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公開番号
2025032399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2021201969
出願日
2021-12-13
発明の名称
発泡装置
出願人
アサヒグループホールディングス株式会社
,
株式会社ピース・テック
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
C12H
1/16 20060101AFI20250305BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】簡単な操作で容器の中の発泡性飲料を発泡させるために有利な発泡装置を提供する。
【解決手段】発泡装置100は、容器の中の発泡性飲料を発泡させる。発泡装置100は、容器の底部を支持する支持部10と、支持部10によって支持された容器の底部に接触して該底部に振動を伝達する振動伝達部20と、容器が支持部10の上に置かれたことに応答して振動伝達部20を起動する制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の中の発泡性飲料を発泡させる発泡装置であって、
前記容器の底部を支持する支持部と、
前記支持部によって支持された前記容器の前記底部に接触して前記底部に振動を伝達する振動伝達部と、
前記容器が前記支持部の上に置かれたことに応答して前記振動伝達部を起動する制御部と、
を備えることを特徴とする発泡装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記振動伝達部が昇降可能なように前記振動伝達部をガイドするガイド機構と、
前記支持部の上に置かれた容器から受ける力による前記振動伝達部の降下を検出する検出器と、を備え、
前記制御部は、前記検出器による検出結果に応じて前記振動伝達部を起動する、
ことを特徴とする請求項1に記載の発泡装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記容器の前記底部に係合するリング溝を含み、
前記振動伝達部は、前記リング溝によって規定される円の中央部に配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の発泡装置。
【請求項4】
前記振動伝達部の上面は、上方に向かって凸の形状を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発泡装置。
【請求項5】
前記振動伝達部の前記上面は、曲面を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の発泡装置。
【請求項6】
前記振動伝達部の前記上面は、円錐形状を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の発泡装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記振動伝達部が発生する振動を調整する調整部を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発泡装置。
【請求項8】
前記調整部は、前記振動伝達部が発生する振動の周波数を調整する、
ことを特徴とする請求項7に記載の発泡装置。
【請求項9】
前記調整部は、前記振動伝達部が発生する振動の強度を調整する、
ことを特徴とする請求項7に記載の発泡装置。
【請求項10】
前記容器の中の発泡性飲料の量が所定量を超えていることを検知するセンサを更に備え、
前記容器の中の発泡性飲料の量が前記所定量を超えていることを前記センサが示している場合に、前記制御部は、前記容器が前記支持部の上に置かれたとしても前記振動伝達部を起動しない、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の発泡装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の中の発泡性飲料を発泡させる発泡装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、容器に収容された発泡性飲料に対して泡の形成を行う発泡性飲料泡立て装置が記載されている。発泡性飲料泡立て装置は、超音波伝達液を収容するための超音波伝達液収容部と、超音波伝達液収容部に収容された超音波伝達液に容器の一部が浸漬するように容器を支持する容器支持部と、泡立て機能を動作させるための泡立てボタンとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-8640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された発泡性飲料泡立て装置では、超音波伝達液に容器の一部が浸漬するように容器を容器支持部の上に載せた後に泡立てボタンを操作する必要があり、操作が面倒である。
【0005】
本発明は、簡単な操作で容器の中の発泡性飲料を発泡させるために有利な発泡装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの側面は、容器の中の発泡性飲料を発泡させる発泡装置に係り、前記発泡装置は、前記容器の底部を支持する支持部と、前記支持部によって支持された前記容器の前記底部に接触して前記底部に振動を伝達する振動伝達部と、前記容器が前記支持部の上に置かれたことに応答して前記振動伝達部を起動する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡単な操作で容器の中の発泡性飲料を発泡させるために有利な発泡装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の発泡装置の構成を示す斜視図。
実施形態の発泡装置の構成を示す正面図。
実施形態の発泡装置の構成を示す平面図。
実施形態の発泡装置の構成を示す左側面図。
実施形態の発泡装置の構成を示す断面図。
実施形態の発泡装置の動作を説明するための斜視図。
実施形態の発泡装置の動作を説明するための断面図。
実施形態の発泡装置の制御系の構成を示す図。
振動伝達部の上面の形状を例示する図。
実施形態の発泡装置の好ましい使用例を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1は、実施形態の発泡装置100の構成を示す斜視図である。図2、図3、図4、図5は、それぞれ実施形態の発泡装置100の構成を示す正面図、平面図、左側面図、断面図である。図6、図7は、それぞれ実施形態の発泡装置100の動作を説明するための斜視図、断面図である。図8は、実施形態の発泡装置100の制御系の構成を示す図である。以下、図1~図8を参照しながら実施形態の発泡装置100の構成および動作を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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