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公開番号2024167604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083798
出願日2023-05-22
発明の名称記録媒体
出願人キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
主分類G09F 3/10 20060101AFI20241127BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】
熱転写プリンタを用いて記録する際に、重なりのズレの発生が抑制でき、記録不良を防止することが可能な、テープ状の記録媒体を提供すること。
【解決手段】
テープ状の基材と、前記基材の一方の面に部分的に設けられ、インクが転写されることで記録が行われる記録層と、前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆う剥離シートと、を備え、前記記録層がすべて露出するように外三つ折りされた記録媒体であって、外三つ折りされたことで向い合う前記剥離シート同士が接着されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
テープ状の基材と、
前記基材の一方の面に部分的に設けられ、インクが転写されることで記録が行われる記録層と、
前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、
前記粘着層を覆う剥離シートと、を備え、
前記記録層がすべて露出するように外三つ折りされた記録媒体であって、
外三つ折りされたことで向い合う前記剥離シート同士が接着されている、ことを特徴とする記録媒体。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の記録媒体が収納されていることを特徴とするカセット。
【請求項3】
請求項2に記載のカセットを装着し、前記記録媒体に記録を行うことを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電線やその他の線材や棒材に巻き付けるものであって、識別記号等が記録されたマーカーシールを作るための記録媒体、該記録媒体が収納されたカセット、及び該カセットが装着された記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、配電工事現場等では、乱雑になっているケーブルを区別するために、ケーブルに貼りつけるラベルや、ケーブルに差し込むチューブが用いられている。ラベルやチューブに色や文字、記号等が記録されていると、見分けがつきやすく作業性が向上する。そのため、配電工事現場等ではテープ状のラベルや長尺のチューブに記録を行い、カットして使用できる熱転写プリンタが多く用いられている。中でも、記録領域と透明な非記録領域を併せ持つラベルは、ケーブルに対して記録領域を覆い被せるように非記録領域を巻き付けながら貼ることで、記録領域の保護と剥がれ防止を兼ねることができる。しかし、径が太いケーブルに巻き付けて貼るためにはラベルの幅を大きくする必要があり、記録装置も大型化しなければならないという問題があった。
【0003】
このような問題を解決する手段として、幅方向に折り畳まれたテープが利用できる。例えば、特許文献1には、テープの長手方向と直交する幅方向を、長手方向に沿って3等分する折れ線を設定し、隣り合う折れ線での折り曲げ方向が相互に逆で、かつテープ本体の記録領域が表面に露出するようにテープを折って重ねた折り畳みテープが記載されている。このような折り畳みテープを使用することで、記録装置を大きくせずに幅が広いテープに対応することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-58056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の折り畳みテープに熱転写プリンタを用いて記録を行うと、折り畳んだテープの重なりにズレが生じて記録領域にしわが発生することがあり、これが原因となって記録不良を引き起こすことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、次のような構成の記録媒体を用いる。
【0007】
テープ状の基材と、前記基材の一方の面に部分的に設けられ、インクが転写されることで記録が行われる記録層と、前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆う剥離シートと、を備え、前記記録層がすべて露出するように外三つ折りされた記録媒体であって、外三つ折りされたことで向い合う前記剥離シート同士が接着されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、熱転写プリンタを用いて記録する際に生じる重なりのズレが抑制された、テープ状の記録媒体が提供できる。
【0009】
さらに、本発明では、このような記録媒体を収納したカセット、および、該カセットを装着し、カセット内に収納されたテープ状の記録媒体に記録を行うことができる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
記録装置の全体構成図である。
テープカセットの外観を示す図である。
記録装置の記録部周辺の拡大図である。
記録装置の記録部周辺の拡大図であり、記録媒体をカットしている状態を示す図である。
本発明に係る折り畳みテープの斜視図である。
従来の折り畳みテープの記録時の断面図である。
本発明の第1の実施形態を示す図である。
本発明の第2の実施形態を示す図である。
本発明の第3の実施形態を示す図である。
本発明の第4の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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