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公開番号2025032680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138101
出願日2023-08-28
発明の名称表示装置
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250305BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】走査信号線駆動回路に入力信号を供給する配線の抵抗の増大に起因する表示品位の低下を抑制することができる新規な表示装置を提供する。
【解決手段】
本発明によるある実施形態のGOA型液晶表示装置100は、マトリクス状に配列された複数の画素と、複数のゲートバスラインと、複数のソースバスラインと、ゲート駆動回路120と、ソース駆動回路140と、ゲート駆動回路120に入力信号を供給する入力信号線150とを有する。ゲート駆動回路120は、シフトレジスタ回路SRを有し、シフトレジスタ回路SRの各段は、入力信号線150に支線152を介して接続された入力端子と、ゲートバスラインに接続された出力端子とを有し、入力信号線は、隣接する支線の間を単位部分URとすると、入力方向における下流に隣接する単位部分よりも抵抗値が小さい少なくとも1つの第1単位部分UR1を有する。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
複数の画素行および複数の画素列を有するマトリクス状に配列された複数の画素と、
それぞれが前記複数の画素行のいずれかに関連付けられた複数の走査信号線と、
それぞれが前記複数の画素列のいずれかに関連付けられた複数の表示信号線と、
前記複数の走査信号線に、前記複数の画素行の内のいずれかを選択する選択パルスを含む走査信号を供給する走査信号線駆動回路と、
前記複数の表示信号線に表示信号を供給する表示信号線駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路に入力信号を供給する複数の入力信号線と
を有し、
前記走査信号線駆動回路は、シフトレジスタ回路を有し、
前記シフトレジスタ回路は、複数の段を有し、
前記複数の段のそれぞれは、前記複数の入力信号線のいずれかに支線を介して接続された入力端子と、前記複数の走査信号線のいずれか1つに接続された出力端子とを有し、
前記走査信号線駆動回路は、前記入力信号に応じて、前記複数の走査信号線に前記選択パルスを走査方向に沿って順次印加するように構成されており、
前記走査信号線駆動回路および前記複数の入力信号線は、前記複数の走査信号線と同じ基板上に形成されており、
前記複数の入力信号線の少なくとも1つの入力信号線は、隣接する前記支線の間を単位部分とすると、複数の単位部分を有し、前記複数の単位部分は、前記入力信号の入力方向における下流に隣接する単位部分よりも抵抗値が小さい少なくとも1つの第1単位部分を有する、表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、抵抗値が小さい第1単位部分ほど前記入力方向における上流に位置し、
前記複数の第1単位部分のそれぞれは、下流に隣接する単位部分よりも線幅がより広い部分を有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、前記複数の単位部分は、前記入力方向における下流に隣接する単位部分と抵抗値が等しい複数の第2単位部分を有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、前記複数の単位部分のそれぞれは、一定の線幅を有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、前記少なくとも1つの入力信号線は、前記下流よりも前記上流に、前記第1単位部分を多く有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、前記複数の第1単位部分の線幅は、前記入力方向における下流ほど狭い、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記複数の画素のそれぞれは、表示媒体層と、前記表示媒体層を介して対向するように配置された一対の電極と、前記一対の電極の一方にドレイン電極が接続されたTFTとを有し、
前記複数の走査信号線は、複数のゲートバスラインであり、前記複数の表示信号線は、複数のソースバスラインであって、
前記TFTが有するゲート電極は、前記TFTを有する画素が含まれる画素行に関連付けられたゲートバスラインに接続されており、前記TFTが有するソース電極は、前記TFTを有する画素が含まれる画素列に関連付けられたソースバスラインに接続されており、
前記走査信号線駆動回路は、ゲート駆動回路であって、前記走査信号は、前記TFTをオン状態にするゲートオンパルスを前記選択パルスとして含むゲート走査信号であり、
