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公開番号
2024155862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2024068134
出願日
2024-04-19
発明の名称
電子機器
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
G09F
9/30 20060101AFI20241024BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】部品点数を削減可能な表示装置または電子機器を提供する。筐体内の空間を有効利用することのできる電子機器を提供する。
【解決手段】表示パネルは、筐体の正面に位置する第1の表示部、筐体の側面のうち、隣接する2つの側面のそれぞれに沿って設けられる第2の表示部及び第3の表示部、並びに、第1の表示部の裏側に折り返された第1の部分を有する。第1の部分は、表示パネルを展開した際に、第2の表示部を挟んで第1の表示部と対向する。第1の部分には外部接続端子、または駆動回路を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、当該筐体の内部に設けられ、可撓性を有する表示パネルと、を有し、
前記表示パネルは、第1の表示部、第2の表示部、第3の表示部、及び第1の部分を有し、
前記第1の表示部は、前記筐体の正面に位置する部分であり、
前記第2の表示部は、前記第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、前記筐体の第1の側面に位置する部分であり、
前記第3の表示部は、前記第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、前記筐体の前記第1の側面に隣接する第2の側面に位置する部分であり、
前記第1の部分は、前記表示パネルを展開したときに前記第2の表示部を挟んで前記第1の表示部と対向して設けられ、且つ、前記第1の表示部の裏側に折り返された部分であり、
前記第1の部分は、端子部を有する、
電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
筐体と、当該筐体の内部に設けられ、可撓性を有する表示パネルと、を有し、
前記表示パネルは、第1の表示部、第2の表示部、第3の表示部、及び第1の部分を有し、
前記第1の表示部は、前記筐体の正面に位置する部分であり、
前記第2の表示部は、前記第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、前記筐体の第1の側面に位置する部分であり、
前記第3の表示部は、前記第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、前記筐体の前記第1の側面に隣接する第2の側面に位置する部分であり、
前記第1の部分は、前記表示パネルを展開したときに前記第2の表示部を挟んで前記第1の表示部と対向して設けられ、且つ、前記第1の表示部の裏側に折り返された部分であり、
前記第1の部分は、回路部を有する、
電子機器。
【請求項3】
請求項2において、
前記回路部は、シフトレジスタ回路、デマルチプレクサ回路、ラッチ回路、及びレベルシフタ回路のうち、一以上を有する、
電子機器。
【請求項4】
請求項2において、
前記回路部は、信号線駆動回路を有する、
電子機器。
【請求項5】
請求項1または請求項2において、
前記表示パネルは、第4の表示部を有し、
前記第4の表示部は、前記第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、前記筐体の前記第1の側面とは反対側であって前記第2の側面に隣接する第3の側面に位置する部分である、
電子機器。
【請求項6】
請求項1または請求項2において、
前記表示パネルは、第5の表示部を有し、
前記第5の表示部は、前記第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、前記筐体の前記第2の側面とは反対側であって前記第1の側面に隣接する第4の側面に位置する部分である、
電子機器。
【請求項7】
請求項1または請求項2において、
前記第2の表示部は、第1の曲率で湾曲する部分を有し、
前記第3の表示部は、第2の曲率で湾曲する部分を有し、
前記第1の曲率と前記第2の曲率とは異なる、
電子機器。
【請求項8】
請求項1または請求項2において、
前記第2の表示部は、第1の曲率で湾曲する部分を有し、
前記第3の表示部は、第2の曲率で湾曲する部分を有し、
前記第1の曲率は前記第2の曲率より大きい、
電子機器。
【請求項9】
請求項1または請求項2において、
前記第1の部分は、前記第1の表示部の裏面に固定される部分を有する、
電子機器。
【請求項10】
請求項1において、
前記第1の表示部は、第1の画素領域、第2の画素領域、及び第3の画素領域を有し、
前記第1の画素領域は、複数の画素を有し、
前記第2の画素領域は、複数の画素と、走査線駆動回路と、を有し、
前記第3の画素領域は、複数の画素と、信号線駆動回路と、を有する、
電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、表示装置に関する。本発明の一態様は、表示装置を備える電子機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置、入出力装置、それらの駆動方法、又はそれらの製造方法、を一例として挙げることができる。半導体装置は、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。
【背景技術】
【0003】
可撓性を有する基板上に表示素子と駆動回路を設け、湾曲させることのできるフレキシブルディスプレイが実用化されている。また、フレキシブルディスプレイは、薄型、軽量であることから、スマートフォンなどの携帯情報端末機に適している。
【0004】
特許文献1には、可撓性を有する表示装置の一部を湾曲させることで、接続端子を表示面とは反対側に折り返す構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-197181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一態様は、部品点数を削減可能な表示装置または電子機器を提供することを課題の一とする。または、筐体内の空間を有効利用することのできる電子機器を提供することを課題の一とする。または、薄型化が可能な電子機器を提供することを課題の一とする。または、表示領域を拡大することのできる表示装置または電子機器を提供することを課題の一とする。または、多様な表示を行うことのできる表示装置または電子機器を提供することを課題の一とする。
【0007】
また、本発明の一態様は、新規な半導体装置、表示装置、または電子機器を提供することを課題の一とする。本発明の一態様は、先行技術の問題点の少なくとも一を、少なくとも軽減することを課題の一とする。
【0008】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題は、明細書、図面、請求項などの記載から抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、筐体と、当該筐体の内部に設けられ、可撓性を有する表示パネルと、を有する電子機器である。表示パネルは、第1の表示部、第2の表示部、第3の表示部、及び第1の部分を有する。第1の表示部は、筐体の正面に位置する部分である。第2の表示部は、第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、筐体の第1の側面に位置する部分である。第3の表示部は、第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、筐体の第1の側面に隣接する第2の側面に位置する部分である。第1の部分は、表示パネルを展開したときに第2の表示部を挟んで第1の表示部と対向して設けられ、且つ、第1の表示部の裏側に折り返された部分である。さらに第1の部分は、端子部を有する。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、筐体と、筐体の内部に設けられ、可撓性を有する表示パネルと、を有する電子機器である。表示パネルは、第1の表示部、第2の表示部、第3の表示部、及び第1の部分を有する。第1の表示部は、筐体の正面に位置する部分である。第2の表示部は、第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、筐体の第1の側面に位置する部分である。第3の表示部は、第1の表示部と継ぎ目なく連続し、且つ、筐体の第1の側面に隣接する第2の側面に位置する部分である。第1の部分は、表示パネルを展開したときに第2の表示部を挟んで第1の表示部と対向して設けられ、且つ、第1の表示部の裏側に折り返された部分である。さらに第1の部分は、回路部を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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