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公開番号2024153488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067416
出願日2023-04-17
発明の名称屋外広告板
出願人日本板硝子株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類G09F 19/00 20060101AFI20241022BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】視認性、耐久性及び意匠性を兼ね備えた屋外広告板を提供する。
【解決手段】支持部材2により支持される屋外広告板1であって、日射方向に配置される第1面11と、当該第1面11とは反対側の第2面12を有する第一透明板13を含む第一透明ユニット10と、第一透明ユニット10の第一透明板13に接触する接着層を有し、複数の発光体が配置された発光フィルム20と、を備え、第一透明ユニット10の第一透明板13は、接着層の劣化を抑制する劣化抑制機能を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持部材により支持される屋外広告板であって、
日射方向に配置される第1面と、当該第1面とは反対側の第2面を有する第一透明板を含む第一透明ユニットと、
前記第一透明ユニットに接触する接着層を有し、複数の発光体が配置された発光フィルムと、を備え、
前記第一透明ユニットは、前記接着層の劣化を抑制する劣化抑制機能を有している屋外広告板。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第一透明板は、ガラス板及び樹脂板の一方又は両方を含む請求項1に記載の屋外広告板。
【請求項3】
前記樹脂板は、フッ素系樹脂、アクリル系樹脂、及びポリカーボネート系樹脂の少なくとも1つを含んで形成されている請求項2に記載の屋外広告板。
【請求項4】
前記第2面の少なくとも前記発光フィルムが対向する領域には、UVカット層が被覆されている請求項1に記載の屋外広告板。
【請求項5】
前記UVカット層は、380nmの波長を有する光透過率が5%以下である請求項4に記載の屋外広告板。
【請求項6】
前記第一透明板はフロート板ガラスであり、前記第一透明板の板厚は、5mm以上である請求項1に記載の屋外広告板。
【請求項7】
前記第2面の少なくとも前記発光フィルムが対向する領域には、前記発光フィルムへの赤外線の進入を抑制するIRカット層が被覆されている請求項1に記載の屋外広告板。
【請求項8】
前記発光フィルムを介して前記第2面と対向する第3面と、当該第3面とは反対側の第4面を有する第二透明板を含む第二透明ユニットを更に備えた請求項1に記載の屋外広告板。
【請求項9】
前記第3面の全域には、反射防止膜が被覆されている請求項8に記載の屋外広告板。
【請求項10】
複数の前記発光体は、透明樹脂材により保持されている請求項1から9のいずれか一項に記載の屋外広告板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半屋外又は屋外に設置される屋外広告板に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の発光体を備えたデジタルサイネージが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のデジタルサイネージは、向かい合わせになったガラスと透明板との間に両面液晶モジュールを挿入している。
【0003】
特許文献1に記載のデジタルサイネージは、正面ガラスの内表面に対して正面液晶パネルの表示面が接着層を介して貼り付けられており、背面液晶パネルの表示面と背面透明板の内表面との間には、空間が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/218112号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のデジタルサイネージのように正面ガラスと正面液晶パネルとの間に接着層がある場合、屋外広告板として使用すると日射を受けて劣化しやすく、また雨や埃でも劣化しやすい。その結果、デジタルサイネージが紫外線の影響により黄変して発光色合いが変化し、デジタルサイネージの視認性が低下することがある。また、デジタルサイネージにおいて正面ガラスと背面液晶パネルとの間の接着力が弱くなり、正面ガラスから背面液晶パネルが捲れてしまうおそれもある。また、デジタルサイネージのよる広告表示の際には、表示領域において奥行の風景が遮断されるため、デジタルサイネージ越しの視野が狭くなって開放感が阻害され、外観や意匠性が悪くなるといった課題があった。
【0006】
そこで、視認性、耐久性及び意匠性を兼ね備えた屋外広告板が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る屋外広告板の特徴構成は、支持部材により支持される屋外広告板であって、日射方向に配置される第1面と、当該第1面とは反対側の第2面を有する第一透明板を含む第一透明ユニットと、前記第一透明ユニットに接触する接着層を有し、複数の発光体が配置された発光フィルムと、を備え、前記第一透明ユニットは、前記接着層の劣化を抑制する劣化抑制機能を有している点にある。
【0008】
鋭意研究したところ、発光フィルムのうち、接着層が日射や雨、埃の影響を受けて劣化しやすいことを突き止めた。特に本構成のように第一透明板の第1面から太陽光が入射する配置の場合、接着層が劣化しやすい。この接着層が劣化した結果、複数の発光体によって作り出されるデジタルサイネージの視認性が低下し、屋外広告板の耐久性の低下を招くことが判明した。
【0009】
そこで、本構成における第一透明ユニットは、発光フィルムの接着層の劣化を抑制する劣化抑制機能を有している。つまり、発光フィルムの接着層の劣化に起因したデジタルサイネージの視認性の低下、及び屋外広告板の耐久性の低下を第一透明ユニットにより抑制することが可能となる。また、発光フィルムによる広告が第一透明ユニットの第一透明板を通して表示されるので、第一透明板における発光フィルムの配置領域を調整することで外観や意匠性の良好な屋外広告板にすることもできる。このように、視認性、耐久性及び意匠性を兼ね備えた屋外広告板となっている。
【0010】
他の特徴構成として、前記第一透明板は、ガラス板及び樹脂板の一方又は両方を含む点にある。
(【0011】以降は省略されています)

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