前記表示信号線駆動回路は、ソース駆動回路であって、前記表示信号は、ソース信号である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記表示媒体層は液晶層である、請求項7に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクティブマトリクス型の表示装置に関し、特に、画素行を選択する走査信号を供給する走査信号線駆動回路が表示パネルのアクティブマトリクス基板に一体的に設けられている表示装置に関する。本発明は、例えば、ゲート駆動回路が液晶表示パネルのアクティブマトリクス基板に一体的に設けられている(いわゆるゲートオンアレイ(GOA)型の液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置の大型化および/または高精細化が進むに連れて、GOA型の液晶表示装置のゲート駆動回路における配線抵抗の増大に起因する表示品位の低下が問題となっている。例えば、ゲート信号の電圧レベルおよび/またはゲートオンパルスの波形が、配線抵抗によって変化し、その結果、表示の輝度むら等として視認される。
【0003】
そこで、例えば、特許文献1に記載されている液晶表示装置は駆動信号の波形を均一化することができる駆動回路を備えている。この駆動回路は、入力端、出力端および入力端と出力端との間に接続されたスイッチング素子を有するシフトレジスタを複数備え、表示パネルに配設された入力信号線上の複数の分岐点に各シフトレジスタの入力端を接続し、表示パネルに配設された複数の出力信号線に各シフトレジスタの出力端を接続し、各シフトレジスタの入力端を介して入力された所定の信号に基づいて出力端から所定の駆動信号を出力する駆動回路であって、複数のシフトレジスタの全部又は一部は、入力端が接続された分岐点の位置に応じて、スイッチング素子がオン状態での入力端と出力端との間の抵抗値が異なっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/055769号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、走査信号線駆動回路に入力信号を供給する配線の抵抗の増大に起因する表示品位の低下を抑制することができる新規な表示装置を提供することある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態によると、以下の項目に記載の解決手段が提供される。
【0007】
[項目1]
複数の画素行および複数の画素列を有するマトリクス状に配列された複数の画素と、
それぞれが前記複数の画素行のいずれかに関連付けられた複数の走査信号線と、
それぞれが前記複数の画素列のいずれかに関連付けられた複数の表示信号線と、
前記複数の走査信号線に、前記複数の画素行の内のいずれかを選択する選択パルスを含む走査信号を供給する走査信号線駆動回路と、
前記複数の表示信号線に表示信号を供給する表示信号線駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路に入力信号を供給する複数の入力信号線と
を有し、
前記走査信号線駆動回路は、シフトレジスタ回路を有し、
前記シフトレジスタ回路は、複数の段を有し、
前記複数の段のそれぞれは、前記複数の入力信号線のいずれかに支線を介して接続された入力端子と、前記複数の走査信号線のいずれか1つに接続された出力端子とを有し、
前記走査信号線駆動回路は、前記入力信号に応じて、前記複数の走査信号線に前記選択パルスを走査方向に沿って順次印加するように構成されており、
前記走査信号線駆動回路および前記複数の入力信号線は、前記複数の走査信号線と同じ基板上に形成されており、
前記複数の入力信号線の少なくとも1つの入力信号線は、隣接する前記支線の間を単位部分とすると、複数の単位部分を有し、前記複数の単位部分は、前記入力信号の入力方向における下流に隣接する単位部分よりも抵抗値が小さい少なくとも1つの第1単位部分を有する、表示装置。
【0008】
[項目2]
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、抵抗値が小さい第1単位部分ほど前記入力方向における上流に位置し、
前記複数の第1単位部分のそれぞれは、下流に隣接する単位部分よりも線幅がより広い部分を有する、項目1に記載の表示装置。
【0009】
[項目3]
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、前記複数の単位部分は、前記入力方向における下流に隣接する単位部分と抵抗値が等しい複数の第2単位部分を有する、項目1または2に記載の表示装置。
【0010】
[項目4]
前記少なくとも1つの第1単位部分は、複数の第1単位部分を含み、前記複数の単位部分のそれぞれは、一定の線幅を有する、項目1から3のいずれかに記載の表示装置。
(【0011】以降は省略されています)

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