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公開番号2025034388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140737
出願日2023-08-31
発明の名称炎感知器試験装置
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20250306BHJP(信号)
要約【課題】種々の設置環境において、高所に設置された炎感知器の動作試験を、支持棒を用いることなしに容易に実施することができる炎感知器試験装置を得る。
【解決手段】試験員による操作入力に基づいて複数の遠隔制御指令を送信するリモートコントローラと、複数の遠隔制御指令に含まれる飛行制御指令に基づいて飛行可能な飛行ロボットと、飛行ロボットに搭載され、複数の遠隔制御指令に含まれる照射制御指令に基づいて炎感知器の作動試験を行うための試験光を炎感知器に照射する作動試験器本体と、作動試験器本体に搭載され、炎感知器に対する作動試験器本体の相対位置を判断するために試験光の照射方向の画像を撮像するカメラとを備え、リモートコントローラは、カメラで撮像された画像を表示させる表示部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
試験員による操作入力に基づいて複数の遠隔制御指令を送信するリモートコントローラと、
前記複数の遠隔制御指令に含まれる飛行制御指令に基づいて飛行可能な飛行ロボットと、
前記飛行ロボットに搭載され、前記複数の遠隔制御指令に含まれる照射制御指令に基づいて炎感知器の作動試験を行うための試験光を前記炎感知器に照射する作動試験器本体と、
前記作動試験器本体に搭載され、前記炎感知器に対する前記作動試験器本体の相対位置を判断するために前記試験光の照射方向の画像を撮像するカメラと
を備え、
前記リモートコントローラは、前記カメラで撮像された前記画像を表示させる表示部を有する
炎感知器試験装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記作動試験器本体は、前記複数の遠隔制御指令に含まれる回転制御指令に基づいて前記試験光の照射方向を変更可能な角度調整機構を有し、
前記リモートコントローラは、前記表示部に表示された前記画像を視認した前記試験員による操作入力に基づいて生成される前記回転制御指令を前記角度調整機構に対して出力することで、前記試験光の照射方向を遠隔制御する
請求項1に記載の炎感知器試験装置。
【請求項3】
前記作動試験器本体に搭載され、前記試験光の光軸と平行な方向に3本以上のレーザ光を照射するレーザポインタ
をさらに備え、
前記カメラは、前記3本以上のレーザ光による照射点が前記画像内に含まれる領域を撮像し、
前記表示部は、前記カメラで撮像された前記3本以上のレーザ光による前記照射点を含む前記画像を表示させる
請求項1または2に記載の炎感知器試験装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記カメラで撮像された作動試験対象となる前記炎感知器が表示された際に、前記炎感知器に対する前記飛行ロボットの相対位置が、前記作動試験器本体により前記作動試験を実施するための許容動作距離の範囲内であるか否かを視認するための指標パターンが前記表示部の画面上の固定位置に表示される、あるいは前記画面上に貼付されている
請求項1または2に記載の炎感知器試験装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、飛行ロボットを利用して炎感知器の作動試験を行う炎感知器試験装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
火災を検出し、報知するための防災機器として、種々のタイプの炎感知器がある。炎感知器の具体的なタイプとしては、赤外線式スポット型感知器および紫外線式スポット型感知器が挙げられる。
【0003】
赤外線式スポット型感知器および紫外線式スポット型感知器に関しては、法令で定められた消防検査および保守点検の際に作動試験を行う必要がある。このような作動試験を行うために、炎感知器用作動試験器が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
非特許文献1に係る炎感知器用作動試験器は、2種類の光源を用い、赤外線と紫外線を同時に発光させる構成を備えることで、赤外線式スポット型感知器および紫外線式スポット型感知器の両方の作動試験に対応可能となっている。赤外線式スポット型感知器および紫外線式スポット型感知器のそれぞれの作動試験は、非特許文献1に係る炎感知器用作動試験器を用いることによって、概略、以下のように実施することができる。
【0005】
<赤外線式スポット型感知器の作動試験>
赤外線式スポット型感知器は、赤外線の『ちらつき』を検出して動作する。そこで、炎感知器用作動試験器は、内部の電気回路による点滅によりクリプトン電球が発する赤外線をちらつかせて、赤外線式スポット型感知器の作動を確認している。
【0006】
<紫外線式スポット型感知器の作動試験>
紫外線式スポット型感知器は、紫外線を検出して動作する。そこで、炎感知器用作動試験器は、紫外線放電管より紫外線式スポット型感知器の分光感度に合った、ライターの炎程度の弱い紫外線を発光させることで、紫外線式スポット型感知器の作動を確認している。
【0007】
炎感知器用作動試験器を用いた作動試験の手順は、概略、以下のようになる。
手順1:電源投入
電源スイッチをONする。これにより、クリプトン電球が点滅し、紫外線放電管が点灯する。
【0008】
手順2:作動距離以内に炎感知器用作動試験器を配置し、作動試験を実施
炎感知器用作動試験器の作動距離は、炎感知器の正面において20cm以内である。従って、試験対象である炎感知器の正面20cm以内の位置に炎感知器用作動試験器を配置し、点滅する赤外線の中心で炎感知器の受光面を照射することで、作動試験を行うことができる。
【0009】
手順3:動作試験の判定
炎感知器に照射して30sec以内に作動すれば、炎感知器は正常である。一方、炎感知器に照射して30secが経過しても作動しない場合には、炎感知器は異常である。なお、炎感知器には作動時に点灯する確認灯が設けられており、30sec以内に確認灯が点灯するか否かを視認することで、正常に作動したか否かを判断することができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0010】
能美防災株式会社 ホームページ、炎感知器用作動試験器(URL:https://www.nohmi.co.jp/shoninzu/015/015-0001.html)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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