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公開番号2025034320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140631
出願日2023-08-31
発明の名称視覚監視システム及び視覚監視方法
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】動作と停止とを繰り返す対象物に対し停止時の画像を監視する視覚監視システムにおいて、設備PLCとの接続連携を不要とする。
【解決手段】視覚監視システム10の全体カメラ1は、動作と停止とを繰り返す対象物70の全体画像を繰り返し撮像する。停止判定部3は、対象物70の全体画像に基づき、対象物70が停止しているか否かを判定する。詳細カメラ2は、全体カメラ1と同一又は別のカメラで構成され、停止判定部3により対象物70が停止していると判定された場合、対象物70の一部である特定領域77を撮像する。一致判定部4は、特定領域77の画像がマスタ画像に一致するか否かを判定する。計測記録部5は、一致判定部4により特定領域77の画像がマスタ画像に一致すると判定された場合、特定領域77内の計測点の位置を計測し、経時的に記録する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
動作と停止とを繰り返す対象物(70)の全体画像を繰り返し撮像する全体カメラ(1)と、
前記対象物の全体画像に基づき、前記対象物が停止しているか否かを判定する停止判定部(3)と、
前記停止判定部により前記対象物が停止していると判定された場合、前記対象物の一部である特定領域(77)の画像がマスタ画像に一致するか否かを判定する一致判定部(4)と、
前記一致判定部により前記特定領域の画像がマスタ画像に一致すると判定された場合、前記特定領域内の計測点の位置を計測し、経時的に記録する計測記録部(5)と、
を備える視覚監視システム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記全体カメラとは別のカメラで構成され、前記停止判定部により前記対象物が停止していると判定された場合、前記特定領域の画像を撮像する詳細カメラ(2)をさらに備える請求項1に記載の視覚監視システム。
【請求項3】
動作と停止とを繰り返す対象物(70)の全体画像を全体カメラ(1)により繰り返し撮像する全体カメラ撮像ステップ(S11)と、
前記対象物の全体画像に基づき、前記対象物が停止しているか否かを判定する停止判定ステップ(S14)と、
前記対象物が停止していると判定された場合、前記対象物の一部である特定領域(77)の画像がマスタ画像に一致するか否かを判定する一致判定ステップ(S27)と、
前記特定領域の画像がマスタ画像に一致すると判定された場合、前記特定領域内の計測点の位置を計測し、経時的に記録する計測記録ステップ(S31、S32)と、
を含む視覚監視方法。
【請求項4】
前記停止判定部により前記対象物が停止していると判定された場合、前記特定領域の画像は、前記全体カメラとは別のカメラで構成された詳細カメラ(2)により撮像される請求項3に記載の視覚監視方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、視覚監視システム及び視覚監視方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製造工程等において異常の前兆となる変化をカメラの画像により視覚的に監視する視覚監視システム装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、PLC等の制御装置が実行する製造工程の稼働データの収集及び稼働状況の監視を、画像認識処理で実現するための工程監視装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-108238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両用ドライブレコーダのような監視カメラで常時撮像した動画を全て保存し、異常時やアラート発生時に動画全体を見返すシステムでは、保存するデータ量や動画を見返す作業量が膨大になる。例えば生産ラインにおいて断続的に移動するように動作と停止とを繰り返す対象物について、停止時の位置の変化傾向を監視することで異常の兆候を予測する場合を想定する。この場合、カメラを含む監視システムを導入先の設備PLCに接続し、生産ラインの停止信号を設備PLCから受信したタイミング毎にカメラが対象物の停止時の画像を撮影して傾向監視を行うことが考えられる。
【0006】
しかし、導入先の設備PLCと監視システムとを接続し、動作を連携させるためには、「カメラ、周辺機器の設置」に加え、「導入先の設備制御の調査」、「監視システムのプログラム作成、現地実装」、「撮像動作の確認、制御修正」、「表示画面の設定」の作業が必要となり、多大な工数を要する。
【0007】
監視システムを一つの設備に固定して用いる場合はまだしも、PLCの仕様が異なる複数の設備を巡回するように監視システムを用いる場合、接続連携の度にシステム導入に多大な工数がかかることは効率が悪い。また、PLCの仕様によっては設備への導入が不可能な場合もある。
【0008】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、動作と停止とを繰り返す対象物に対し停止時の画像を監視する視覚監視システム及び視覚監視方法において、設備PLCとの接続連携を不要とする視覚監視システム及び視覚監視方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(第1態様)
本発明の視覚監視システムは、全体カメラ(1)と、停止判定部(3)と、一致判定部(4)と、計測記録部(5)と、を備える。全体カメラは、動作と停止とを繰り返す対象物(70)の全体画像を繰り返し撮像する。
【0010】
停止判定部は対象物の全体画像に基づき、対象物が停止しているか否かを判定する。停止判定部により対象物が停止していると判定された場合、一致判定部は、対象物の一部である特定領域(77)の画像がマスタ画像に一致するか否かを判定する。
(【0011】以降は省略されています)

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