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公開番号
2025068787
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178790
出願日
2023-10-17
発明の名称
メタン発生抑制装置
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250422BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】より効率的にメタン発生を抑制することのできるメタン発生抑制装置を提供する。
【解決手段】メタン発生抑制装置1は、メタンセンサと、メタン発生抑制手段とを備えている。メタンセンサは、土を含む周辺環境におけるメタン発生の有無を検知する。メタン発生抑制手段は、メタンセンサがメタンの発生を検知したときに、周辺環境の土に含まれるメタン生成微生物の活動を低下させ、メタンの発生量を低下させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
土を含む周辺環境におけるメタン発生の有無を検知するメタンセンサと、
前記メタンセンサがメタンの発生を検知したときに、前記周辺環境の土に含まれるメタン生成微生物の活動を低下させ、メタンの発生量を低下させるメタン発生抑制手段と
を備えている、メタン発生抑制装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記メタン発生抑制手段は、前記周辺環境の土に対して酸素を供給する酸素供給部を有している、請求項1に記載のメタン発生抑制装置。
【請求項3】
前記メタン発生抑制装置は、水上で使用されるものであり、
前記水上に浮くための浮体部と、
水面上を移動するための駆動部と
をさらに備えている、
請求項1または2に記載のメタン発生抑制装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水田、農地などからのメタンの発生を抑制するためのメタン発生抑制装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
メタンガスは、温室効果ガスの一つとして知られている。メタンガスの発生源としては、湿地土壌、海洋などの自然発生源の他に、水田土壌や家畜排泄物などの人為的発生源が知られている。メタンガスは、全ての温室効果ガスが地球温暖化に与える影響の約23%分を担っており、二酸化炭素よりも平均寿命が短い(大気中で約10年)にもかかわらず、同じ重量で比較すると二酸化炭素より強い温室効果を持っていることが知られている。
【0003】
そのため、例えば、水田土壌、湿地土壌などからのメタンガスの発生を抑制するための試みが検討されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、酸化マグネシウム粉末及び/又は水酸化マグネシウム粉末からなるメタンガスの発生抑制剤が開示されている。このメタンガスの発生抑制剤は、粒子径が0.75mm以下の粉末であり、湿地土壌、水田土壌もしくは家畜排泄物などの腐敗性有機物水性混合物に該粉末を添加してメタンガスの発生を抑制する。
【0005】
また、特許文献2には、牧草地、畑、水田、湖沼又は水産養殖池において発生する、メタン、窒素化合物、硫化物等の有害ガスの発生を抑制し、地球規模で温室効果ガスを低減するための有害ガス発生抑制用の微生物製剤が開示されている。この微生物製剤は、バチルス(Bacillus)属、ラクトバチルス(Lactobacillus)属、ストレプトコッカス(Strptococcus)属、キャンディダ(Candida)属及びピキア(Pichia)属に属する微生物を含有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-115572号公報
特開2009-201354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このように、メタン発生源からのメタンガスの発生を抑制するために、発生源に対してメタン発生抑制製剤を添加することが提案されている。しかし、従来のメタン発生抑制方法では、メタンの発生量をモニタリングしておらず、メタン発生量の多寡に応じた製剤の添加を行うことができず、効率的なメタン発生抑制が行えていなかった。
【0008】
本発明では、より効率的にメタン発生を抑制することのできるメタン発生抑制装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一局面にかかるメタン発生抑制装置は、土を含む周辺環境におけるメタン発生の有無を検知するメタンセンサと、前記メタンセンサがメタンの発生を検知したときに、前記周辺環境の土に含まれるメタン生成微生物の活動を低下させ、メタンの発生量を低下させるメタン発生抑制手段とを備えている。
【0010】
上記の構成によれば、メタンセンサが周辺環境におけるメタン発生の有無を検知し、その検知結果に応じてメタン発生抑制手段を適切に動作させることができる。そのため、メタンの発生源に対して、より効率的なメタン発生抑制を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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