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公開番号
2025033775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139737
出願日
2023-08-30
発明の名称
漏液検知装置
出願人
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G08B
21/18 20060101AFI20250306BHJP(信号)
要約
【課題】センサと容器内に収容された無線通信機とを接続する配線を通すための配線孔から容器内部への液体の浸入を防止することができる漏液検知装置を提供する。
【解決手段】漏液検知装置(100)は、センサ(60)と、無線通信機(70)と、配線(80)と、容器(30)と、支持部材とを備える。センサ(60)は、液体が接触している状態で液体の漏れを検知して検知信号を出力する。無線通信機(70)は、センサ(60)から検知信号を受信し、検知信号を装置外部に送信する。配線(80)は、センサ(60)と無線通信機(70)とを接続する。容器(30)は、無線通信機(70)を気密に収容する内部空間を有する。容器(30)には、配線(80)を挿通するための配線孔(32)が形成されている。漏液検知装置(100)が液面に浮上している状態において、鉛直方向における配線孔(32)の高さは、液面の高さよりも高い。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
漏液検知装置であって、
液体が接触している状態で前記液体の漏れを検知して検知信号を出力するセンサと、
前記センサから前記検知信号を受信し、前記検知信号を装置外部に送信する無線通信機と、
前記センサと前記無線通信機とを接続する配線と、
前記無線通信機を気密に収容する内部空間を有する容器と、
前記漏液検知装置が設置される設置面の鉛直方向上方に位置するように、前記設置面に対して前記センサおよび前記容器を支持する支持部材とを備え、
前記容器には、前記配線を挿通するための配線孔が形成されており、
前記漏液検知装置が液面に浮上している状態において、前記鉛直方向における前記配線孔の高さは、前記液面の高さよりも高い、漏液検知装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記支持部材は、前記容器が前記センサに対して前記鉛直方向上方に位置するように、前記センサおよび前記容器を支持する、請求項1に記載の漏液検知装置。
【請求項3】
前記容器は、直方体状または円柱状の形状であり、逆円錐状または逆四角錐状の底部を有する、請求項1に記載の漏液検知装置。
【請求項4】
前記容器は、前記底部に取り付けられた重りをさらに有する、請求項3に記載の漏液検知装置。
【請求項5】
前記容器および前記センサの上面および側面を覆うように形成された囲い部をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の漏液検知装置。
【請求項6】
前記無線通信機は、前記検知信号を管理サーバに送信する、請求項1に記載の漏液検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、漏液検知装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2004-362384号公報(特許文献1)には、集合住宅の台所や洗面所などの水を使用する箇所付近の床下に設置される漏水検知装置が開示されている。この漏水検知装置は、装置本体、電源部、警報部および制御部をケーシング内に収容するとともに、センサー部をケーシングの表面に位置せしめている。センサー部は、2本の電極から構成されており、水漏れが発生すると電極間が短絡するように構成されている。電極間が短絡すると、電源部からの電力により警報部が警報を発生する。ケーシングは浮き構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-362384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
センサー部は水が接触することで漏水を検知するように構成されているため、ケーシングの表面にセンサー部を配置する必要がある。このセンサー部とケーシング内の警報部とを配線で繋ぐことによって、センサー部からの信号を警報部が受信することができる。
【0005】
しかしながら、センサー部からケーシング内に配線を引き込むための開口(配線孔)をケーシングに設けることで、この配線孔を通じてケーシング内に水が浸入することが懸念される。特許文献1ではケーシングを密閉型とするものの、上記のような問題については特に検討されていない。
【0006】
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、センサと容器内に収容された無線通信機とを接続する配線を通すための配線孔から容器内部への液体の浸入を防止することができる漏液検知装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る漏液検知装置は、センサと、無線通信機と、配線と、容器と、支持部材とを備える。センサは、液体が接触している状態で液体の漏れを検知して検知信号を出力する。無線通信機は、センサから検知信号を受信し、検知信号を装置外部に送信する。配線は、センサと無線通信機とを接続する。容器は、無線通信機を気密に収容する内部空間を有する。支持部材は、漏液検知装置が設置される設置面の鉛直方向上方に位置するように、設置面に対してセンサおよび容器を支持する。容器には、配線を挿通するための配線孔が形成されている。漏液検知装置が液面に浮上している状態において、鉛直方向における配線孔の高さは、液面の高さよりも高い。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、センサと容器内に収容された無線通信機とを接続する配線を通すための配線孔から容器内部への液体の浸入を防止することができる漏液検知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に従う漏液検知装置の外観を示す斜視図である。
図1に示した本体部の構成を示す斜視図である。
容器の内部を示す斜視図である。
図1に示されるIV-IV線における断面図である。
本実施の形態に従う漏液検知装置の動作を説明する図である。
本実施の形態に従う漏液検知装置の動作を説明する図である。
配線孔の位置と液体Wの液位との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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