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公開番号
2025028664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133614
出願日
2023-08-18
発明の名称
藻類培養装置および藻類培養方法
出願人
株式会社関電工
代理人
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250221BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】様々な場所に設置可能な藻類培養装置等を提供すること。
【解決手段】藻類培養装置10は、透光性を有し、鉛直に配置された第1壁21と、前記第1壁21に平行に配置された第2壁22と、前記第1壁21と前記第2壁22との間に配置された第3壁23と、筒状であり、前記第1壁21および前記第3壁23にそれぞれ密着した状態で長手方向を鉛直に向けて横一列に配置された、複数の藻類培養バッグ40とを備える。前記第3壁23は、前記第1壁21に対向する面に光反射面を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
透光性を有し、鉛直に配置された第1壁と、
前記第1壁に平行に配置された第2壁と、
前記第1壁と前記第2壁との間に配置された第3壁と、
筒状であり、前記第1壁および前記第3壁にそれぞれ密着した状態で長手方向を鉛直に向けて横一列に配置された、複数の藻類培養バッグと
を備える藻類培養装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記第3壁は、前記第1壁に対向する面に光反射面を有する
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項3】
前記第3壁は伝熱性を有し、
前記第2壁と前記第3壁との間に配置された水容器と、
前記水容器内の水を入れ替えるポンプとを備える
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項4】
前記水容器の容積は、前記藻類培養バッグの容積の合計よりも大きい
請求項3に記載の藻類培養装置。
【請求項5】
前記第3壁は透光性を有し、
前記第2壁と前記第3壁との間に配置されて、前記第3壁に対して光を放射する発光体を備える
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項6】
前記第3壁の上側に配置された太陽電池パネルを備え
前記太陽電池パネルは、
緑色光と赤外光とを利用して発電し、
青色光と赤色光とを透過する
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項7】
前記第3壁の上側に配置された太陽電池パネルを備え
前記太陽電池パネルは、日射量の50%以上を透過するように疎らに配置された太陽電池を含む
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項8】
前記藻類培養バッグは、個別に交換可能である
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項9】
前記第1壁と前記第3壁とに挟まれており、前記藻類培養バッグ同士の間に配置された分離壁を備える
請求項1に記載の藻類培養装置。
【請求項10】
それぞれの前記藻類培養バッグの内部に培養液を灌流させる灌流装置を備える
請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の藻類培養装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、藻類培養装置および藻類培養方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
縦長の培養漕を複数連結した藻類培養リアクタが提案されている(特許文献1)。培養漕は、ガラス製の外管と樹脂製の内管とを有し、内管の内部に培養液等を循環させて藻類を培養する。内管は、内面に藻類が付着した場合等に適宜交換できるため、培養漕のメンテナンスが容易である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-187348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された藻類培養リアクタは、専用の藻類培養工場等に多数設置して、管理するには適している。しかしながら、外管に埃等の汚れが付着した場合には清掃等のメンテナンスに手間が掛かるため、街中等の屋外に設置するには適さない。
【0005】
一つの側面では、様々な場所に設置可能な藻類培養装置等の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
藻類培養装置は、透光性を有し、鉛直に配置された第1壁と、前記第1壁に平行に配置された第2壁と、前記第1壁と前記第2壁との間に配置された第3壁と、筒状であり、前記第1壁および前記第3壁にそれぞれ密着した状態で長手方向を鉛直に向けて横一列に配置された、複数の藻類培養バッグとを備える。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面では、様々な場所に設置可能な藻類培養装置等を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
藻類培養装置の設置状態を説明する説明図である。
藻類培養装置の斜視図である。
第1壁を取り外した藻類培養装置の正面図である。
藻類培養装置を水平方向に切断した断面図である。
図4から藻類培養バッグおよび水容器を取り除いた説明図である。
藻類培養装置の構成を説明する説明図である。
培養終了後の藻類培養バッグの処理を説明する説明図である。
実施の形態2の藻類培養装置の水平断面図である。
実施の形態3の藻類培養装置の水平断面図である。
実施の形態4の藻類培養装置の説明図である。
実施の形態5の藻類培養装置の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施の形態1]
藻類は、酸素発生型光合成を行なう生物のうち、陸上植物を除いたもの、および、その近縁種の総称であり、分類学上様々な系統群に分かれている。様々な性質の藻類が発見さ
れており、そのなかには人間に有用な物質を生成および貯蔵する藻類も複数含まれている。
【0010】
たとえば、光合成により油脂を生成して、細胞内に蓄積する細胞内油脂生産藻類が知られている。藻類培養装置を使用して培養した細胞内油脂生産藻類からは、細胞内に蓄えられた油脂を採取できる。採取された油脂は、ジェット燃料およびディーゼル燃料等の原料に活用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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