問題も生じている。
【0006】
本発明は前述した事情に鑑み、人工大理石等であっても、磁石付収納や磁石付清掃用具を使用することが可能な熱硬化性樹脂成形体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を解決する本発明の第1の熱硬化性樹脂成形体は、少なくともゲルコート層と樹脂層とを有する熱硬化性樹脂成形体において、
前記ゲルコート層と前記樹脂層との間に、磁性体層が設けられ、
前記磁性体層は、
熱硬化性樹脂からなるマトリックス樹脂と、
有機過酸化物を主成分とする硬化剤と、
前記マトリックス樹脂100重量部に対して50重量部以上の強磁性の粉体又は粒体と、が配合されたものであることを特徴とする。
【0008】
前記目的を解決する本発明の第2の熱硬化性樹脂成形体は、少なくともゲルコート層と樹脂層とを有する熱硬化性樹脂成形体において、
前記樹脂層は、
熱硬化性樹脂からなるマトリックス樹脂と、
有機過酸化物を主成分とする硬化剤と、
前記マトリックス樹脂100重量部に対して50重量部以上の強磁性の粉体又は粒体と、が配合されたものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の第1の熱硬化性樹脂成形体及び本発明の第2の熱硬化性樹脂成形体によれば、磁石付収納や磁石付清掃用具を使用することができる。特に、カウンターと、このカウンターの後部から上方に立ち上がったバックガードが一体に形成された人工大理石製の、いわゆるハイバック洗面ボール等において、磁石付収納や磁石付清掃用具をバッグガードに保持させる空中収納が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の熱硬化性樹脂成形体の断面を模式的に示す図である。
第2の熱硬化性樹脂成形体の断面を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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