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公開番号2025034472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140864
出願日2023-08-31
発明の名称警備管制システム
出願人ユニティガードシステム株式会社
代理人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】警備業務スケジュール通り業務が遂行できているかどうかの把握、各警備現場の警備業務のクオリティを均一化するとともに、人的な支援もスムースにできるようにした警備管制システムを目的としている。
【解決手段】各警備現場における警備現場毎の前記処理予定項目の実施タイミングの入力を受け付け、記憶手段に記憶された処理予定項目を前記出力手段に出力させ、前記処理予定項目の実施タイミングを前記受信手段で受け付けた時間を時計手段で順次獲得して、前記記憶手段に記憶させるように制御し、各警備現場の警備状況を監視できるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
携帯
ビルやマンション、施設などの警備業務において、あらかじめ警備処理項目、チェック項目などが警備現場毎に処理予定項目として設定され、時間経過とともに前記処理予定項目の実施時間を順次受け付けて管制側が現場における活動状況を閲覧する警備管制システムであって、
前記警備管制システムは、適宜な電源手段によって駆動するものであって、あらかじめ各警備現場における警備現場毎の警備項目、チェック項目などが時系列的にリスト化された処理予定項目、及び警備業務中の時間経過とともに前記処理項目の実施時間を、現場で使用される端末装置から順次受け付けて記憶する記憶手段と、
警備現場毎に前記記憶手段に記憶された前記処理予定項目を出力する出力手段と、
さらに各警備現場における警備現場毎の前記処理予定項目の実施タイミングの入力を受け付ける通信手段と、
少なくとも前記通信手段で受け付けた前記処理予定項目、チェック項目の実施タイミングに基づき時間情報を提供する時計手段と、
これら記憶手段、出力手段、通信手段、時計手段を制御する制御手段が設けられてなり、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された処理予定項目を前記出力手段に出力させ、前記処理予定項目の実施タイミングを前記通信手段で受け付けた時間を前記時計手段で順次獲得して、前記記憶手段に記憶させるとともに前記出力手段によう各警備現場の警備状況を監視できるよう制御したことを特徴とする警備管制システム。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記警備管制システムは、各警備現場毎に警備処理項目が設定範囲内から逸脱して遅れている場合は、色分け、点滅などで、正常に処理されている現場に対比して識別表示されるようにしてなることを特徴とする請求項1記載の警備管制システム。
【請求項３】
前記警備管制システムは、各警備現場で仮眠中の警備員に対しては、電話の連絡を制限するように制御されることを特徴とする請求項1乃至2記載の警備管制システム。
【請求項４】
前記警備管制システムは、各警備現場毎に緊急事態や、特別な報告事項が発生し、警備現場毎の前記処理予定項目の実施を変更して、警備業務を行う場合の旨の報告を受け付けた警備現場から受け付けた場合には、色分け、点滅などで、他の警備現場と対比して識別表示されるようにしてなることを特徴とする請求項1乃至３の少なくとも１項記載の警備管制システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、マンションやビルなどの警備会社における管制が各現場で勤務する警備員の活動状況を管理・支援する警備管制システムに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、マンションやビルなど不動産物件において、各現場で警備員が警備活動を実施する場合は、警備会社から警備員を派遣して警備活動を行っている。管制は、現場へ派遣される警備員が現場へ入退勤したかについては、事後報告のタイムカードやネットワークを通じてリアルタイムで管理している。しかし、勤務状況は、現場によって、あるいは各警備員によって、現場で警備項目処理時間のバラツキや、警備業務のクオリティなどの勤務状況はあまり把握できない状況にある。
【０００３】
例えば、警備員の入勤・退勤については、適宜なネットワーク網を介して行うようにして、各現場で、入勤処理が行われていない現場に対して、電話などで随時確認していた。ほとんどが、現場での入勤処理の忘れによるものだが、逐一電話での対応は、多数の警備現場を抱えている支部などは、大変な作業になってしまう。
【０００４】
このように、各警備現場で警備業務を推進する警備員の管理・支援をする管制では、いかに効率よく現場の警備業務を支援するかの問題を抱えていた。例えば、特許文献１では、勤務状態管理システムとして、警備員が所有するスマートフォンなどの携帯端末から、勤務開始時間、勤務終了時間、契約者側の責任者の確認サイン画像データなどを警備会社のサーバーに送信して管理する技術が開示されている。
【０００５】
しかしながら、これでは、従来のタイムカードシステムに過ぎず、リアルタイムで現場の状況が、把握できない。また、各警備員がどんな状況、例えば、巡回中なのか、防災センターにて待機中なのか、あるいは、仮眠中なのか把握できないと、むやみに電話連絡もできない状態がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２０２２-１６１３０７
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
各警備現場は、依頼者からの要請で警備員を派遣するもの、果たして派遣された警備員の体調の管理も重要で、シフト管理された要員が、現場で勤務する際に、現場で滞りなく、警備業務が行われているか等の詳細は、ほとんど把握されない状況にある。
【０００８】
そこで本発明者は、各現場での警備業務スケジュールを一括管理し、各現場がどんな状況にあるのかを時間経過とともに表示するようにして、スケジュール管理を試みた。しかし、現場が、スケジュール通り警備業務を遂行しているかが確認できず、ランダムに電話をかけながら、状況を確認する程度であった。しかも、多数の警備拠点を抱えている支部は、かなりの負担を強いられていた。
【０００９】
一方、各現場でも、管制から現場の状況をアットランダムに電話等でチェックされても、現場に負担がかかり、混乱していた。本願発明は、各現場が、どのような状況にあるのか、逐一把握でき、あらかじめ決められた、警備業務スケジュール通り業務が遂行できているかどうかの把握ができ、管制がバックヤードとして、各警備現場の警備業務のクオリティを均一化するとともに、人的な支援もスムースにできるようにした警備管制システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
上記目的を達成するために本願発明の警備管制システムは、ビルやマンション、施設などの警備業務において、あらかじめ警備処理項目、チェック項目などが警備現場毎に処理予定項目として設定され、時間経過とともに前記処理予定項目の実施時間を順次受け付けて管制側が現場における活動状況を閲覧する警備管制システムであって、この警備管制システムは、適宜な電源手段によって駆動するものであって、あらかじめ各警備現場における警備現場毎の警備項目、チェック項目などが時系列的にリスト化された処理予定項目、及び警備業務中の時間経過とともに前記処理項目の実施時間を、現場で使用される端末装置から順次受け付けて記憶する記憶手段と、警備現場毎に前記記憶手段に記憶された前記処理予定項目を出力する出力手段と、さらに各警備現場における警備現場毎の前記処理予定項目の実施タイミングの入力を受け付ける通信手段と、少なくともこの通信手段で受け付けた前記処理予定項目、チェック項目の実施タイミングに基づき時間情報を提供する時計手段と、これら記憶手段、出力手段、通信手段、時計手段を制御する制御手段が設けられてなり、当該制御手段は、前記記憶手段に記憶された処理予定項目を前記出力手段に出力させ、前記処理予定項目の実施タイミングを前記通信手段で受け付けた時間を前記時計手段で順次獲得して、前記記憶手段に記憶させるとともに前記出力手段によう各警備現場の警備状況を監視できるよう制御したことを特徴とするものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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